恐るべし東洋医学と漢方の力!死ぬほどマズイけど確かに効果あり!喉が楽になった!

8/01/2014 AppMama 0 Comments

先日、書いたこの記事・・・

>> 原因不明の喉の違和感ふたたび!しかしカナダでは診察だけで1ヶ月待ちと門前払い・・・。

続きです。

知人から、モントリオールの中華街にある漢方医を紹介してもらいました。
今の症状を少しでも軽くできるなら、東洋医学でも西洋医学でも関係ありません!!藁をもすがる思いで、中華街へと向かいました。

これが、モントリオールの中華街です。
そして、小さな入り口ですが、ここが紹介された漢方のお店です。

入り口のドアを開けると “うわぁぁぁ〜、な、何この匂い Σ(っ゚Д゚;)っ!!” と思わず声に出してしまった程、むせるような漢方独特の匂いが鼻を突抜け、ベビーカーでスヤスヤ寝ていた娘もあまりの匂いに “くっ、くしゃい (☉∀☉)!” と目を覚ましました。

細く狭い階段を上がると、70平米くらいでしょうか。
ワンフロアに、見た事もない珍しいキノコの入った壷やら、乾燥したナマコやら、木の枝やら・・・それは様々な漢方が置かれ、大きな生薬棚の前では調合師さんが調合秤で漢方を計っていました。
隅っこに10脚ほどの簡易用の椅子が置かれており、そこには中国人、インド人、フランス人、カナダ人(?)・・・色んな人種の方々が座って診察の順番を待っていました。
多文化の国カナダは “人種のるつぼ” とも呼ばれますが、このような光景はモントリオールならではの光景かもしれませんね。

私も、診察の順番を待つカードを取り、40分ほど待ちました。

待っている間、白人の夫婦が訪れ、調合師になにやら尋ねていたのですが、なんとこの夫婦は病気の愛犬に飲ませる漢方を買いに訪れたようでした。
これにはちょっと驚いたと同時に、うちの愛犬アン&チョビが具合が悪くなったら漢方という手もあるのね・・・と、新たな選択肢を見つけたような気がしました。

そうこうしているうちに私の診察の番になりました。
診察室にいたのは、50代と思われる中国人男性。この方が漢方医のようなのですが、とっても優しかったです。

どんな診察なのかとドキドキしていると、知人が言った通り、脈を取るだけ。
診察の結果、疲れから気管が弱っているらしく、また気管だけでなく臓器もパワーが落ちているのだと説明されました。とりあえず、まずは気管を治すことに専念しようと言われ、臓器については気管が治ってからだと言われました。

そして処方されたのが、この漢方約6日分です。

一袋全部を鍋にあけて、4〜5カップの水で40分程煮込みます。
水が1カップくらいになったら完成なのですが、一回目は煮込み過ぎて失敗してしまいました。1カップの半分程度の量になるまで煮込み過ぎてしまい、泥水のようなお茶に仕上がったのです。
ですから、香りも味も・・・超〜〜〜最悪です。

煮込んでいる間の香りも最悪でしたが、味はもだえる程まずくって、嗚咽と涙と鳥肌を立てながら飲みました。

娘の写真を片手に「この子の為に・・・」という一心だけで漢方薬は飲み干しました。母は強し!

2日ほど飲み続けた今の体調ですが、漢方薬が効いたのかどうかわかりませんが、息がゼイゼイしません。咳もだいぶ減り、喉がとても楽です。“良薬は苦し”と言いますが、本当に頑張って飲んだ甲斐がありました。

ここカナダへきて、病院に気軽にいけないという状況の中、辿り着いたのが東洋医学なのですが、突き詰めると奥が深くとても面白いです。と同時に、本当に食生活を改めて考え直させるきっかけにもなりましたし、夫も東洋医学についての書籍を読んだり、漢方について調べる様になり、私よりも夫が東洋医学にハマっているようです。

病院に安易にいけない環境に身を置いたことで、食べ物について基本中の基本を考え直すことができました。そして、人生について、命について、家族について、色々考える事ができた気がします。医療事情が良くないここモントリオールだったからこそ気付けたことなんだろうとも思いますから、“健康”について考える機会を与えてもらったという風に前向きに捉えようと思います。

それでは、See you〜☆

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