軽井沢の家作り Part7 ~内装作業開始!そしてベランダを作るハンマー妊婦〜

10/26/2012 AppMama 0 Comments

2010年5月から始まった家作り・・・順調なスピードで進んでいきましたが、結婚式の準備や田植えで忙しくなり、一時、家づくりはお預けとなりました。

そして、この年の7月、私達はハワイで結婚式を挙げました。
(ハワイでの挙式シリーズを読む)

ハワイから帰国すると、私達は、90歳を超える祖父と80歳を超える祖母に結婚式の報告を兼ねて会いに行ったり、また、トルコ旅行を計画していたので、旅行会社を回り情報を集めたりと週末は忙しくしていました。
(トルコ旅行記を読む)

義父らも、この時期は忙しい時期で、新潟にある畑を耕し、作物の種を蒔いたり、田んぼに苗を植える為の準備で軽井沢よりも新潟に重点を置くようになりました。

義父にとっては、これは仕方の無いサイクルで、家づくりをしたいという思いはあっても、新潟での米作り、畑仕事は欠かせない大事なイベントの1つです。

何よりも、作物を植える時期、育てる時期、収穫する時期・・・これもまた楽しみの一環でもあり、また義父は作物をただ食べるだけではなくて、種から蒔いて育て上げる過程がどれだけ大変なことなのか、そして、手をかけた作物が無事に収穫できた喜びを常々私達に伝えてきました。

私も生まれは農家ですが、義父の畑仕事に対する熱意には驚かされます。

そんなわけで、夏の間は軽井沢の家作りになかなか取りかかれなかったのですが、ようやく10月になり、義父らも畑仕事が一旦落ち着いたので、再び軽井沢に集まり、家作りを再開することになりました。

そして、今回から家作りの仲間に新たなメンバーが加わります!

それは・・・私のお腹にいる赤ちゃん!!

トルコ旅行から帰ってくると、私の妊娠が発覚し、お腹に小さな命を抱えて私は家づくりに挑むこととなりました!
新メンバーは、このお腹の中にいる赤ちゃんです。

しかし、お腹に赤ちゃんを抱えての家づくりはかなり大変でした。

悪阻(つわり)で、軽井沢へ向う道中はゲーゲーするし、現場に行っても具合の悪さで気分が優れず、家作りの戦力にはなれません。

まぁ、妊婦ですから特に何もしなくても良いとみんな気を使ってくれたし、私自身も無理はしないようにしていたので、危険なことやハードな作業はしませんでした。

しかし、お腹の中の赤ちゃんは、家作りが大好きで、釘を打つ音、板を切る音に合わせてお腹の中でトコトコ動きます。
そのうちに、お腹の中に小屋を建てているのではないかというくらい、ドタバタ忙しそうに動き回わるので、母体はとっても大変でした。

こんな感じで、家づくり第二幕スタートです。

前回は、外観を仕上げたので、今回はいよいよ内装に着手して行きます!

まず、断熱材を壁に敷き詰めていきます。
断熱材を入れるか入れないかで、部屋の暖かさが全く違うので本当にびっくりしました。

もう10月になると、軽井沢はかなり冷え込むので、断熱材を入れる前、入れた後では室内の温度が全く違います。
断熱材を入れた後は、まるで、家にダウンジャケットを着せてあげたように家の中が暖かく感じました。
しかしながら、断熱材の役割は、家を暖めるというだけではなく、夏は室内に熱が籠もらないように遮断する役割もあるので、年中快適に過ごすことができます。

家づくりに携わると、こういう細々とした作業を見ることができて勉強になります。
断熱材の役割について、これまで考える機会もなかったので、経験しながら学ぶって貴重だな~としみじみ思いました。

娘には、ただ頭の中に知識を詰め込む勉強の仕方ではなく、家づくりのように、体験しながら学ぶという環境を作ってあげたいし、これって、大事なことだと思いました。
家を建てるには、数学、地理、建築、デザイン・・・本当に多くの学問が関わってくるので、これほど贅沢な教材はないでしょうね。

断熱材を入れた後は、間仕切り、つまり部屋の配置を決めていきます。
上の写真は、義父がお風呂の空間を作っている写真です。

皆で手分けして間仕切りを立てたり、ベニヤを貼ったり、仕上げ材を打ち付けていく作業が続きます。
そして、キッチンの壁が完成ですっ!!!
家の中は大工道具や板が散乱しているのに、義父は早々と洗濯機、冷蔵庫、キッチン棚、洗面台まで買い、家の中に運び入れていました。

“まだ、早いんじゃ・・・” と思ったけど、運ばれてくる家具や棚を目にすると

「早くキッチン棚を取り付けたい!」

「早く洗面台を置きたい!!」

と思ってしまうもので、結果、それがひとつの目標になって、みんなが一生懸命作業するので、これは良い作戦だな~と思ったりしました(笑)

実際、目標が目に見えていた方が、取りかかりやすかったり想像しやすかったりしますよね。

内装作業も順調に進み、12月になりました。
いよいよ、ずっと先延ばししていたベランダ作りに取りかかります。
このベランダ作りは、トンカチを片手に私も手伝いましたよ!!
まず、木材を運びこみます!木材を運ぶ仕事は、妊婦の私は出来ない作業なので、私はカメラマンとして二人の勇姿をカメラに収めます。
木材を運び込むと、義父と夫がベランダの基礎と骨組みをつくり、その上に板を張っていきました。
板を張り付ける作業は、私も手伝いましたよ!
釘を打つ作業は、地味に体力を使うので、簡単そうに見えてもとっても大変です。
集中して打たないと、釘が曲がってしまったり、上手く板に釘が入らなかったりするので、集中力と体力が必要です。

トン!トン!と釘を打ち付ける音に合わせて、お腹の赤ちゃんもドン!ドン!とお腹を蹴ります。あまりにも、やんちゃなので、きっと男の子だろうと思っていました。
・・・が、実際は男の子にも勝る女の子!この頃はまだ性別を知らなかったので、活発な胎動を感じる度に、男の子だからだと納得していました。

さてさて、そんなやんちゃな娘をお腹に抱えて、無事に板をベランダ全体に張り付けると、義父が板の端部分を綺麗にカットし、こんなに素敵なベランダを作ることができました!
可愛いお家になりそうですね!

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