トルコ旅行記 Part9〜さよならトルコ！奇跡の最終回〜
トルコ最終日の朝はホテルでゆっくり休む事ができました。
午後の便で帰るので、午前中は好きに使って良いと添乗員さんの指示があったので、一緒に旅をしてきたツアー客の仲間は、朝早く起きて電車に乗って街へ行き、ショッピングをしていたみたいだけど、私達はホテルで休むことにしました。
このツアーは５つ星ホテルに泊まれることを確約していましたが、その５つ星ホテルに着いたところでゆっくりと過ごしたことはありませんでした。
朝早く起きて、夜に着き、ご飯を食べてシャワーを浴びたら０時を回っていることがほとんどでした。
そんなハードな旅で疲れも溜まっていたし、つわりも始まり、いくら最終日とはいえアクティブに街に出ることなんて考えられませんでした。
それに、最後の難関が残っています！ここで出来るだけ身体を休めなければっ (=`ｪ´=；)ゞ
最後の難関・・・それは・・・
トルコから成田までアブダビ経由で20時間近いフライト ｬﾊﾞｲｮ━━<(llﾟ◇ﾟll)>━━ｯｯ!!!!
つわりの私には過酷すぎて、とにかく不安で不安で仕方なかった (；´Д｀A ｀｀｀
午前中の自由時間が終わり、一行はバスに乗り空港へ向いました。
さよなら！トルコ ヾ(´；ω；｀)o尸 ｻﾖｩﾅﾘ～
空港に着くと、ツアー客はバスから降り、空港内に集合してチケットを渡されるのを待ちました。
搭乗券は、添乗員さんがカウンターに行き手配してくれているので私達は、待つだけで良いのです (´ゝ∀・｀)ﾉｼ
しかし、ここから思わぬ展開が待っていました!!
添乗員さんがカウンター戻ってくると、申し訳なさそうにこう言いました・・・
「皆さん、お話があります･･･実は、帰りの座席が満員で全員のチケットを取ることができませんでした。申し訳ありませんが、２人だけ直行便で帰ることになります。」
ツアー客はどよめきました (; ﾟ ﾛﾟ)ﾅﾝ!( ; ﾛﾟ)ﾟ ﾃﾞｽ!!( ; ﾛ)ﾟ ﾟﾄｰ!!
みんな疲れていて、できることなら直行便で帰りたい・・・
続けて添乗員さんは、こう提案しました。
「その二人をじゃんけんで決めましょう、希望の方、もしくはペアの代表者の方は手を挙げて下さい」
私は、すかさず夫に手を挙げるように言ったが
しかし、夫は
「皆が乗りたがっているのに、仮にじゃんけんで勝っても直行便で帰るのは仲間に申し訳ないって思うから・・・俺たちはアブダビを経由して頑張って帰ろう」
と言って手を挙げず、じゃんけん大会に参加しなかったのです ( ；∀；) ｳﾋｬ…
じゃんけん大会が終わり、直行便で帰る二人が決まったので、また添乗員さんがカウンターに行き手続きをしに行きました。
添乗員さんが戻ってくると
「それでは今から、搭乗券を配ります。名前を呼ばれてチケットを受け取った人からチェックインゲートに進んで下さい」
と説明があり、名前を呼び始めました。
名前を呼ばれた仲間は、チケットを受け取り、ゲートへ進んで行きます。
名前が呼ばれていないのが、私達も含めてあと３組となった時、添乗員さんが名前を呼ぶのを止めて小声でこう言いました
「今から私が話すことを聞いても、ここから表情を変えないで下さい」
(´･∀･｀)y-？？？？
「座席が足りないので、あなた方、３組はビジネスクラスで東京まで帰ることになりました」
・・・・？
・・・・？？
ｷﾀ━━(━(-( ( ( (｡・｀∀´・｡) ) ) )-)━)━━!!ｷﾀ━━(━(-( ( ( (｡・｀∀´・｡) ) ) )-)━)━━!!ｷﾀ━━(━(-( ( ( (｡・｀∀´・｡) ) ) )-)━)━━!!
Oh～～神様っ～ ｡･ﾟ･(*ﾉД`*)･ﾟ･。
しかも、空港内のラウンジも使用して良いとの事！
ラウンジには、飲み物、軽食やフルーツ、ケーキやがあり、これまでほとんどトルコ料理を食べれずにいた私にはありがたいことでした。
こんなことがあって良いのだろうか！！！一生分のラッキーを使い果たした気がしたけど、良いことにする (｡-ܫ-｡)ﾑﾌｯ♥
ラウンジを満喫し、時間になったので飛行機に乗り込みます。
初めてのビジネスクラス (*´^ิД^ิ｀*)’`ァ’`ァ…
アブダビまでの３時間、至れり尽くせりで、このトルコの旅で一番豪華な料理が運ばれてきたような気がしました(*￣∇￣*)
アブダビまでのフライトは楽勝でした！
しかし、アブダビから東京までのフライトは、吐き気と腹痛に襲われ、
座っていることもできなくなり、横にならずにはいられませんでした。
奇跡的にビジネスクラスに乗れたので、シートを倒して足を伸ばして寝る事が出来た事は本当に助かりました。
それでも何度も気持ち悪くなり、何回もトイレへ駆け込む事にっ (*;ﾟ;艸;ﾟ;)ﾌﾞﾊﾝ
エコノミーだったらどうしていたのだろうと思うと恐ろしい。
どうにかこうにか成田に無事に着くことができました。
空港では、今回一緒に旅をした仲間たち、お世話になった添乗員さんに固い握手をして別れました ｡ﾟ+(σ´д`｡)+ﾟ・ｸｽﾝ…
こうして、私達のトルコの旅は終わりました。
数日後、トルコから大切に持ちかえった宝物を確認できました。
今の娘であります。
一緒にハードなトルコの旅を乗り切った娘は、現在１歳４ヶ月・・・沢山の幸運と忘れられないトルコ旅行に仕立ててくれたのは彼女のおかげかもしれません。
おわり
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