一枚の写真で子供を救える!?~失踪するインドの子供たち~
今朝、ショッキングなニュースを目にしました。
それは、インドで毎年5万人の子供たちが失踪しているという記事。
失踪の理由・・・それは、人身売買が目的の誘拐で、記事を読むと6歳~12歳の子供達が標的になっていました。
記事を読むだけで、ゾッとし、胸が締め付けられ、どうにか救いの手はないのかと考えましたが、今すぐに私がこの子供達探し出し、親元へ連れて帰してあげる術が見つからず、自分の無力さを思い知らされました。
しかし、無力ながらも、私が唯一できることの1つは、ブログを通してこの惨状を1人でも多くの方に知ってもらうことだと思いました。
この誘拐は貧困層を狙って起きているもので、悲しいことに貧困家庭では、子供の写真を持っていない家庭が沢山ある為、失踪後、姿を消した子供の写真を警察に提出できず、捜査ができないといった悪循環もあるのです。
人身売買とは、売春、強制労働、臓器売買・・・本当に酷いものです。
誘拐された子供達は、今頃、どれほど怖い目にあっているのでしょう・・・
記事によるとインドの首都であるニューデリーでも、毎日14人の子供達が誘拐されているようです。
インドと言えばガンジス川が流れ、多くの人々がその川で沐浴をし身を清め、お祈りをし、神を崇めるといったイメージがあったので、この神聖な地でこのようなことが起こっているとは思いもしませんでした。
どの国もそうですが、観光客が目にする綺麗な風景や景色が、その国そのものだと思ってはいけないと思います。
ガンジス川で身体を清めている間にも、毎日多くの子供達が連れ去られ、幼いにも関わらず売春、臓器売買、過酷な労働を強いられているということも現実です。
きっと、両親に会いたくて泣きじゃくっているでしょうし、逃げようとしては捕まり虐待を受けている子供もいるに違いありません。
まだ幼い子供です・・・なんて惨い事を・・・
この記事を読み、私がインドに行く機会があれば、ポラロイドカメラを持参していこうと思いました。
家にカメラがない、または自分の写真を持っていない子供達かもしれないので、何か起きた時にもしかして役に立つかもしれません。
実際、貧困層の村で子供達の写真を撮り、焼き増しをして配っている警察の方もいらっしゃるようです。
私達は、海外へ旅行する際に良いロケーションのホテル、ショッピング、観光地を主に重視しがちですが、その国の抱えている問題や貧困を知って旅をするのも大切だと思いました。
そして、その国で旅をし、素晴らしい景色で心を癒し、楽しい思い出を頂いた分、少しでもその国で暮らす人々や、街、自然、動物・・・に対して、助けてあげられること、役に立てることを考え、出来る範囲で還元することができたら、もっと世の中優しい世界になると思いませんか!?
相撲界で活躍する力士に日馬富士という横綱がいますが、彼の父はこんな言葉を残していたそうです。
“衣食が足りたら人に尽くせ”
この言葉通り、日馬富士は心臓病を煩っている子供達を支援するNPO法人に机や椅子を寄付をしたり、母国モンゴルに救急車を贈っています。
高価な物、高額なお金を寄付するから素晴らしいのではなく、行動に移せることが素晴らしいと思います。
appmamaのブログは、これまで楽しい事やワクワクする内容を心がけて書いてきましたが、ひとりの親として、人間として感じた事、考えさせられたことも時々書いて行こうと思います。
最後に…オードリー・ヘップバーンが愛した詩の一部を紹介します。
『人にはふたつの手がある ひとつは自分を助ける手 もうひとつは他人を助ける手』
最後に…オードリー・ヘップバーンが愛した詩の一部を紹介します。
『人にはふたつの手がある ひとつは自分を助ける手 もうひとつは他人を助ける手』
いつか、ポラロイドカメラを持ってインドに行こう・・・1人でも多くの子供が無事に親元へ帰れますように・・・
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