iPhoneにあって、iPod touch 5(第5世代)に無い機能とその対策!

12/19/2012 AppMama 0 Comments

先月、『iPad miniとiPod touch 5、どっちを買う?機能と性能の違いを比較!』という記事を書いたのですが、かなり好評でしたヽ(*´v`*)ノ
皆さん、読んで頂きありがとうございます(。uωu)ァリガト♪

製品を比較する記事が人気ということで、今日は“iPhone VS iPod touch 5” について書いて行こうと思います。

前回、iPad miniとiPod touch 5の比較記事が好評だったのは、記事を書いた私は意外でした。
“iPhoneを持っているから、iPod touch 5には興味がない”、もしくは“(iPod touch 5を)持つ意味がない”と思っている人が大半だと思っていたからです。
この記事が注目を集めているという事は、iPod touch 5 がかなり注目されているという事なのでしょう。
そんなわけで、今回はiPod touch 5 をしばらく使用した結果気づいた、iPhoneとiPod touchの機能面の違いを比較し、足りない部分をどう穴埋め出来るかを考えてみました!

iPod touch 5 が気になっている方や、クリスマスプレゼントとして誰かに贈ろうと考えている方は是非参考にしてみてください!


【3G・LTE回線・電話が無い】
言うまでもなく、iPhoneとの一番の違いはWi-Fi環境がなければネットと繋がる事が出来ない事・・・

iPhoneは、Wi-Fiがない所でも室内外問わず、いつでもメールやメッセージを送受信できたり、ネットで調べものをしたり、電話をかけたりが出来るのですが、iPod touchは "モバイルWi-Fiルーター" (小型の無線LAN)などを一緒に持ち歩かなければ、iPhoneと同じような使い方は出来ません。

モバイルWi-Fiルーターを持っている、もしくは他に携帯電話を持っていたり、外でネット環境を必要としないのであれば、この点は気にならないかもしれません。

Pocket」という、事前にウェブの記事をiPod touchに保存しておき、ネット環境が無い所でもウェブの記事をいつでも読む事ができる便利なアプリもあります。こういうアプリを上手く活用する事でiPhoneにはない部分を補う事もある程度は可能です。

他にも、アプリを利用してiPod touchを電話化したいという方は、「Skype」や「050 plus」といったサービスを利用することができます。
ただし、050からはじまる電話番号を取得すれば電話とほとんど変わらない使い方が可能になるものの、常にWi-Fi環境がないといつでも応答できなかったり、構造上、電話のように耳にあてて話す事が難しいので、ヘッドセットなどが必要というデメリットもあります。完全に電話代わりとして使用する事を決断する前に十分リサーチした上で検討するべきと思います。


【GPS・コンパスが無い】
外で地図を使いたい人にはこれも注意点の一つです。
まずGPSが無いので、WiFi環境があったとしても、現在地を見つける精度が落ちます。
正しい位置とだいぶズレてしまう可能性が高いです。

もう一つは、内蔵コンパスが無いので、自分が向いている方向(進行方向)に地図の向きを合わせてくれるマップの便利な機能も使えません。はじめて訪れる場所でマップアプリを利用する方は多いと思うし、実際、この機能はかなり役立つのですが、iPod touchでは使えないのは結構辛いです。ナビ的な使い方をする方には、iPhoneのような優秀なGPS機能、コンパス機能がないiPod touchは魅力的に感じないかもしれません。

一応、GPS・コンパスが使えない事はかわらないものの、「MapFan+」のような "オフラインマップ" のアプリをダウンロードする事で、ネット環境がなくてもいつでも地図を見る事が出来ます。これは地図のデータそのものをiPod touch上に保存するので、地図の規模にもよりますが、膨大な容量を使うというデメリットもあります。値段も結構高いですが、災害時など、ネットが使えない状況下でもポケットの中に全国の地図が入っているというのは心強いものです。iPod touchをメインで使おうと考えている方は検討してみる価値があると思います!


【消音ボタン・バイブレーション機能が無い】
ボリュームボタンはありますが、音を消したい時はiPod touchを一度起動してからボタンで消すか、設定などから音を下げる必要があります。ちょっとした事ではありますが、iPhoneだとワンアクションで出来る事が出来ないので、急いでいる時は少し面倒と感じてしまいます。
そして、バイブレーション機能も無いので、音を消した時にバイブレーションで通知してもらう事も出来ません。消音ボタンとバイブレーションがあると、ほとんどボリュームなどいじらずに状況に合わせて対応しやすいのですが、これがないと音を出すか出さないかの2択しかないので、定期的に音を上げたり下げたりする事になり、日常的な事なので少しストレスを感じる部分の一つだと思います。

もしも音を消したい理由の一つが寝ている時に通知で起こされたくないという事であれば、iOS6から追加された「おやすみモード」という機能がなかなか便利です。起こされたくない時間帯など細かく設定する事もできます。これで少しは音の調整の手間が省けるかもしれません。


【明るさの自動調節が無い】
いちいち設定で明るさの調整をしないといけないのも、結構不便と感じる事があります。
ただ、iPhoneの自動調節もあまり役に立っていると感じた事がないので、この機能がない事は実はそこまで気にしていません。素早く明るさ調節が出来る無料のアプリもあるので、そういうので対処する事ができます。


【バッテリーの%表示が出来ない】
これは人にもよると思いますが、バッテリー残量の%表示が出来ない事を不便に感じる方も多いのではないでしょうか。iPhoneやiPadでは%で確認するのに慣れてしまったので、iPod touchの場合は使っていても、だいぶ減るまで気付きにくいのです。これはハードウェア的な制限でないのであれば、是非対応して欲しい機能の一つです。

【まとめ】
結論から言うと、iPod touch 第5世代はかなりiPhoneに近付いたと言えるものの、残念ながら電話(iPhone)の代わりにするのはなかなか難しく、今後も恐らくiPhoneとは差をつけてくるだろうといった印象です。
他の携帯電話とiPod touchを併用する、もしくは、iPhone 5以前のiPhoneを持っている方はそれを使い続けて、iPod touch 5と2台持ちするような使い方もおすすめできます。もう一つは、iPadのCellular(通信機能付き)モデルとの2台持ちも悪くないんじゃないかと思います。
どちらにしても、今のところiPod touchだけでは、色々と不便さを感じてしまうはずです。

以上が、AppMamaの見解です。
最後に、“色々不便さを感じる”と書きましたが、これは一般論で、個人的にはiPod touchには魅力を感じているし、実際、iPod touchだけでも事足りそうなので、近々、iPhoneを解約してiPod touchだけで生活してみようとすら思っています。
これも面白いレポートが書けそうなので、皆さん楽しみにしていて下さい♪

それでは、また、See you~☆

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