アプリ開発者から探偵に転身!?夫、20年前の恋人を探して欲しいという依頼を受ける!
一昨日、夫宛に “人探し” の相談メールが届きました。この話を聞いた時、今の時代、ネットやらSNSなどを駆使すれば、縁遠くなってしまった友人、知人、または元カレや元カノなんて簡単に見つかるので、夫が女性を探し出すのも時間の問題だろうと感じ、楽観視していました。
ところが、この方は数ヶ月前からこの女性を探して続けていたようです。。
女性を見つけるどころか、女性に辿り着くような有力な情報すら入手することもできず、むしろ探し始めた当初からなんの進展もないままでした。
もちろん、ネットやSNSで名前検索もしたようですが、全く彼女に繋がる情報を得ることはできず、お手上げ状態だったのです。
打つ手がなくなった彼は、ついに探偵に相談しました。
ところが、探偵会社に依頼するとなればそれ相応の費用がかかるわけで、仮に女性を見つけることができなかったとしても、基本料金となる費用、数十万円を支払わなければならないということで躊躇してしまったのです。
私も探偵会社のサイトを調べてみたのですが “人探し” にもランクがあり、一番簡単な案件は基本料金が約8万円プラス報酬代として約7万円を支払うというシステムになっていて、それこそ難易度が高い人探しは数百万もの費用がかかるとのことで驚いてしまいました。
そんなわけで、女性探しに打つ手のなくなった彼は、一縷の望みを賭けて夫に女性を探す手助けをして欲しいとメールを送ってきたのです。
メールには、彼女の写真、名前、当時の住所・電話番号、勤めていた会社名、当時彼女が使用していた名刺など、現時点で知り得えている情報が書かれていました。これほどの情報が揃っていれば簡単に見つける事ができそうに感じます。
そこでまず、夫はすでに彼が何度とやったであろうネットやSNSでの検索を行いました。
しかし、当然のことながらやはり何の情報も得られませんでした。
次に、女性が以前勤めていたであろう会社を調べてみましたが、会社があった建物はすでに取り壊されており、会社もありませんでした。この結果を受けて、彼女に繋がる手がかりは途絶えてしまい、どう探して良いか分からなくなりました。むしろ、私は諦めモードで、これは大金を払ってでも探偵や調査会社に依頼するしか方法はないとさえ考えていたほどです。
しかし、夫は諦めず、あらゆる方法を考え続けました。
そして、人探しの依頼を受けた次の日の晩、ついに夫は女性の居場所を突き止めることができました。
夫は『登記情報提供サービス』というサイトにアクセスし、彼女の情報を得る事ができたのです。
まず夫は、名刺に書かれていた会社名をこの登記情報サービスの検索欄に打ち込んで、会社情報を入手し、現在の会社の住所や移転先まで調べました。
この登記情報サービスで得られる情報は
・代表者
・会社法人等番号
・商号
・会社成立の年月日
・資本金の額
・発行可能株式総数
・会社の現住所
・移転前の住所
等です。
彼女が勤めている会社を知る事さえできれば、その会社に問い合わせ、女性について伺うことだって可能です。ところが、なんと!探していた女性はこの会社の代表者だったので、この登記情報に記載されている情報で彼女の所在地までをも突き止めることができたのです。
依頼主に彼女が見つかったとの報告を入れると、夫がたった24時間もしない内にここまでの情報を調べたことに驚きを隠せない様子でした。
また、依頼主から「君は探偵になるべきだ!」との太鼓判まで押してもらい、夫の新たな職業候補、才能を見つける事ができました(笑)
それにしても、探偵へ依頼する調査費用って高いもんですね。
ある程度の情報さえあれば、人探しなんて簡単だろうと鷹をくくっていましたが、ある程度の知識と機関のサービスを駆使しなければ辿り着かない案件もあるものだなーと今回依頼を受けて実感しました。
夫も今回の人探しを記事にしているので読んでみて下さい! 人探しに有効なテクニックを色々と紹介しています!
>> はじめての探偵のお仕事で20年前の恋人を24時間以内に見つけ出した体験記〜人探しに使える7つの方法〜
それでは、Au revoir!!
0 コメント: