ハワイ移住計画その2:犬と一緒にハワイへ渡航する手続きと流れ!

3/12/2013 AppMama 0 Comments


先日、私の移民ビザの第1ステップが通過したという記事を書きました。
現在、第2ステップに向けてアメリカ大使館から私宛に資料が届くのを待っている状態です。

>>アメリカ移住計画その1:移民ビザ・第1ステップ通過報告!

この第2ステップを通過できれば、晴れてアメリカへ移住できるのですが、もう1つ、私達が行わなければならない大きな手続きがあります。

それはアン&チョビ(トイプードル♀)をハワイへ輸送する手続きです。

アン&チョビの手続きも半分くらいは完了しているのですが、犬を海外へ連れて行くというのはなかなか簡単ではありません。
特にハワイは狂犬病を出したことがない島なので、検疫がとても厳しくハワイ到着後120日の係留期間が定められています。
しかし、出発前に定められた手続きを踏めば係留されることなく到着後すぐにダイレクトリリースができるので、私達はその手続きを行うことにしました。

・・・とは言っても、その手続き自体、約5ヶ月間程の時間を要するので、ペットを連れて海外旅行または移住することをお考えの方は出発予定日から5ヶ月前から手続きを行うことをおススメします。

どんな手続き&書類が必要なのかというと


①マイクロチップ装着
注射針を見せてもらうと、かなり太く正直、ためらってしまいました。
しかしながら、アン&チョビはその時期、全身麻酔で歯石を取る予定があったので、眠っている間にマイクロチップの装着もお願いしました。

マイクロチップは万が一ペットが迷子になった時、震災の時にも役立ちます。
今回は、ハワイへ渡航するということで装着しましたが、万が一に備えて、大切な家族を失わない様に装着しておいて損はないと思います。

②狂犬病の予防接種(2回)
1回目と2回目の接種間隔は30日です。
日本では、年に1度の接種が義務づけられていますが、海外へペットを輸送する際は2回の接種となるので注意です!


③狂犬病血清検査
2回目の狂犬病予防接種後7〜14日あけてから血清検査になります。

動物病院にて血液を採取し、 『(財)畜産生物科学安全研究所』へ「狂犬病抗体検査証明書(兼申請書)」と血清を送付します。
ハワイへの渡航の場合はその旨を申請書に記載することを忘れないようにしなければなりません。
抗体価の基準は、0.5IU/mlで、この基準を満たしていれば抗体ができていると見なされ、その結果がハワイの検疫所に送られます。

アン&チョビは無事に基準値をクリアできたという報告を受けました。

ハワイの検疫所にアン&チョビの検査結果が届いてから日本で120日の待機となります。
つまり、120日後にハワイへ輸送することができます。

ここまでが、渡航第1ステップ完了という感じです。

④"AQS-278" (ハワイ州指定犬猫輸入書類)の手続き&送付
公証人役場へ行き作成します。

この書類が作成できたら、ハワイ入国10日前までにハワイ州動物検疫所に到着するように送付します。
送付する書類は
AQS-278
AQS-39(狂犬病ワクチン接種証明書/英文)
狂犬病予防接種証明書
マネーオーダーの作成($165)
となります。

⑤健康証明書&ダニ駆除、フィラリア投与
ハワイ到着前14日前に健康診断を受け、証明書(英語版)を作成します。
その際にダニ駆除とフィラリア投与も済ませてしまいましょう。


⑥出国

とまぁ、大雑把に書きましたが、こんなに山のような手続きを踏まなければなりません。
書類が不足していたり、手続きを怠った場合、120日間の検疫所の係留となりますし、最悪の場合出国できない自体になりかねないので慎重に行わなければならず、かなり神経を使います。

何よりも、ペットは貨物扱いになりますから、この手続きが無事に済んだとしても心配ごとはハワイに到着するまで消えそうにありません。

私達のようにハワイへワンちゃんを連れていく方は是非参考にしてみて下さい!

それでは、またSee You〜☆

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