愛犬が怪我をした!!犬の爪が取れてしまった場合どうする?
一昨日、9歳の愛犬アン(トイプードル♀)が怪我をし、急遽、動物病院へ行ってきました。怪我の原因は私の不注意です ( ;∀;) ウヒャ…
私がアンを抱き上げようとした際にアンが体勢を崩し、私の腕から落ちてしまったのです。しかし、アンに関してはこのようなことは子犬の頃から日常茶飯事のことで
「またか〜!! アン、しっかりしておくれっヽ(・ω・。ヽ)!!」
と、さほど重く捉えませんでした。
ちなみに、もう一匹の愛犬チョビは抱き上げられる際、自分から抱えられやすい体勢を取ります。お座りをし、背中を飼い主に向け
「ハイ、抱き上げてくださいましっ ヾ(o゜ェ゜o)ノ♪」
ってな感じでポーズを取ります。この体勢は、安全に抱き上げることができるので、飼い主にとっても犬にとっても負担がありません。しかし、アンはどちらか不器用というか鈍臭い部分があるので、抱き上げられる体勢を取れず腕から落ちてしまうことがよくあるのです。
しかし、今回はいつもよりもハデに落ちてしまいました。
落ちた高さは低かったものの、落ちる際に正面にあったガラス戸にぶつかり、着地の際にバランスを崩してしまいました。
ところが、打ち所が良かったのか悲鳴もあげず平然とした顔をしていたので、どこも痛くなかったのだろうとまた抱き上げベッドルームへ行きアンを部屋におろしました。
その数秒後・・・
振り返ると、部屋中が血だらけで、まるで殺人事件現場のよう ((((;゜;Д;゜;))))カタカタカタカタカタカタカタカタカタ
そして、血だまりの匂いを嗅いでいるチョビの横で、必死に足を舐めているアン・・・。
すぐさまアンに駆け寄ると、ポタポタと血が右足から流れ出て来たのです。
アンを抱き上げ、すぐに夫を呼んで動物病院へ!!
・・・とはいうものの、家から動物病院までは車で20分ほどあり、このような緊急時にはかなり焦ります。出血している足をタオルで巻いてみたものの、血が染み出てくるわ、痛がるわでとても見ていられるものではありません。
ようやく病院に着いたのですが、最悪なことに日曜日だったこともあって激混みです!!
受付けを済ませ、待合室の椅子に座っていると、何故か好奇な視線が注がれました。始めは夫が外人であるからだと思っていましたが、待合室で待っていたある飼い主に
「・・・手術後ですか!?」
と声をかけられたので、冷静に自分の姿や夫を見てみると、私の腕も夫の腕も血だらけで、私はアンを抱いていた為に洋服にも血がつき、真っ赤に染まったタオル持っていたので皆驚いていたようなのです。
そうこうしている内に診察の順番が回ってきました。
経緯を説明すると、獣医さんは
「患部を見るので動かないように押さえて下さい」
と指示され、言われた通りアンを押さえると、獣医さんは患部の毛を取り分けて指で何かをつまみピッと抜きました。
その拍子に、アンは悲鳴を上げ、患部からはまた血が噴き出し診察台に血が落ちました。
な、何事っ!?
獣医さんがアンの足から抜いたソレを診察台に置きました。それは・・・爪!!!
爪がまるまる1本抜けてしまったのです!!
どうやら、着地した時に爪が根元から折れてしまったようで、獣医さんはプラプラしている爪を取ったのでした。
その程度で良かったと言えばそうなのかもしれませんが、爪が1本抜けた状態を想像してみて下さい。力を入れる事さえもできず、何か触れるだけでも激痛でしょう。
獣医さんはこう言いました。
「自分の爪を見てください。この皮膚と繋がっている爪が全部剥げてしまった状況です。根元が少しでも残っていればまた生えてきますが、根元ごと取れてしまっていたら、もう爪は生えてこないでしょう…」
ちなみに、私の祖父は癌で亡くなったのですが、生前、抗がん剤治療の副作用により髪の毛のみならず爪まで剥げてしまい、それは歩けないほど痛かったそうです。
ですから、アンも相当辛い状況で、右前足を浮かしながら歩いています。
今朝は、痛さのあまり震えが止まらない状況だったのでまた動物病院へ行きました。しかしながら、今の状態をすぐにどうこうできるものではなく、時間が経過し痛みが和らぐのを待つしかないというもので、一昨日処方された抗生物質の錠剤を飲ませ様子見という判断です。
それにしても、田舎の動物病院は良心的な料金!
一昨日、爪の処置をしてもらった時は診察料+爪切り+肛門線絞り、そして薬5日分で2600円!
今日に限っては診察料はタダでした m(*-ω-)m
東京にいた頃、アンの角膜が傷付いてしまったので、近所の動物病院にアンの目を診てもらったところ、目薬を処方され1万円もかかった病院がありました。しかし、その目薬をつけても全く治らなかったので、長野の病院にて診てもらうと、3千円ほど済み、あっという間に治ったということもありました。
東京の動物病院でも良心的な料金で行っているところももちろんあるとは思うし、私達が行った病院がたまたま高い動物病院だったのかもしれませんが、今回もこのような料金で良心的に処置してもらうと地方の動物病院に感謝せずにいられません。
話は逸れましたが・・・
犬は、オシッコやウ◯チをする時に、4本の足で踏ん張るのですが、片足に激痛が走るアンには今やオシッコやウ◯チをするのさえひと苦労・・・。
1日に4回ほどオシッコをするアンが、1日に1回できるかどうか、ウ◯チに関しては1日に1
〜2回していたのが、2日に1度とトイレすら大変な様子。
大好きな散歩も歩けないので抱っこして散歩しています。
それでも、少しフラットな柔らかい地面でおろしてあげると、ケンケンしながら頑張って歩きます。
その様子がこちら・・・
今回爪が折れてしまったのですが、このブログを読んで下さる方の中でも愛犬家は多いと思うので、爪が取れてしまった時の処置の方法を簡単に説明しておきます!
まず、なんらかの衝撃により爪が取れたり剥がれたりしない為には、爪を伸ばしてはいけません。1ヶ月に1度、長くて3ヶ月に1度のペースで爪を切ってあげましょう。
もしも、アンのように爪が取れてしまった場合、消毒をしたり冷水をかけて洗うのは厳禁です!ぬるま湯で軽く洗ってあげて下さい。ぬるま湯で洗うことでさえ激痛ですから、本当に軽く優しく洗いましょう。
そして、早めに動物病院へ行き処置してもらって下さい!!
アンの足が治りますよーーーに!!がんばれ〜!!
それでは、また、See You〜☆
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