カナダ生まれの洗剤 “ATTITUDE(アティチュード)” の支援活動に協力!
今朝、プリスクールからカナダ生まれの “ATTITUDE” という洗剤の注文書が配られました。この洗剤は、合成界面活性剤を含んでいないので、環境や肌に優しいエコソープで有名です。こういう類いの洗剤に弱い夫は
「これ注文しようか・・・」
と言い出しました。
なんでも、この洗剤を購入すると木が植えられたり、売り上げの50%が教職員の支援になるというキャンペーンをやっているようで、こういう類いの文句に夫が弱いんです。
普段から、こういう商品を心がけて使っていきたいと思うし、実際にそういう洗剤や商品をできるだけチョイスするようにしているのですが、普通の洗剤に比べて値段が高いし、食器用洗剤は泡立ちが悪く、油汚れが落ちなかったりで、結果、主婦目線で言えば、手間と時間がかかるので
「う〜ん。どうしよ・・・」
と歯切れの悪い返事をして、パソコンに向いました。
パソコンに向い、ニュース記事に目を通します。先ず目に飛び込んできたのがこの記事。
『死にゆく赤ちゃんにビートルズを歌う父親、動画がネットで話題に』
朝から涙。
「人生は一瞬で変わってしまう」
この父親の言葉が心に刺さり、色々考えてしまいました。
言葉にはならないですよね。この気持ちは・・・。
その一方で、イスラム国のニュース。
『さらし首、町のあちこちに=「イスラム国」恐怖で住民支配―国連調査委』
戦闘員との性行為を拒んだばかりに、1歳半の子供を取り上げられたあげく、衰弱死させられたという女性の写真。
どちらのニュースもとても悲しいです。
しかし、この2つのニュースは悲しみの質、意味合いが違います。
一方からは悲しみの中に温かさ、慈しみの心も生まれるのに対して、もう一方は憎さ、嫌悪感しか生まれず、とにかく最悪な気分になります。
こういうニュースを見る度に毎回思う事は、1日1日を大事に精一杯生きようということなのですが、今日はそれに加えて、“今、苦しんでいる人の為に自分ができることってなんだろう” ということでした。
2つの記事を読み終わり、テーブルに視線を向けるとさっきのチラシが目に入りました。
・・・できることをやろう。
単純にそう感じました。
この洗剤を購入したところで、人の命を救えるということではないけれど、今、支援を必要としていることに向き合う姿勢が今の自分には必要だと思いました。
子供を失う人の辛さ、苦しみを考えれば、皿を洗う時間が伸びる、手が荒れることはなんてことないのです。この洗剤を購入することが誰かの為になって、その誰かがまた誰かの為になればそれで良いのです。
偽善的という人もいるかもしれませんが、救いの手を求めている人にとってはどんな気持ちであろうと関係ないでしょう。
1本のワクチンがあれば命が助かるかもしれない子供が目の前にいても「偽善的なチャリティーはしたくない」と、その人のプライド、気持ち1つでチャリティーから目を背けたら、その子にワクチンは届くこともなく死んでしまいます。
私がその子の親ならば「あなたが偽善者でも悪者でも構いません。この子の為にワクチンをください、助けてください」と言うでしょう。
一刻一秒を争う命を前に、救いの手を出す人は、人の目を気にしたり、自分の気持ちが整わないと手を差し伸べられないなんて、“助ける”ってそんなにエライ立場なのでしょうか。
話はかなり飛躍しましたが、顔の見えない人に手を差し伸べること、それから環境破壊とか汚染という問題になると自分1人の力ではどうしようもできない気がしてなかなか実行しないことが多いのですが、でも、1人の小さな行動から助けることができる命があるということも事実。目を背けてはいけないと思います。
世界中が平和でいつまでも美しい地球であり続けられるよう強く願うこと、そして小さくても確実に行動することが家族や大切な人を守ることに繋がると思います。
“ATTITUDE”は、日本では輸入品になるので価格は高いかもしれませんが、興味のある方は是非手に取ってみてください。
それでは、See you〜☆
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