海外移住ってどのくらい費用がかかるの!?カナダ・モントリオールに移住した私達の場合。

1/06/2015 AppMama 0 Comments

昨年の5月に私達は、カナダ・モントリオールに越してきました。

このブログを読んでくれている方の中には、海外移住を考えている人、いずれ海外に住みたいと思っている方が結構多くいらっしゃるので、移住関連の記事を投稿するとTwitterやFacebookを通して時々質問を受けることも少なくありません。


その内容は、モントリオールの治安だったり、語学関連、子供の学校、移民コンサルタントについて、また生活全般などなど、受ける質問は多岐に渡ります。

とはいえ、まだ移住して約半年しか経っていない私達は、まだまだモントリオールの街に関しては旅行者並みの知識でして、的確な答えを返せているか正直不安ではあるものの、少しでも役に立ちたいという思いで返信させて頂いています。

質問の内容は人によって異なり、その方の経済状況や仕事、移住方法・移住条件によって知りたい事は異なります。
その中でも “海外移住の資金ってどのくらい必要なのか” ということに焦点を当てて、今日は書いていこうと思うので、海外移住を考えている方は是非参考になさってくださいね。

ちなみに、貯蓄があればあるほどそれに越したことはありませんが、最低必要額はいくらかを見積もってみたので、これからモントリオールに移住しようと思っている方、海外移住を考えている方は参考になさってください。

【パスポート発行】
10年有効パスポート申請:16,000円。
5年有効パスポート申請:11,000円。

※参考サイト:PASSPORT

【航空券】
移住ですので、片道航空券とします。
出発月によって航空券の値段は左右されるものの、エアカナダのエコノミーで1人約11万〜といったところでしょうか。

※参考サイト:HIS

【海外保険】
保険もどの保険会社を選ぶか、どのプランを選ぶかで保険額も変わります。
私達が加入している保険額は、毎月1人約58カナダドル(CAD)くらいです。

※参考サイト: JF INSURANCE AGENCY GROUP

【家賃】
1人暮らしかファミリーか、または立地や地区によって家賃相場は違います。だいたい800sq ft(74平米)くらいの広さでCAD$700〜といったところでしょうか。勿論、立地が良ければ同じ広さでもCAD$2,300以上だったりする物件もあります。

※参考サイト:craigslist

【光熱費】
私達の場合で言えば、水道代、温水、暖房費は家賃に含まれているので、毎月これらについては請求はありません。ガスと電気代については、どんなに使ったとしても2つ合わせて1ヶ月CAD$50程度です。

【家具】
私達の選んだアパートには家具や最低限の調理器具、食器が備え付けてあったので殆ど買いそろえることはありませんでしたが、備え付けのベッドが小さかった為にベッドを買い替えました。
アパートによっては、家具や食器類、調理器具がない部屋もありますから、これらを買いそろえるのに、低く見積もって20万〜30万くらいかかると予想しておくべきかもしれません。
もちろん、日本から荷物を運ぶ手段もありますが、引っ越し費用も割高です。

※参考サイト:日本通運

【車】
モントリオールは車社会なので、いずれ必要に感じる可能性が大です。
特にモントリオールの冬は厳しく体感温度−40℃にもなりますから、近所のスーパーへの買い物も車なしでは不便に感じるかと思います。
しかし、いざ車を購入しようと思っても移住当初はクレジットヒストリーがなければ、ローンを組む事ができませんから一括で車を購入する事になります。

>> カナダでようやくクレジットカードが作れた!北米・欧州で個人の信用度を示すクレジットヒストリーとは!?

【ナンバープレート登録料】
車購入額の10%は州税として収めなければいけません。
それとは別に、車登録料を支払うことになります。車の種類によって変わりますが、大体CD$200〜CD$300くらいをイメージすると良いかと思います。

【車の保険】
強制保険と、任意保険があり、私達は任意保険を選択しました。
最低ラインの内容で、月々CD$70を支払っています。もちろん、保険内容によって支払額は変わります。

【携帯/ネット代】
私達が加入しているプランは、iPhone(月4GB制限)とネット代(無制限)をまとめたプランに加入していて、月々CD$130くらいです。

【家電】
テレビ、洗濯機、冷蔵庫、炊飯器など考えられますが、冷蔵庫は備え付けの物件が多いです。
洗濯機は、アパートであればコインランドリー式が多く、私達の場合、洗濯〜乾燥までのコースで毎回CD$4.5かかります。

【防寒着】
モントリオールの冬はとても厳しいので防寒着は必需品です。
カナダグースという、一生ものと呼ばれるダウンはCAD$1,000〜、中級クラスのPajarであればCAD$600〜、他にもブランドがありますが、体感温度−40℃を乗り切るには、CAD$1000〜のコートの購入をオススメします。
他にもブーツ、手袋、マフラー、帽子… と一通り、揃えることを考えると、コートは別に最低3万円くらいは予算として考えた方が良いかと思います。

>> モントリオールの冬支度!マイナス20度以上の寒さにも耐えられるウィンターコートとは!? 

というわけで、かなりザックリとしたまとめです。

見落としている点も結構あるかと思いますが、最低約300万円くらい準備していないと厳しいのではと思います。

移住先で仕事が見つかっていれば、その後の生活も不安もなく過ごせるかと思いますが、移住後に仕事を探そうと思っている方は、仕事が見つかるまでの生活維持費も考慮しなければいけないので、300万円以上あると移住後も不安なく過ごせるかと思います。

あくまでこれは私が考察した結果であって、家賃や家具、車にかけるお金が高額であれば、もっと必要でしょうし、子供がいればプリスクール代など学費がかかりますし、または語学学校に通いたいとなれば、学費も見積もらなければなりません。
また、予想外の出費というのも考えられますから、余裕を持って移住計画を立てることをオススメします。

・・・って、私達はギリギリの貯金額で移住したので、ここまでの話は経験と反省を込めて書いてみました(笑)

それでは、See you!!

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