犬と一緒に寝る理由、娘を1人で寝かせる理由
タイトルを見た方の中には、“なんて冷たい母親なんだ!” と思われた方もいるかもしれません・・・。少し冷めた印象を持たせたニュアンスでタイトルを付けましたが、この記事を読めばそれが全くの誤解だということでもありません。
つまり、タイトル通りです。
もうすぐ2歳になる娘は、生まれてからこれまで私と同じ布団で一緒に寝ていました。
その方が娘も安心し熟睡するし、何よりも日本の育児書には添い寝を推奨しているものが多かったのでその通りに実践してきました。
ちなみに日本の育児書には、添い寝のメリット部分を重要視していて、安心感を与えることができるとか、またこの時期にたくさん抱っこしてあげたり、気が済むまで寄り添ってあげることは、精神的の安定にも繋がり、逆に子供の自立に大いに役立つという記事も読んだ事もあるので、これまで添い寝をしてきたわけです。
ところが・・・
私の寝相が悪いんです・・・。
娘を自分の身体の下に押しつぶす・・・なんてことはありませんが、布団を身体に巻き付けるクセがあるようで、娘から布団を知らず知らずのうちにはぎ取り、私だけ温々・・・なんてことがしょっちゅうありました(汗)
そんなわけで、娘を一人布団に寝かせた方が良いと判断し、最近では私は犬と一緒に寝ています。
欧米では添い寝どころか、子供とは別室で寝る事が当たり前のようです。
自立心・独立心を養う、添い寝による圧死を防ぐなどという理由から別室で寝かせることが一般的だそうです。
・・・とは言うものの、2000年に入り欧米でも、添い寝を推奨する傾向も見られるようで、これは賛否両論といったところだと思います。
そもそも欧米では、圧死によって赤ちゃんが死亡するというケースが多いようで、添い寝を危険視するという背景があったのも事実ですから、別室になった経緯も分からなくもありません。
国際結婚の場合、この点について議論になるということが多いようですが、私達の場合、夜中、娘に何か起こらないか(無呼吸、発作、事故等)心配でそのような議論にはなりませんでした。
というよりも、別室にする部屋がなかったということもありますが(笑)
現在は同じ部屋で、布団を分けている状況なので娘に何か起こった場合はすぐに気付ける状況なのでその辺は心配ありません。
ただ・・・ここまでを読んで何か不快に思っている方もいらっしゃるはずです。
きっと、この部分・・・“犬と寝る” ということ!!
私も夫も犬と一緒に寝ています。
犬の育児法の中には、上下関係が崩れるので、犬がベッドに上がる事、ソファーに上がる事すらタブー視しているものもありますが、私は真っ向から反対意見です。
一緒に寝ようと、ソファーに上がろうと、この2匹のBossは夫です。
ソファーに登ったくらいで、この関係が崩れることはありません。
「布団から出なさいっ!」
と言えば、Bossの言った言葉通りに布団から出るし、
「僕の右側で寝るんだ!」
と言えば、言う通りに夫の右腕側に寄り添います。
ですから、その辺はこの2匹はわきまえているようです。
そして、犬が持ち込む菌によって人間には良くない菌がうつるという意見もありますが「犬と一緒に育つ赤ちゃんは病気に強い」という研究も発表されているのも事実。
確かに犬が外から持ち込む菌は多数あるでしょうが、外から持ち込む菌による抵抗力もついていると思います。
保育園に通うと集団生活なのでどうしてもウイルスが移りやすいと言われていますが、犬のおかげかどうか分かりませんが、娘は免疫力が強いようで滅多に風邪をひきません。
(ただ犬アレルギーの方もいると思うので、その場合は距離を保った方が良いですね)
それから私が読む限りでは、犬のしつけ本には犬と寝る事によって起こる問題が分離不安だという記述が多く見られるのですが、私は、分離不安症など精神的にダメージを負っている犬だからこそ一緒に寝てあげることが必要なんじゃないかと思っています。
実際に、洋書ですが、分離不安症の犬と一緒に寝てあげるということを提唱している本もあるようです。
子育ても、犬のしつけも教科書通りにはいきません。
子供も犬も、それぞれ違った性格、問題、長所、短所があり、そして住んでいる環境も違います。ある学者が言った言葉や研究結果が全て、自分の子供、犬に当てはまることの方が少ないかもしれません。
だから私は、娘とは一緒に寝ずに、分離不安症の犬を抱えて今夜も眠るでしょう。
それでは、また、See You〜☆
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