軽井沢の家作り Part2 ~基礎と搬入~
Part1を読みのがした方は >> 軽井沢の家作り Part1~計画のはじまり~
義父が見つけた土地は、高台に位置する場所で、その場所へ向かうには急斜面を登る必要がありました。
眺望、日当たり共に非常に良く、掘り出しモノとしか言いようがない土地でした。
実際、その土地があるエリアが、今、建設ラッシュのようで、どんどん土地が整備され、新築の家が毎週のように建っていきます。
そんな人気エリアに、義父はありえない金額の土地を見つけたのです。
“急斜面だから土地が安かったのではないか!?”
と思う方もいらっしゃると思いますが、軽井沢には、このように斜面を利用して別荘を造っている方がたくさんいて、むしろ、そういう場所に別荘を造ると、景色や風通し、日当りが良いので、安さの理由は、斜面のせいではなさそうです。
とはいえ、
“この急斜面の土地に素人が家を建てることができるのだろうか?”
と私は心配に思ったものでした。
本業が大工でもない人々が、果たして家を建てることなんてできるの!?
実際、この斜面に家の基礎を造ることは、到底できるものではなかったので、地元の業者に頼み基礎を造ってもらうことになりました。
基礎は一番大事ですものね!
これが、完成した基礎部分です。
この基礎部分が完成すると、家族・友人らだけで、一軒家を完成させることを目標に一致団結し、本格的に作業が始まりました。
アメリカから輸入した資材は、基礎を造って頂いた業者の倉庫、敷地に保管させてもらうことができました。
この保管場所から購入した土地までは、車で5分ほどの距離だったのですが、大型トラックでは通れない道なので、小型トラックを借りて荷台に必要な分だけの資材を積み、そしてその資材を担いであの急斜面を登るという作業は本当に大変なものでした。
この作業の時、女性たちは何の役にも立ちません・・・
夫は、ガテン系の仕事をしていたこともあって、かなりの戦力になりました。
周りの人も夫がこんなに力持ちだとは思っていなかったのでとても驚いた様子だったし、夫も期待されると応えちゃう性分なので、3本持てば十分な資材を5本持ったりして周りの期待に応えていました(笑)
この数年前まで好きな女の子の名前も聞けず、パンを焼いてはプレゼントし続けた草食系男子が、今や先頭切って重い資材を運び、2人で持たないと持ち上がらない木材も軽々と肩にのせ意気揚々と斜面を登って行くのですから、私もこの変貌ぶりに驚きを隠せませんでした。
それからというもの、資材運びの際に夫はかなり重宝され、この作業がある時は必ず、軽井沢へ借り出されるのでした(笑)
次は、柱、梁部分について書いていこうと思います!!
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