【ハワイ諸島の島々】第2回:オアフ島のあの有名なビーチは人工ビーチだった!?定番&穴場ビーチ4選!

1/27/2013 AppMama 0 Comments

1788年、イギリスの探検家ジェームズ・クック船長はソシエテ諸島からアメリカ大陸に向かう途中、オアフ島を発見しました。(実際には最初に上陸した島はカウアイ島ですが、ハワイ諸島の中で最も最初に発見されたのがオアフとされています)
オアフ島は、総面積1,545.3km²あるハワイ諸島の中で3番目に大きな島・・・。
ハワイの州都でもあり、諸島中では、政治・経済の中心となる島です。
毎年オアフ島に訪れる観光客数は、なんと600万人以上と言われ、観光業を中心にどんどん成長していった島であります。

今回は、このオアフ島の以外と知られていない歴史や観光地について触れながら、この小さな島の魅力に迫ってみようと思います (。・∀・。)!!!

まず、“ハワイ”と言って思い浮かべるのは、定番中の定番! “ワイキキビーチ” ではないでしょうか!?
Waikiki Beach
ワイキキビーチは、燦々とと降り注ぐ太陽の下、青い海に白いビーチ・・・まさに南国の雰囲気が満点のハワイを代表するビーチの1つです (o´▽`o)ゞ

しかし!なんとワイキキビーチは、人工ビーチなんです (`・д・´)ノ
今から200年前、ワイキキビーチはタロイモの養殖場として栄えていた場所でした。
ワイキキという地名を調べれば一目瞭然!ワイキキとは、
「wai」=「水」 「kiki」=「湧く」
という2つの意味をもったハワイ語からなる地名なのです (*`・ω・)ゞ
面白いですねっ ( ´艸`)
その昔、ワイキキは、湿地帯でタロイモ作りに適した土地で、現在のリゾート地ワイキキからは想像ができませんが、この辺りはタロイモ畑でした。
1901年、ワイキキにモアナホテルが開業したのですが、当初、海岸は現在のような白い砂浜は存在せず、ゴツゴツした岩場が広がっていました。現在のワイキキビーチの白い砂浜は、オアフ島のノースショアやカリフォルニア、オーストラリアから運んだものなんです!そして、1910年~1920年にかけて、ワイキキは、大型ホテルや観光施設が瞬く間に建設されていきました。そのような歴史的背景があって今のワイキキ・ビーチが誕生するのです (`・∀・´)!!!

2年半前に結婚式を挙げる為にオアフ島を訪れた時、1度ワイキキビーチで泳いだのですが、確かにあの白い砂浜は波打ち際くらいまでしかなく、海に入るとゴツゴツとした岩だらけで足の裏が痛かった記憶があります (´エ`;)
しかし、人口ビーチとは言えども、あのビーチにたどり着くと一気に陽気な気分になり、南国の雰囲気を味わえるんですよね♪

でも、せっかくオアフ島を訪れたなら、ワイキキビーチだけで過ごすのは勿体ないっ!
オアフ島には、ワイキキビーチ以上にすばらしいビーチが多数あるので、頑張って足を伸ばして訪れてみましょう!

まず、なんと言っても欠かせないのはカイルア地区にある『ラニカイ・ビーチ』!
Lanikai Beach
このラニカイ・ビーチは、“全米1美しいビーチ” に選ばれたこともあり、透き通るようなエメラルド・グリーンの海の色と白い砂浜は、さすが全米1のビーチに選ばれただけあり、息を飲む美しさです (・∀・)イイ
ちなみに、ハワイ語で「lani」=「天国」、「kai」=「海」という意味があり、その名の通り、天国を訪れたような幸せな気分になれるのがこのビーチなんです。私も、この景色に何度癒されたことか・・・

このビーチを訪れたら是非、カヤックに乗ってみてくださいね!
カヤックで海に出ると、運が良ければウミガメに遭遇することができますよ。
ハワイで、ウミガメは「幸運を運んできてくれる海の守り神」として大切にされています。ハワイでウミガメに遭遇できたら、良いことが起こる兆しかもしれません!
ここで注意しなければいけないことは、ウミガメに遭遇しても触ったり追いかけることは禁止されているので、絶対にウミガメを脅かす行為はしないようにしましょう。
これはハワイ州の法律で禁じられていることで、ウミガメの周囲4.5メートル以内に近づいてはいけません。
とっても縁起の良い生き物だし、とても可愛いので、うっかり触れてしまいそうになりますが、そっと見守ってあげてください (*m_ _)m

ハワイに限らず、私たち観光客は、自国以外の他の国々に出掛ける際、このようなルールを事前に調べることが大切だと思います。その国の人々が大切にしているもの、崇拝している生き物を大切にしたり、自然を脅かしたり、壊すことをせずに観光することが訪れる側のマナー、礼儀だと思います。また、その国のルールを知らないばかりに、トラブルに発展することもありますから、せっかくの楽しい旅行で気分を害すことがないよう予備知識を仕入れて旅行しましょう!

さてさて、本題に戻って!
続いてシュノーケリング好きな方にオススメなのが『ハナウマベイ』です。
Hanauma Bay
ハワイ語で「hana」=「湾」「uma」=「腕相撲」「避難所」という意味があるそうです。
ハナウマベイには、このような伝説が残されています ヽ(・ω・。ヽ)

~むかし、むかし、“ケオヒナニ” というそれはそれは美しい女性がいました。
この女性に "ココ”  と “ハナ”  という2人の若い族長が恋をしていまい、どちらが  ”ケオヒナニ” をお嫁さんにするか腕相撲で決闘をすることになりました。
この決闘は、昼も夜も、雨の日も風の日も続き、とうとう二人の族長は力尽き、息絶えてしまったのです。
このことに心を痛めた“ケオヒナニ” は

「二人が、私の美しさと清らかさを永遠に眺められるように私を丘にしてください」

と、先祖の神様 ”アクア” に頼んで、自分を丘陵に変えてもらいました。
“ケオヒナニ”  の父親は娘のこの決断に心を打たれ、自分はトカゲに変えてもらい湾を取り囲む丘になって、いつまで “ケオヒナニ” を見守っているのです。~

ハワイはいくつもの、神話や伝説があるので事前に読んでから訪れると、感動が何倍にも膨れ上がります。
このハナウマベイの景色も、伝説を知った上で、景色を眺めるととても感慨深い思いにさせられます。ハナウマベイを訪れる際は、この伝説を思い出してみてくださいね!

ちなみに、このハナウマベイは「海洋生物保護地区」に指定されているので、サンゴや海洋生物に触らないように気をつけながらシュノーケリングを楽しんでください。
ハナウマベイでのシュノーケリングでは、沢山の魚を見る事ができるのでダイビングスポットとして有名です!

もう1つおススメ穴場ビーチは『ワイマナロビーチ』です。
Waimanalo beach
このビーチは、以前夫に連れて行ってもらったことがあるのですが、私が一番好きなビーチです ヾ(o´∀`o)ノ
どこまでも続く白い砂浜、穏やかな波・・・ゆったりとした気分で過ごすことができます。とても美しいビーチにも関わらず、観光客が少ないので、ワイキキの喧噪から離れて過ごしたい人にはおススメのビーチだと思います!
YouTubeにて、ワイマナロビーチの動画を見つけたので参考にしてみてください!BGMもハワイアンソングでとても癒されます♡
以上がオアフ島のビーチ情報でした☆

他にも観光名所など書いていこうと思ったのですが・・・ビーチ情報だけでこんなに盛り沢山になってしまったので、また次回続きを書いていこうと思います♪
次回は、なぜハワイ諸島の中でもオアフ島が政治・経済の中心となったのか…地形や気候、もちろんハワイ王朝時代の歴史についても書いて行こうと思うのでお楽しみに!

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