勤務地は図書館!? iPhoneアプリ開発者の夫、ノマドワーカーに転身!?

9/19/2013 AppMama 0 Comments

昨日から生活スタイルをガラっと変えてみました。
これまで家で仕事をしていた夫には朝から図書館に行ってもらい、できるだけ外で仕事をしてもらうようにしました。

個人iPhoneアプリ開発者は、パソコン1台あれば “いつでも” “どこでも” 時間や場所を選ばずに仕事ができるというのが強みであり、このスタイルが1つの魅力です。
とりわけ夫は、娘の育児に携わりたいという人なので、家で仕事をしながら娘の世話ができるというこのスタイルに満足していました。
しかしながら、仕事と育児を両立するというのは難しいことで、理想と現実は全く違います。

【仕事に集中したくても集中出来ない】

夫が仕事モードになっても、娘は夫の腕を引っ張ったり、呼びかけたりと、どうにか夫の気を惹こうとして全く仕事になりません。私がどんなに娘を見張っていても、パパっこの娘はどうにか夫の元へ行こうともがくのです。私も一日中、娘を見張っているわけにもいきません。掃除、洗濯、食事の準備とやらなければいけないことがありますから、娘から目を離さなければならない時だってあり、まさに目を離した数秒の間に、夫のところへ行って仕事の邪魔をするという現実です。よって、夫はその都度小さなストレスを抱えていたのです。

夫は『父親も育児を手伝うべきだ』という思いが強く、娘が産まれてからこれまで子育ての責務を果たそうと仕事と子育ての両立を目指して努力していました。

しかし・・・

限度ってものがあります(笑)

仕事が出来なければ収入には繋がりませんから、夫にはやはり仕事に集中する空間と時間が必要です。娘を一時保育に預けたりと工夫はしていますが、毎日保育園に預けられないという今の状況は仕事にもムラが生じ、夫婦の間でもストレスによる喧嘩が多くなったのも事実です。

そういうわけで、これまでの生活スタイルについて軌道修正しなければならないと考え、夫の仕事は外でしてもらう方向になりました。
私自身、これまで夫のサポートを受けながら子育てをしてきたので、1人で娘の面倒をみれるか多少の不安があったものの、やってみると案外、夫が家に居ない方が娘の面倒をみるのが楽なのです(笑)
私が目を離した隙に娘が夫の仕事の邪魔をしていないか気にしなくてすむし、娘の方も夫がいなければ、自分一人で遊ぶので実は夫が不在の方が楽だと気付きました(笑)

これまでは、家事も育児も夫の仕事のサポートも上手に完璧にこなそうと思う自分がいて、しかし現実は思うようにならずイライラし、それが夫に伝わり、娘に伝わり・・・悪循環だったな〜と思います。
夫が仕事に集中できる空間が持て、自分もマイペースで家事や育児をしている方が何倍も心が楽ですね。

義母にも言われましたが、“仕事モードに切り替える” という習慣は家で仕事をする人だからこそ必要なんだと思います。着替えることも、必要な道具を鞄に詰めることも自分が今日どんな仕事をするのかイメージをするきっかけになります。

それから、積極的に外に足を向けることで、自然と人脈を作ることができたりします。
人はどこでどのタイミングでどんな人に出会うか分かりません。私なんて、たまたま犬を散歩していて夫と出会ったのですから、“縁” というものはどこにあるか分かりませんよね。

今朝、建築やデザインを紹介する『Casa(カーサ)』という雑誌をパラパラとめくっていたら、“兼高かおる” さんの記事があったので興味津々で読んでいました。その中で

「優れた作品を後世に残すためには、作者とその才能を支援してくれるパトロンの存在が欠かせません。ガウディにとってのエウゼビ・グエルのように美と文化を理解するセンスと、財力、権力を持ったパトロン、そしてクリエイターの構想を形にするパートナーが必要なんです」

と語っていて、このタイミングでこの記事が目に入ったことに、何かメッセージをもらった様な感覚になりました。パトロンにせよ、パートナーにせよ、じっと待っているだけでは協力を得られるものではありません。自分の人となりを知ってもらい、作品を売り込むチャンスを作ることこそ大事で、それには自分の足で自分の道を切り開くしかないのだと思います。

今の時代、人に会わずしてコミニュケーションが取れるし、顔や素性を知らなくてもSNSなどで交流し情報を得ることができるので、人との繋がりは昔よりも幅は広がったと思う反面、才能や人格、話し方、オーラなど根本的なものは、会わずして分かるものではないと思ったりします。

私達の新たなスタイルが、どうか良い方向へ導いてくれると良いのですが・・・。
まずは、信じてやってみます。
皆さんも、自分に合ったライフスタイルを送れるように、日々の生活を見直してみてはいかがでしょうか!?

それでは、またSee You〜☆
 

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