鳥山明の新作マンガを入手!テーマは環境問題!?「おいしい島のウーさま」を読んでバイオ資源について学ぼう!
先日、夫が「おいしい島のウーさま」という冊子をネットで注文しました。この冊子は、愛知県の特定非営利活動法人 “田園社会プロジェクト” が配布している『バイオスフィア』という環境教育教材です。
【この環境教育教材を夫がわざわざ注文した理由】
“環境問題に感心がある!” というのは当然なのですが、わざわざ愛知県から取り寄せたのには理由があります。なんと、この冊子作りにドラゴンボールやDr.スランプの作者で世界的に有名な漫画家・鳥山明氏が無償で参加しているからなのですっ!!
鳥山明氏のマンガがふんだんに使用されているので、鳥山明氏大ファンの夫や私にとっては、多くの人々が村上春樹氏の新刊を待ちわびていた時と同様、この冊子を手にした時の期待感と興奮は計り知れませんでした。
この雑誌は、小学生向けに作られた環境教育教材なのですが、この地球上で暮らしている全ての人が目を通して欲しいと思える冊子でした。
鳥山明氏のマンガが面白いのはもちろん、鳥山ワールドに引込まれ、夢中になって読み進めているうちに、今の地球の資源があとどのくらいで尽きてしまうのか・・・読み終えた時には危機感を持たずにはいられない心境になりました。
【もし地球が直径10mだったら、石油の残量はどのくらい?】
こんな計算したことがありますか!?
もしも、地球が直径10mなら石油の残量は
A. コップ1杯分 B.小さじ1杯分 C.一滴
どれだと思いますか?
答えは是非、この冊子を取り寄せて読んで知って欲しいと思います。
私は、この答えを知り恐ろしくなりました・・・
娘の未来はどうなってしまうのでしょう・・・
ちなみに地球がもし直径10mだったら、という例えで色々な数値が書かれていますが、"海の塩水ではなく淡水(飲める水)" はバケツ2杯程度だそうです!
水が豊な日本ではあまり想像できない事ですが、こうやって世界を小さくして見てみると、水が無くて困っている人達がどれだけいるかというのがイメージしやすくなりますね。
蛇口をひねると水が出てきますが、この恵まれた環境で生活できるのは世界の人口のほんの数%の人間だけだということも知っておかなければなりません。
その他の人々は、川から汲んだり、井戸水、汚染水など、浄化されていない水を使って生活しているのです。
もちろん、幼い子供であってもこの状況は変わりません。そして、そこから病気が蔓延し、多くの幼い子供達の命が奪われているという現実もあるのです。
豊かな生活をしている我々は、この事態から目を背けてはいけないと思いました。
【温暖化でアザラシの赤ちゃんが溺死】
この冊子にも温暖化について解説しているページがありますが、先日、テレビでアザラシ特集を見ていたら、温暖化で氷が溶けるのが通常よりも早く、70万頭のうち50万頭のまだ泳げないアザラシの赤ちゃんが溺死していると伝えていました。
これは、とても悲劇的でショックです。
直接ではなく間接的に、私達人間によってこのような弱い動物達にしわ寄せがきていると思うととても心苦しくなります。
しかし、生態系が狂うと、結局、私達人間にとっても不都合で悲劇的な結果をもたらすということも忘れてはいけません。
鳥山明氏のような巨匠が、無償でこのようなプロジェクトに参加しているというのは、鳥山明氏もまた環境問題に危機感を持っているからだと思います。
夫も私も、始めは鳥山明氏のマンガが見たいという興味本位の方が大きかったものの、この冊子に書かれていることが事実であるならば大変な局面に面しているのだと感じずにはいられなくなりました。私達のように、鳥山明氏のマンガが目当てでこの冊子を手にしたとしても、必ず、マンガから知る地球の真実、そして衝撃は大きいと思うので、皆さんも是非是非手に取って読んで欲しいと思います。
お取り寄せはこちらのサイトからできます:
http://npo.2030.jp/education/
送料込みで1冊400円です!注文から3日後に届きました!
自分の子供と一緒に読んだり、子供に与える一冊としてもおススメです!!
それでは、またSee You〜☆
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