ミントの香りで虫を撃退!ハッカ油で虫除けスプレーを作ってみた!
最近、日本国内でダニ感染症により死亡というニュースをよく目にします。ダニ感染症とは「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と呼ばれるもので、症状は発熱、嘔吐、下痢、そして恐ろしいことに血小板が破壊され、出血が止まらなくなるというのですからとても怖い感染症です。潜伏期間は、噛まれてから6日〜2週間とされており、現在、治療薬、ワクチンはありません。
私達が現在暮らしている場所は、草むらや畑が多いので、このようなニュースは他人事に感じず身近な問題です。犬も飼っているので、犬にダニが付くのも心配の1つです。
現に、犬にダニが付いてしまい病院に行ったこともありますが、恐ろしいことにダニは皮膚の中に顔まで突っ込んで血を吸います。血を吸うとダニはピンセットでつまめるくらいの大きさまで膨れ上がるのですが、血を吸っているダニを簡単に取ることはできません。
無理矢理ダニを引っ張ると、皮膚の中に顔が残ったまま身体だけもぎれてしまい、しこりとなってしまうのです。ですから、ペットにダニがついてしまった場合は即病院へ行くことをお薦めします。
ペットももちろんのこと、人間も気を付けなければなりません。
しかし、どんなに気をつけていてもこの通り...(TOT)
娘が虫に刺されてしまいました。
痛いのか痒いのか夜中も目を覚まし、しきりに刺された患部を私にさするようにお願いしてきます。自然の中での暮らしも楽しいことばかりではありませんね。
もちろん田舎暮らしをするようになってから、虫除けスプレーを常備し、外出する際は市販のスプレーをかけて出掛けることを徹底してきましたが、どこで刺されたのか・・・。
やはり自然が多いと私達が知り得ない強力な害虫が存在するようで、何ヶ所もこれ見よがしに刺したようです。何に刺されたかわかりませんが、今日は、足の裏も同じ様に腫れていました。
しかしながら、子供やペットに市販の虫除けスプレーを使用するのは正直なところ抵抗があります。大抵の虫除けスプレーには『ディート』という成分が入っているのですが、この成分がとても怖い!! 稀に神経障害や皮膚病が起こることがあり、カナダでは子供への使用に規制が設けられているそうです。
そこで、安心して使える虫除けスプレーはないものか調べてみました。
【虫除けスプレーの作り方】
先日、温泉に行った時のこと・・・
その温泉施設の玄関にハッカ油で作った手作りの虫除けスプレーが常備されていました。
手作りだからとバカにすることなかれっ! なんと、このハッカ効果でダニは死んでしまうそうです。何よりも殺虫剤が入っていないので、娘にも犬にも安心して使うことができます。
田舎に住んでいなくても、これから蚊に悩まされる時期でもありますし、犬を飼っている方は散歩前にこのハッカ油スプレーをワンちゃんの身体に散布すると良いと思います。作り方を紹介するので是非参考にしてくださいね。
【材料】(約100ml分)
ハッカ油 2cc (スポイトで約40滴)
無水エタノール 10ml
水 90ml
スプレー式容器
スポイト&計量カップ
【作り方】
(1)空の容器にハッカ油2ccと無水エタノール10mlを入れます。無水エタノールよりも少し安い消毒用エタノールでも代用できます。無水と消毒用の違いは、消毒用は殺菌力が高い事です。9割は水で薄めるのでそこまで大きな違いはないかもしれませんが、少しでも刺激を抑えたい場合は無水の方を選択した方が無難かもしれません。ハッカ油も少し刺激が強いと感じる場合は1cc(約20滴)に抑えてみてください。
(2)次に容器に水90mlを加えます。水道水でも良いですが、ベストなのは精製水を使う事のようです。
これだけで出来上がりです。子供でもお年寄りでもワンちゃんでも安心して使う事ができるので、皆さんにも是非作って欲しいと思います!!
それに、カーテンやクッション、玄関に散布するとミントのスッキリとした香りで気分もリフレッシュされるので、仕事中やお掃除中、気分転換をしたい時に使用するのもお勧めです♪
皆さんも作ってみてくださいね☆
それでは、See You〜☆
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