子連れワーキングホリデー終了!!カナダ・モントリオールで過ごした1年は最高だった!

5/15/2015 AppMama 0 Comments

昨年の今日(2014年5月15日)、私達はモントリオールに引っ越してきました。

そう…モントリオールに越して今日でちょうど1年を迎えます。

“もう1年経っちゃったの!?”

 という感覚で、あっと言う間の1年、そしてこれまでの人生の中で最も刺激的で冒険的な1年でした。

1年前の今日、夫と私と娘、それから犬2匹を連れ、ハワイ移住という計画から大きく外れ、なんと縁もゆかりもないモントリオールという異国の地にスーツケース2個だけで降り立ちました。

>> ハワイ移住計画のその後・・・!ハワイ島に住むならどの町がイイ!?

スーツケース2個だけで海外移住なんて、なかなか出だしから刺激的で自分のこととは思えない話ですが(笑)

契約したアパートは家具付きだったこともあって、日本から家具などは送らず、3人分の荷物と言えば、最低限の衣類とシーツやタオル、洗面用具、薬、犬のトイレシートやドッグフード、日本の調味料数点、それからカメラやパソコンと、まるで数週間の旅行に行く程度でした。

3歳になりたての娘は、まさかこれから日本を離れ、モントリオールという異国の地で暮らすということを、その時はまだ理解できていなかっただろうと思うし、飛行機の中もほとんど寝ていたので、遠い遠い国まで来てしまったという感覚はなかったことでしょう。
それから、2匹の犬達にとっても予想外の人生の展開で、自分たちの人生の後半が、まさか異国で過ごすことになるなんて思いもしなかったと思います。

フライトの十数時間は、狭く小さな犬バッグの中でお利口に耐えてくれ、当時8歳のチョビはモントリオールに着いたその晩、よっぽど疲れたのか歯を剥き出しにして、白目になって爆睡しました(爆笑)
一瞬、“死んだ!!!” と、この寝顔をみて心臓が止まりそうになりました。
こんな寝顔のチョビをみたことはありません(笑)

それからモントリオールに到着すると、2個のスーツケースのうち、1個のスーツケースが事もあろうか違う便に乗ってしまい、数日手元に届かないというアクシデントに見舞わました。

そのスーツケースの中にはブランケットやシーツが入っていたので、スーツケースが手元に届かなかった数日は、Tシャツやジーパンをブランケット代わりに、そして犬を湯たんぽがわりに抱いて、肌寒い夜を過ごしました。
(5月なのに寒かったんですよ〜。)

あの日の夜がまるで昨日のようです。

正直、出だしからドタバタ続きでだったので、私達がモントリオールから拒絶されているようにも思いました。

その為、

『しまった…モントリオールは自分たちには合わない。移住先の選択を間違えたかもしれない。』

と、私も夫も心の中ではネガティブにこの状況を捉えていたように思います。

だいたい私達はモントリオールはおろか、カナダなんて1度も訪れたことがなかったので、モントリオールが自分たちにとって良い選択なのかどうかも確信がなかったし、子連れで海外に引っ越すにあたって、1度も現地を下見もせずに航空チケットを手配するなんて無謀な計画にもほどがあります(汗)

とは言っても、私達は常に “直感型” の人間で、ハワイ移住から大きく外れてモントリオールという地まで視野に入ったのは、“何か意味があるのだろう” と思ったし、その“何か”を知りたくて仕方がありませんでした。
それに、調べれば調べるほどカナダに魅力を感じてしまい、カナダ永住権取得を目指そうと思ったことがカナダ移住の決め手となりました。

直感で降りたったモントリオールでは、右も左も分からない状況に加えて、フランス語が公用語、道路標識はフランス語、それから様々な国からの移民が多いこともあって、中国語、韓国語、インド語などなど・・・様々な国の言語が飛び交い、今までに感じたことのないアウェーな印象を受けました。

あれから1年。

先日迎えた娘の4歳のバースデーでは、沢山の友人らに囲まれ、本当に幸せそうな表情でロウソクを消す娘の姿がありました。そして、私達もこんなにも多くの友人らに恵まれたことが今でも信じられないし、そしてこの1年で得た何にも代え難い財産だと思います。

たまに

「ハワイに行っていたらどういう生活が待っていただろうか。きっと、それはそれで楽しい生活が待っていたんだろう」

と夫と話すことがありますが、

「ハワイに行っていたら、モントリオールで知り合った多くの友人らに出会うことができなかったのだろう」

と、多くの縁に感謝、そして出会った友人らは偶然ではなく必然的に出会うべき人達だったんだと思っています。

だって、彼らに出会っていない人生なんて考えられない。

そして実は、これって全て娘が引き寄せた縁なのだと気付き娘に感謝。

「あの日、あの時、あの公園に行かなかったらあの人には会えなかったわよね〜」

と、これまでは小田和正の曲じゃないですが、あの日の自分達の行動によって偶然に知り合えた縁だとばかり思っていたのですが、よくよく考えてみれば、これらの縁は娘が4年前に生まれたことから始まっていて、モントリオールへ来て当時3歳の娘が同年代の子供に声をかけたのがきっかけで、その両親らと知り合えたわけですから、私達に子供がいなければ公園の遊具付近なんて立ち寄ることも、見知らぬ子供に声をかけることもなかったでしょう。
また娘が存在していたとしても、数ヶ月の赤ちゃんであったら、やはり、声をかけることもなかっただろうし、知り合うきっかけはなかったかもしれません。

そう考えると、人生って面白いですね。日本に居たときから遠い海の向こうに不思議と縁が繋がっていたなんて。

ワーキングホリデーも今日で終了。

“次はどこへ行くの!?”

まだ、モントリオールで暮らそうと思います。
本当にこの人生の中でかけがいのない時間を与えてくれたモントリオール、私たちの人生の中で深い意味をもたらしてくれたと思います。

ちなみに、ワーホリビザが切れてはいますが、カナダ移民局に延長の旨を届けていますので、次のビザが切れるまではこのモントリオールでもう一踏ん張りしたいと思います。

海外移住を考えている方や、ワーホリや留学にチャレンジしようと思っている方は沢山いると思いますが、“案ずるより産むが易し”という言葉のように、行動してみることで解決することが多かったり、意外と大した事なかったりするものですから、まずは一歩踏み出してみることをオススメします。

きっと、絶対、大丈夫!!

それでは、また明日から新たな1歩を踏み出していこうと思います!!

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