感動の誕生日動画を観て・・・娘の誕生日を特別な日にしてあげる為に考えた事。
一昨日、娘が2歳の誕生日を迎えました!何一つ大きな病気もせずに元気にスクスク育ってくれただけで本当にありがたく、これ以上望むことはありません。加えて、娘の成長と彼女なりの努力や学ぶ姿勢を身近で感じることで、私達が娘から教わるものは大きく、生きる糧を与えてもらっているような気がします。
そんな娘が2歳の誕生日を迎えるにあたって、どんなプレゼントを贈ろうかと数ヶ月前から夫と話し合ってきました。
>>子供の誕生日に贈りたいプレゼント【2歳児編】
しかし、娘にとって欲しいもの、これから必要なものであったとしても、ハワイ移住を控えているのでプレゼントはスーツケースに入る程度の大きさか、消費してしまうものが一番だろうという結論になったのです。
色々考えたあげく・・・私達が娘に贈ったのは・・・
ケーキとお菓子・・・。
娘をスーパーに連れて行って、子供用の小さなカゴを持たせてお菓子コーナーに連れて行き、好きなお菓子を好きなだけ詰めさせました。
好きなだけと言っても子供用のカゴは、ポテトチップス一袋を入れたら満杯になる程度の大きさなので限度があります。
娘は駄菓子コーナーに行き、小さいお菓子をカゴに詰め始めました。
その時の娘といったら、目を輝かせて「わ〜♡」と言ってパッケージのキラキラやアニメのキャラクターが書いてあるキャンディーを何個もカゴに入れていました。
駄菓子ですから、高くても70円ほどで合計500円程度のお菓子を買って娘は大喜びしていました。
先日書いたブログには、2万円代のタブレットを紹介しておきながら、実際には500円程度でプレゼントを済ませてしまったというオチです(笑)
でも、娘が1番欲しいものは知っていたので、やはり私も夫も心が痛みました・・・娘が欲しいもの、それはカゴいっぱいのお菓子でもなければ、2万円のタブレットでもありません。
娘が今欲しいのは・・・三輪車。
娘は、公園に行くと三輪車に乗っている子を羨ましそうに見ていたり、まだ分別がついていないので停めてある三輪車に乗ろうとして持ち主の女の子に怒られていたりしていて、三輪車が今一番欲しいプレゼントであることは痛いくらいに感じていました。
でも、ハワイには持っていけそうにないのでお預けです。
その日の夜ことです。
夕飯を食べ終えると私の父が、リボンがかけてある大きな箱を車から出して娘に渡しました。
実際、娘はまだ2歳なのでプレゼントの意味もまだ理解できず、父からのプレゼントの包装紙をビリビリ破き、しばらくは包装紙を破くことを楽しんでいました。
しかし、包装紙を破くにつれて、アンパンマンの画が見えてくると興奮した様子で
「アンパンマンっ!!!アンパンマンよっ!!」
と叫びながら夢中になって中身を確認しようと必死になりました。
そして、包装紙の中から表れたのは「NEWメロディアンパンマンカー」!!
ペダルがないので三輪車とは違いますが、股がって足で地面を蹴りながらこのアンパンマンカーで家中を走り回りました。嬉しい事に、クラクション部分を押すと娘の大好きなアンパンマンの主題歌が流れます。何度もこのクラクションを鳴らし音楽をかけてハンドルを握り、気分はもうドライブモード全開です。
ハワイには持っていけないから三輪車や大きな玩具はいらないと忠告したにも関わらず、まして、ここにもあと数週間しかいないのに、娘の為に買ってくれた両親に感謝せずにはいられません。
それに、今はネットで安く買えるし、送料無料で家まで届けてくれるのに、わざわざ仕事帰りに量販店に行き正規の値段で買ってきた両親に対し、申し訳なくそして有り難く思いました。
両親は・・・とくに父は昔気質な所があるのでネットで買うということにいまいち実感がないのかもしれませんが、選ぶ手間、買う手間をかけたプレゼントは一層気持ちが伝わります。
私達も普段、ネットに頼りがちなのですが、こうやって手間をかけて物を買う、選ぶという大切なことを忘れていたような気がします。そんな事を考えさせられた娘の誕生日なのですが、もう1つ・・・
この動画をご存知ですか!?
「Lily's Disneyland Surprise!」
涙・・・!!!
有名な動画ですが、何度観ても涙が出ちゃいます・・・
最近、物を与えるガマンを覚えないといけないな〜と反省しています。
どうしても、興味がありそうなものや目をキラキラさせて嬉しそうに手に取る娘を見ると、ついつい与えがちなのですが、物を得る喜びや特別感を失わせているということにこの映像を見て気付きました。
私達大人は、ある程度何でも手に入れることができるので、欲求のままに欲しいものを手にしますが、その欲求を子供に向けるのは違うのかもしれません。
子供が喜ぶ顔が見たくて物を買い与えてしまいがちな私達でしたが、娘には我慢や、頑張ることによって得られる喜び、それから、モノを大切にする気持ち、感謝の気持ちを持てる子になって欲しいという本来の私達の考えから逸れた方向に進んでいるということに気付きました。
子供は、玩具がなければ自分で玩具を作り、遊び方を考え、ルールを決めて遊ぶものです。
そして、年に1度の誕生日、クリスマスが待ち遠しくて、何ヶ月も前から欲しい人形やおもちゃを心待ちにし、そのおもちゃを手にした時の喜びは一入でした。
そんな特別な喜びさえも買い与え続けることで奪っているのかもしれません。
反省、反省っ!
そんなわけで、娘の誕生日から感じたことを綴ってみました!
それでは、またSee You〜☆
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