ヘビと不思議な木の実とモチモチ黒糖クルミ蒸パンの巻!

10/29/2013 AppMama 0 Comments

今月は、夫の仕事や歯医者の関係でいつもより長く軽井沢に滞在していたのですが、先週ようやく一段落したので、久々に新潟の家に戻ってきました♪

久々の新潟の家・・・。

軽井沢のハイソでお洒落な街の雰囲気も好きですが、雄大な自然に身を置く中で、自分自身や家族のあり方、これからの人生について、じっくり考える時間を与えてくれるこの場所は私にとっても夫にとっても大事な場所となりました。

何よりも娘にとってこの環境は最高の遊び場です。
自然と湧き出る山水や木の実、虫、草木に触れる中で、素朴ながらもしっかりと命のサイクルや自然との関わり方を学び、日に日に彼女をたくましく成長させてくれます。

今日は、アオダイショウと思われる赤ちゃんの死骸を見つけました。


娘は、かがみ込んで、じーーっっとその赤ちゃんヘビの死骸を見つめていました。しばらくすると、娘は目を見開いて

「コレ、ハクじゃない!?!?」

と驚いたようにそう言いました。
彼女の言う “ハク” とはジブリ作品である「千と千尋の神隠し」に出てくる竜に変化することが出来る男の子なのですが、娘にはこのヘビが竜に見えたようです。子供の想像力って面白いですね。こうやって娘の想像力を掻き立てるのも、この環境が作用しているのだと感じます。

それから、この木の実・・・。
名前は分かりませんが、とってもカラフルで宝石のように輝いているのに、何故か毒々しくも感じてしまう不思議な木の実です。娘は、この木の実を指差して

「あっ、電気だ!!」

と言いました。そう言われると、キラキラ輝く木の実は、草木を照らす電球のようにも見えます。
娘の言葉ひとつひとつがファンタジックで可愛いです。

そんな娘ですが、昨日、裏のおじいちゃんの家へテクテク歩いて行き、おじいちゃんに招かれるままに縁側へ。私も主人も娘が裏のおじいちゃんと遊んでいるものと思い、畑仕事をしていたのですが、ずいぶん静かだと思い、数分後、縁側を覗いてみると・・・!!!
ずうずうしくもジュースとファミリーパックのお菓子を両手に、縁側へずしりと腰掛け、畑仕事をしているおじいちゃんを尻目に1人でお菓子パーティーを開いているではないですかっ(笑)

お腹いっぱいになった娘は、口のまわりにチョコレートをつけたまま、おじいちゃんの元へ行き

「ごちそうさまでちぃたっ!!」

としっかり挨拶・・・。

感心、感心 ( ,,-` 。´-)ホォー!!

・・・って感心してる場合かーーー!!!

私達もおじいちゃんの元へ行き、

「なんだか、娘がごちそうになってしまって、申し訳ありません」

とおじいちゃんにお礼を言うと、

「コレ、もって行くか!?」

と、いきなりバケツ一杯のクルミを渡してきました。

「いやいや!! 娘がこんなにごちそうになったのに、クルミまで貰うわけには・・・」

と夫が言うと

「じゃ〜、捨てるしかないな〜」

とおじいちゃん。

「・・・・あ、貰います (o ̄∀ ̄)ノ 」

というわけで、おじいちゃんの庭のクルミをたくさん頂きました。

頂いたクルミを使って今日は『黒糖クルミ蒸パン』を作りました。
もちろん、裏のおじいちゃんに食べてもらう為です♪

前回は、栗を頂いたので栗ごはんを作っておじいちゃんにあげたのですが、こうやって丹誠込めて作った作物を頂くと、自然とお裾分けしたくなりますよね。こういう気持ちになれたのも田舎に住んでからかもしれないな〜。
>> 超・高齢化農村に住むおじいさんへの贈り物〜秋の味覚、ほっこり栗ごはん〜

黒糖は、鉄、カリウム、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2といったミネラルを豊富に含んでいるので、高齢のおじいちゃんや子供にはオススメのお菓子です。
また、『黒糖クルミ蒸パン』は、材料も少ない上に、とっても簡単で腹持ちが良く美味しいので朝食にも最適だと思いますよ!

【材料】
・くるみ(お好み)
・強力粉(150g)
・ペーキングパウダー(5g)
・黒糖(100g〜お好みで)
・牛乳(180ml)
・サラダ油(小さじ1)

【作り方】
(1)強力粉、ペーキングパウダー、黒糖を丁寧にふるいにかけ混ぜ合わせます。
(2)(1)にくるみ、牛乳を入れ混ぜ合わせたら、サラダ油をいれてザックリ混ぜます。
(3)容器に(2)を入れて蒸し器に並べ入れます。今回は、容器がなかったので、クッキングペーパーを蒸し器に敷き、その上に生地を丸く整えるように流し入れました。容器がない方はこの方法で挑戦してみてください。
(4)蒸気の上がった蒸し器で強火で15分ほど蒸します。
(5)爪楊枝でさし、生地がつかなければ完成です♪

強力粉を使うととってもモチモチするので、腹持ちがよく、それ故、しっかり咀嚼するのでよ〜く味わって食べることができます。子供の早食い防止にもなりますね。私の故郷岩手には
“がんづき” という郷土料理があるのですが、今回作った『黒糖クルミ蒸パン』は “がんづき” に近いものがあり、懐かしさを感じました。
くるみの代わりに、さつまいもを代用しても美味しそうですよね。

夕方、裏のおじいちゃんに娘が『黒糖クルミ蒸パン』を持って行きました。
娘もおじいちゃんもなんだか照れくさそうにしていて、微笑ましい光景でした。こういう近所付き合いって良いですよね。

だいぶ寒くなってきたので、次は「すいとん」を作ってあげようと思っています♪
それでは、See you〜☆

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