あのレオナルド・ダ・ヴィンチも使用した “鏡文字” って!?逆さまに文字を書く娘をみて気付いたこと。

1/07/2015 AppMama 0 Comments

このところ3歳の娘は文字に興味を持ち始め、文字を書く、または絵本にしても絵ではなく文字を指で追いながら読むマネをするようになりました。

・・・とは言っても、娘の書く文字はまだ読めるようなものではないし、理解して読んでいるというわけでもありません(汗)。

 しかし最近では、ミミズのような線、これまで意味を持たなかった線ばかり書いていた娘が、次第にアルファベットらしい字体を書く様になり、娘なりに文字を認識し始めてきているようだと感じています。

特にアルファベットの『A』は娘のお気に入りのようで、プリスクールでのアートの時間に制作した作品には隠し文字のように『A』を混じり入れてくるので、アートと文字を融合させる娘の発想が面白いな〜と親ながら感心します。

 と同時に、“ある” ことに気付きました。

それは、娘の書く『A』は逆さまだということ。

 これは世間では “鏡文字”と言われるそうです。

 これをご覧下さい。
昨年のクリスマスあたりにプリスクールで制作してきた作品なのですが、よーくみると『A』の文字が隠れていて、そう...逆さまなんです。

 娘が書く『A』は全て鏡文字。

 「逆よ、“A”はこうよ。」

 と教えようとしても

 「ちがうじゃないのっ!!“A”はこうなのーーーーー!!」 

と、訂正されるとすごく怒ります。
直されたことが気に食わなくて意地になって逆さに書いているのかとも思いましたが、不思議なことにどうやらそうではないようです。 

鏡文字は一過性のものと、それから矯正を必要とする持続性のものと2パターンあるそうです。 特に幼児期から見られることが多く、脳の発達の過程で起る現象らしいのですが、あのレオナルド・ダ・ヴィンチ、それから数学者のルイス・キャロルは鏡文字を使用していたということで、芸術性や天才肌に多いと言われているとの情報も見つけました。 

幼児期というのは、ある意味では脳の情報処理能力に縛られることなく、また常識からもとらわれない無限の思考力が備わっている時期なのかと思います。レオナルド・ダ・ヴィンチに然り、ルイス・キャロルに然り、これらの万人が我々の想像の域を超えた世界が見えたのは、幼少期の無限の回路を持ち合わせたまま大人になったからかもしれません。

ですから、子供の世界を大人が覗いてみようと思ってもなかなか見えないのは、既に脳の能力、回路、思考の範囲自体が違うので、当然のことなのかもしれないと感じました。

鉛筆を持った瞬間に『A』はひっくり返ってしまう・・・そんな娘の頭の中、どうなっているのかと興味深いと同時に、この時期の感性、想像力はやはり大事にしてあげなければいけないと責任も感じました。

これから娘が成長して行く過程で、“周りとは違うな” とか “周りよりも遅れているな” など他者との違いも出てくるかもしれませんが、強制的に常識を押し付けたり矯正したりせずに、まずは娘の考えを理解し、尊重した中で娘に合った方向へと導いていけたら良いなと思います。

それでは、See you〜☆

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