夫婦喧嘩の後にオススメの映画!アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜

5/12/2015 AppMama 0 Comments

昨日、夫とこれまた酷い喧嘩をしてしまいまして...

喧嘩の発端は、以前から揉めている2件のアパートの物件がきっかけ。

そもそも夫は内見した2件のアパートのうち、アパートAが気に入り、アパートBはまるで興味なし。反対に私は、アパートAよりもアパートBが気に入ってしまっているので、アパートの話になるといつも平行線、着地点のない話を永遠と続けるハメになります。

しかし、言い合うのもほどほど疲れたので

「わかった!もうこれ以上は言わないわよ!!」

と、アパート選びに関しては夫に主導権を持たせると約束したのです。

ところが...

昨日、たまたまネットで不動産のサイトを見ていた際、私が引っ越したいアパートBの部屋の写真やら詳細文が掲載されているのを見つけてしまい、アパートBに対する思いが再度膨らんでしまったのです。

そして無意識に、本当に無意識に、いや、ちょっとだけ期待を込めて(笑)、

「ほら〜、やっぱりこのアパート良いじゃん!!」

と、言わないと約束した件をまた引っぱり出したのです。

女性ってこういうとこあるわよね〜(笑)
…って、こんなにしつこいのはワタシだけ?(汗)

私のしつこさに段々夫も腹が立ってきたのでしょう、“まだ言ってるの!?” という具合いで夫がイライラし始め、終いにはアパートの件から子育てについてという題目に飛び火して、1年に1回あるかないかくらいの大喧嘩を致しました!!

間に挟まった娘はオロオロ・・・。
可哀想なことに、言い合っている内容が娘自身のことなので、余計娘は自分のせいだと責任を感じ

「ごめんなさい!ごめんなさい!」

と泣きながら謝る始末。

普段私達があまり喧嘩をしない分、こういう状況は娘にとって慣れたものではなかったようで可哀想なことをしてしまいました。

娘を抱きしめ、すぐに謝ったものの、急激な緊張感からか、かなり疲れてしまい、珍しくその日は18時台には寝てしまいました。

ともあれ、娘が早々と寝てしまってからの夫との、かなりギコチナイ状況といったら。

この状況を打開するために、いっそのこと私もふて寝でもしてやろうかと思って考えていたのですが、夫がいきなり

「この2つの映画のうち、どっちが観たい?」

と2つの映画の予告版を見せ始め、どちらか選ぶようにと言ってきたのです。

“ホントお気楽なヤツだわ。このムードで映画鑑賞ですって?...はは〜ん。さては涙ものの映画でも見せて私を改心させようって魂胆ね!!”

そう悟った私はあえて夫の “映画鑑賞で妻のネジ曲がった根性を直そう!!キャンペーン” にのることにしました。

夫が提案した映画、1つ目は『インターステラー』


もう1つは「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」

かなり悩みました(笑)

「インターステラー」は、私が興味がある内容でかなりそそられたものの「アナタもいっその事、宇宙まで飛んでってくれない?」と言わなくてもいい事をいっちゃいそうだし(笑)、だからと言って、この状況下で「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」を選んだら、まさにソレっぽいでしょう(笑)

とは言うものの、とりあえず、サクッと何も考えずに観れる単純な映画の方が良いかなと思ったので「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」をチョイスしました。

この映画は、過去にタイムトラベルできちゃう家系に生まれた青年が、時にその能力を使いながら人生を送り、恋や家族を通して大事なものに気付くという、かなりありがちなストーリーです。

なので、前半は鼻をほじり、お尻をポリポリかきながら

“ラストはもう見えたわ。夫よ、 この映画でも観て改心しろ!なんてメッセージを込めているのでしょうが、私はそう単純じゃないのよ!!。”

と、余裕綽々で映画鑑賞。

後半・・・

ゲホッ!!グゥエ!!オェッ!ゲロッ!!

ヒキガエルのような嗚咽を上げて泣きました(笑)

あまりの泣きっぷりに夫はアタフタ、アタフタ・・・。

豚のような、カエルのような、もうムードもない鳴き声に自分でも引きましたが、もう取り繕う余裕はなく、いや〜声をあげて泣きましたね〜。

子供が出来てからはタダでさえ涙腺が緩いのに加え、この手の内容は困ります。

父親役のビル・ナイの演技や台詞も最高だったし、それから心に残っている場面と言えば、暴風雨の中で行われた結婚式。悪天候だったのでさぞかし花嫁が残念がってるだろうと新郎が気遣うと「私達の人生も色んな天気があるわ!」と言ってのけるのがカッコ良かった〜。

私の結婚式を思い起こしても、特に天候だけはと晴れであることを願っていたけれど、雨でも嵐でも良かったのよね。一番大事なことは、写真でもシチュエーションでもないのだから。周りがどう思うかではなくて、自分(達)がどう感じるのか...周りの目や人の評価ばかり気にしていると、人生楽しくない!

>> ハワイでの挙式 Part1 〜P会社を選ぶまで〜

そういうわけで、私も単純な人間なのでしょう、この手のありがちなストーリーから、人生を送る上で大切なことを不覚にも学んでしまいました。

マジか(笑)ははは。

エンディングロールが流れると、この熱い想いを夫に伝えなければ思い、泣きながら言いましたよ。

(私)「過去にタイムトラベルできるなら...私はね...」

(夫)「うん、うん!!私は...何だい?」

(私)「アパートAの内見になんて行かなかったわよーー!!コンニャロー!!」

.....そんなもんです(笑)

皆さんもこの2つの映画、是非、チェックしてみてくださいね。
特に「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」は、喧嘩した後にオススメですよ!!

それでは、See you〜☆

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