2020東京オリンピック開催決定!経済効果3兆円への期待と残された3兆ベクレルの課題!
昨日から今日にかけてAppmamaの閲覧数がグビーーーンっと伸びたので、“何事かヽ(・ω・;ヽ)!!!?”
と思い、詳しく調べてみたところ、東京オリンピック開催決定という昨日のニュースが、以前書いたオリンピック記事にヒットしたようです。
>> 56年ぶりの開催なるか!? 2020年・東京オリンピックに向けて国立競技場が生まれ変わる!
経済効果は3兆円超えとも言われており、観光や商業的な経済効果だけではなく、雇用問題についても解決の糸口のひとつとなるのではないかと期待してなりません。
その一方で・・・
今回の候補地選びの際には、トルコのイスタンブール、スペインのマドリッドと並んで、東京が立候補したわけですが、原発問題が収束していないにも関わらず、東京が選ばれるのかどうかは個人的に正直疑問でした。
一部では “収束した” “問題ない” という政治家や報道もありましたが、8月22日に発表されたニュースでは、事故直後に原子炉建屋で発生した極めて濃度の高い汚染水が、海に流出していたそうです。これが “収束” または “問題ない” と言えるのか・・・。
ちなみに、これまでに海に流出した放射性物質の総量はどれくらいなのかみなさんご存知ですか!?
なんと “3兆ベクレル” と推計されているんです Σ(・ω・;|||
安倍首相は、最終プレゼンテーションにて
「The situation is under control」
と言ったそうですが・・・
(*゜Д゜*)ェ…そうなんですか・・・!?
とにかく、2020年まであと7年あるので、この東京オリンピック開催決定という吉報を機に、原発問題をクリアにしていって欲しいです。これは、オリンピックの為だけではなく日本の将来、そして、日本の将来を担う子供達の為にも真剣に、目を背けずに、隠さずに取り組まなくてはいけないことです。
それから、東京がオリンピック開催地に決定した昨日、こんな素晴らしいエピソードがあったようですね。
東京が開催地に選ばれた直後、トルコの首相であるエルアドン首相が安倍首相に駆け寄り抱擁したんだそうです。トルコと言えば、2020年のオリンピック開催地をめぐり、ライバルであった国。投票結果を聞いて、もちろん落胆したとは思いますが、その感情よりも先に相手国を称える姿勢は素晴らしいなと思います。見習うべきですよね、なかなかできることではありません。
トルコは親日であることでも有名です。
これは1980年に勃発したイラン・イラク戦争中にあった本当の話。
1985年3月17日、フセイン大統領はイラン領空を飛ぶ航空機を攻撃すると声明を出しました。これは、戦闘機のみならず民間機も対象であり、無差別攻撃を意味します。
当然、イランにいる在留外国人はイランを出国し避難しました。
しかし、当時の社会党の反対や、日本航空労働組合の反対により、イランに残された邦人を迎えにくる飛行機はありませんでした。
残された日本人の中には、覚悟を決めて遺書を書く人もいたというのですから、その時の緊迫感、絶望と言ったら想像以上だったことでしょう。
そんな中、伊藤忠商事の森永堯氏が当時のトルコの首相である、オザル首相に日本人救出を依頼したんだそうです。
オザル首相はこの依頼を承諾し、特別機へ搭乗してくれるパイロットを募ったそうです。
すると、なんとその場にいたパイロット全員が手を挙げたんだそうです。
そして、攻撃が開始される1時間前に特別便により日本人は救出されました。
なぜ命の危険を冒してまで日本人を助けようと思ったのかは、以前も書きましたが『エルトゥールル号事件』という歴史的な事件にまで遡ります。
>> トルコ旅行機 Part5〜温泉都市ヒエラポリスとパムッカレ、そしてコンヤ〜
というように、日本とトルコは歴史的に手を取り合い、助け合ってきた経緯があるんです。
とは言っても、今回のように東京が開催地として決定した時に、すぐに日本を祝福したトルコの首相、そして、ツイッターなどでエールを送ってくれるトルコ国民は素晴らしいと思います。
現在、トルコの隣シリアでは内戦が続いていますが、どうか早く平和に落ち着いて、次の開催地こそトルコで開催される良いな〜と心から心から願わずにはいられません。
そして、トルコが開催地として選ばれた際には、どの国よりも先に祝福できる日本でありたいな〜と思います。
それでは、See you〜☆
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>> トルコ旅行機 Part1〜成田からアブダビまで〜
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