一生に一度は経験してみたい!冒険心くすぐる貨物船の旅!

5/05/2013 AppMama 0 Comments


『貨客船』という船を皆さんはご存知ですか!?

『貨客船』とは、貨物船に旅客を乗せて輸送する船のようで、日本ではあまり馴染みがないようですが、海外ではこの貨客船を使って旅をする人も多いようです。

実は、最近『貨客船』でハワイへは行けないだろうかと考えていました。
それは、飛行機移動での心配事が大きく、その心配事を回避する為の策として考えていました。


飛行機での心配事・・・まず娘が6〜7時間、他の乗客に迷惑をかけずに搭乗していられるか、そして気圧で耳が痛くなったり具合が悪くならないだろうかという不安です。
私達大人は、気圧によって耳に違和感を感じると耳抜きをしながら調節することが可能ですが、2歳の娘が万が一耳が痛いと訴えた時に「耳抜きをしてごらんよ!」と言ったところで出来るはずがありません。もしも、耳が痛いと訴えられ、泣き叫んでしまったら他の搭乗者の迷惑にもなるでしょうし、そんなことを考えるとなんだか不安です。

もう1つ、不安なこと・・・貨物室で犬を運ぶということ。
犬を飛行機で海外に運ぶのは初めてのことで、しかも貨物扱いというのは不安です。
最近では貨物室の温度調整をしてくれる航空会社も増えたものの、耳に違和感を感じパニックになるとか、衰弱死してしまうという話も聞くのでとても不安です。
特に、パグやフレンチブルドックのような鼻の短いワンちゃんは体温調整が苦手なので、最悪の場合、死に至るケースも多いらしく航空会社も犬種によって預かれないという会社もあるようです。ペットアレルギーの人も搭乗しているでしょうから、ペットを貨物室で運ぶということは仕方ないと理解しているものの、やはり無事に2匹の犬をハワイに連れていけるか・・・これも心配ごとの1つです。

このような不安材料を考えると、自分たちのことだけでも精一杯なのに、他にも色んなリスクを抱えているのだと感じずにはいられません。
このリスクを少しでも軽減する為に、普段から夫と色んなシチュエーションを想定して解決策を考えていますが、きっと想定外のハプニングも起こるのだろうと覚悟しています。

そんな折、義父に「貨物船でハワイまでは行けないのか!?」と提案されました。
義父によると貨物船に一般客が乗るという方法があり、その方法で日本からハワイまで行けないか調べるべきだと言われました。

私の父は漁師なのですが、数年前までは、ハワイやオーストラリア、ニュージーランドなどへ行く漁船に乗っていました。義父も若い頃は漁師をしていた時期もあり、その頃のエピソードも色々聞かされていて、私も夫も船という乗り物はそれほど大げさなものではない感覚です。

それに貨物船に乗船するというのは、義父らしい、外国人ならではの発想で、私と夫自身も何日掛かろうとも、時間に縛りのない私達の生活なら可能な移動手段ではあるので、面白い試みだと冒険心に火がつきました。

確かに船ならば時間はかかっても、耳鳴りの心配はないし、ベッドもあるので疲れたり具合が悪い時は身体を伸ばして休むこともできますよね。犬もゲージよりは大きいスペースにおいておけるので、飛行機の貨物室でゲージで過ごすよりはストレスがないと思います。

ただし、貨物船に一般客を乗船させる場合はごくわずかな定員ですから、早めに問い合わせた方が良さそうです。このような船を『貨客船』と言います。

この『貨客船』を使う人々は、長期旅行者だけではなく、私達のように海外に家族や家がある人が使用するのも少なくありません。
料金ですが、1日75ドル〜150ドル。部屋がツインかダブルかで値段も変わってくるものの、この程度のようです。
貨客船なので、豪華客船のようなエンターテイメントやレストラン、ショップ、ジムがあるわけではありませんが、大海原を航海するというのは人生に何度ある事ではありませんし、読書をしたり音楽を聴いたりして海を眺めながら一日をゆったりと過ごすというのも悪くないと思います。

・・・んがっ!

ゆっくり過ごすのは良いのですが、調べたところ日本からハワイまでは、1週間から10日間くらいかかるそうです。
ですから、1番安く想定しても、

$75×10日間=$750

なわけで、これにチップなんかを加えると・・・もしかすると貨客船の代金は航空券とさほど変わらないのかもしれませんね。
しかし、『貨客船』に乗船するなんて人生に何度あることではないし、犬をストレスなく運ぶ手段としては考えられる範囲内の移動手段ではあるので、諦めることなく『貨客船』について調べてみました。

んが・・・!!

調べても、調べても日本〜ハワイ間の貨客船が見当たりませんっ(汗)
むしろ、ハワイ行きの貨物船に一般客を乗せることはないとの記載までありました。
あちゃ〜。。。

しかし、豪華客船だけではなく、貨客船で旅をすることもできるということを知れたのは、私達にとっては素晴らしい情報でした。
日本〜ハワイ間の『貨客船』がなくても、ヨーロッパやアメリカ、カナダ・・・・世界中のあちこちにこのような貨客船があるので、いつか乗ってみたいな〜と思いました。

そういえば、トルコで地中海を船で渡ったとき、甲板からぼーっっと海を眺めているだけでも気持ちが良く、いつまでも眺めていられる気がしたのを思い出しました。
船が好きな人や、貨客船に興味がある方は調べてみて下さいねっ!

まぁ、まだ希望は捨てず、海外のサイトでも夫に調べてもらおうと思います!

それでは、またSee You〜☆


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