突然の珍客に夫が困惑!!“Love Bird”という鳥を保護して持ち帰った話。

10/16/2014 AppMama 3 Comments

今日は、朝から雨ー。
公園にも行けないこんな日は、娘と近所の図書館へ出掛けることにしました。

>> 雨の日は図書館で遊ぼう!モントリオールのWestmount Libraryを紹介!

今日もひたすら恐竜の図鑑を読み漁り、館内で飼われているネズミに挨拶し、教育関連のソフトが導入されているパソコンをいじり・・・ひとしきり図書館を楽しみました。

お昼近くになり、娘はお腹が空いたと言って家に帰ろうと言い出しました。
しかし、窓の外をみると家を出た時よりも雨脚が強くなっています。それで

「雨が弱まるまで、もう少し図書館で遊ばない?」

と娘に提案してみたのですが、やっぱり却下・・・。

「わたしは雨が大好きなんだから!!」

雨が強くなればなるほど娘が待ち望んでいたシチュエーションなわけですから、私の言葉に耳を傾けるどころか、玄関へ向い始めました。
まぁ、私もお腹が空いてきたので、娘の意見に従って雨の中、図書館を飛び出しました。

いつもなら図書館を出たら、公園内の遊具のある通りを帰るのがお決まりのコースなのですが、どういうわけか今日は遠回りして帰りたくなりました。2人ともお腹が空いている事を忘れて、寄り道しながら帰りました。

あっちこっち、公園内を歩いていると、数メートル先前方に黄色い “何か” がチョコチョコ動いているものが見えました。

なんだろうと近付いてみると・・・鮮やかな黄色の色をした、ずぶ濡れの小鳥。

“あ、な〜んだ鳥か。...ん!?まてよ、こんな黄色い色をした野生の鳥がいるのか!?”

小鳥と距離を縮めながら、しばらく様子を伺うと、片目付近から血が出ていて怪我を負っているようでした。体力もないようで、少し飛んでは羽を休め、地面に降りてきては飼い主を探してウロウロしている様子で、見過ごせる状態ではありません。
どう見ても寒さにも弱そうな小鳥で、これからどんどん寒くなるのに放っておけるわけもなく、保護することに決めました。

“保護” っていったって、素手で捕まえるしかありません。
夫に連絡しようにも携帯電話がない私は連絡の取り様もないし、一旦家に戻って夫を連れてくる間にカラスや猫に襲われたり、はたまた見逃してしまったりする可能性もありますから、ここは腹を括って私が捕まえるしかありません。

てんとう虫や蝶に触れるだけで「ギャー!」と騒ぎ出すビビリの私に小鳥を捕まえるなんてハードルが高過ぎます。足がガタガタ震え、心臓バクバクでした。

何度かチャレンジしましたが、なかなか手が出ず、小鳥を掴むことを躊躇ってしまいました。そうこうしているうちに、鳥の方から私の足に登りだしました。

チャンスとばかりに、そおーっっと小鳥を両手で掴むと胸元へ。助けてあげたにも関わらず、小鳥は私の手を何度か噛んできました。

けっこう強い力で噛んできたので思わず、手放しそうになりましたが、ここはじっと堪え、家へと持ち帰りました。
突然の珍客に夫は驚き、犬たちはソワソワし鼻を鳴らしはじめました。
鳥かごなんてないので、犬バッグに入れて窓辺に置いておくことにしたのですが、しばらくすると高い声を出し始めました。

家の中で鳥がさえずる環境に最初は新鮮味を感じた私達でしたが、小鳥も調子に乗り出したのか、段々と声が大きくなり、高音で鳴き続けました。

1時間ほどこの小鳥と一緒にすごしましたが、あまりにも甲高い声を出すので、近所迷惑になることも考慮して、このままこの小鳥を預かるのは無理だと判断せざる得ませんでした。

調べたところ、この鳥は “Lovebird(ラブバード)” という種類のインコのようです。

午後は動物病院を巡り、保護してくれる施設を探しました。
そして、家から2キロ先にある動物病院がこの鳥を預かってくれることになり、無事に引き渡す事ができました。

どうか飼い主の元へ帰れますように。

しかし、最近ハプニングだらけだな〜(笑)それも、いつもと違った行動をすると見舞われるという・・・

>> 引き寄せの法則はマジだった!?カナダでの不思議な出会いと夫に訪れた大チャンス!! 

明日も楽しい面白いハプニングに見舞われますように!

それではSee you〜☆

3 件のコメント:

  1. AppMamaさま

    突然のコメント失礼いたします。
    私は埼玉県在住のとしあきと申します。

    今年の9/21に逃げてしまったコザクラインコ(黄赤)を探していたところ、
    写真がとても似ているとこちらのブログを教えていただきました。

    距離的に遠いかもしれないのですが、
    希望を持って探したいと思っています。

    もし差支えなければ、動物病院の名前を教えていただくことは可能でしょうか。
    お忙しいところお手数お掛けいたします。
    宜しくお願い致します。

    弱っているインコを保護いただいたこと、
    心から感謝申し上げます。

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  2. としあきさん

    こんにちわ。
    本当に申し訳ないのですが、私はカナダ在住なんです。
    ですから、保護したのもカナダなので、お探しのインコではないだろうと思います。本当に残念です。
    (でも、埼玉からカナダまでインコが飛べるのであれば、希望はあるかもしれません。私がインコについて全く無知なので、そのような可能性があるのであるならば、またコメントください。)

    フェイスブックやツイッター、それからブログ等で保護している記事が他にもあるかもしれませんから、希望を持って探してくださいね!

    お探しのインコちゃんが無事でいることを心から願っております。

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  3. AppMamaさま

    ご返信いただきましてありがとうございます。

    カナダにお住まいでいらしたのですね。
    勘違いしてしまい、失礼いたしました。

    海は越えられないかと思いますので、
    きっと別の子ですね。
    その子も飼い主さんのところに帰れていることを祈ります。

    AppMamaさんの優しいお心遣いに感謝いたします。

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