驚愕!週休3日制のハワイ州の教育事情!

6/21/2013 AppMama 0 Comments

軽井沢に移り住んで明日で一週間になろうとしています。

今週の軽井沢は、ほとんど雨・・・。それでも、雨の降り注ぐ音が妙に心地よかったり、乾燥していた土が一気に雨水を吸い上げて、日に日に青葉が生い茂る草木を眺めるのも悪くないものです。
岩手と同様、ここ軽井沢でも自然に囲まれて生命の息吹を感じながら、ゆったりと一日を過ごさせてもらっています。

さて、私達のアメリカ移住はどうなっているか、簡単にお知らせすると・・・これまで、諸々の手続きや申請を行ってきたわけですが、申請した書類の返事がまだもらえず、こちらから問い合わせることもできなそうなので、ひたすらじーっと首を長くして待っている状態です。

実は、こうやって待っている間に少しずつ...というか大幅に私達の考えが変わってきました。

それは、ハワイで暮らすということについて・・・。

今年の2月に会社を辞め、申請やら面倒な手続きを行い、家を引き払い、家具や食器を捨てて私の実家である岩手に移り住んだのですが、この岩手での暮らしが私達の理想とする環境だった為に、移住の気持ちが薄れていってしまったのです。

【四季のある生活】
中でも “四季” のある暮らしは大切だと思いました。娘にはこの四季を感じながら、学び、耐え、成長して欲しいという思いが出てきました。
ハワイの年中温暖な気候の中で、親も子も共におおらかな気持ちでゆったり生活したいという憧れもありますが、季節ごとの風景の移り変わり、さまざまな生き物の命の変化を感じながらたくましく育って欲しいという願いが強くなったというのも事実です。

【ハワイの教育】
ハワイへ移り住むことの一番の不安が、教育面。ハワイの公立学校の教育レベルはアメリカ全土の中では下から2番目なのです。

とはいうものの、夫もハワイ大学に進学したし、夫の弟は音楽大学で有名なバークリー大学を卒業しているので、いくらハワイの教育レベルが低いと言っても、努力次第では大学進学という道もあります。
しかし、今、ハワイ州では財政難により職員を大量に解雇し、公立の小学校〜高校は週休3日制という自体に陥っているそうです。この話を聞いた夫は「財政難に一番大切な“教育”をカットするなんて、おかしい!!」と憤っていました。ハワイ州に限ったことではないですが、このような現状を知った上でハワイにいく必要があるのだろうかと疑問を感じたのです。

上で言った様に、本人の努力次第で大学も就職もどうにでもなるのだと思いますが、毎日通う学校だからこそ、恩師と呼べる先生に出会って欲しいし、詰め込む勉強ではなく、学びたいと自らが思える環境が学校という場所であって欲しいと思います。
それには、先生方の熱意、指導力が問われるわけですが、職員の大量解雇、そして教育面での経費削減となると、教師として優秀な人材が、そして充実した授業が損なわれているような気がしてなりません。
教育というものを軽視した結果なのか、そうせざる得なかったのか・・・とにかく週休3日制という州の方針に不安もあり、また私達が理想とする教育への考え方とは違う気がしたので、ハワイ移住はもう1度検討し直そうという話になりました。

こんなに「教育、教育・・・」と言うとなんだか私達が教育ママ&パパのように誤解されるかもしれませんが、“教育”を受けるということは、娘自身の為ではありません。娘が将来、人のため、社会の為に役に立つ為に必要なことなのです。

そんなわけで、永住権の手続きが滞っていても前ほど焦ったりしていません。
もう一度、色んな観点から他の国、もちろん日本を含めて考えていこうと思います。夫の仕事の兼ね合いもあるので、仕事をしていく上で夫が力をこれまで以上に発揮できる場所で何より私達が心から“ここだ!!” と思える場所が見つかると良いな〜と思っています。


それでは、またSee you〜☆

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