完全無視をするアパートの住人、これはアジア人差別!?ハグで全てを許し合った日。
今日、地下にある洗濯室に向っている時、このアパートの住人で私達と同じ棟に住む、ちょいと小難しいおばあちゃんに玄関でばったり会いました。正直、このおばあちゃんに会うと “ドキっ” としてしまいます。実は、このおばあちゃんと私とは個人的に色々ありまして…。
夫と子供といる時は気さくに話しかけてくれたり、笑顔で挨拶してくれるのに、何故か私と2人っきりで出会うと、このおばあちゃん、完全無視なんです。
「Hi!!」
と挨拶するも、
「…。」
気持ち良いくらいの無視をかましてくれて、私の何が気に食わないのか知りませんが、とにかく私に対してあまり良い印象を持っている感じではないのです。
無視された後の空気ったら最悪で、洗濯室が冷凍庫のように凍り付き、妙な緊張感が走ります。
友人に話すと
「いるのよね、アジア人嫌いの人ってさ...。」
と。
モントリオールに来て、人種差別を受けたり、アジア人として嫌な思いをしたことはないけれど、このおばあちゃんの私に対する態度があからさまなので、そう友人に言われた時は、なんとなくそう思っていたことが現実を帯びてきて、少し落ち込みました。
それでも洗濯室で会った時、道ですれ違った時は笑顔で手を振り、この1年めげずに挨拶をし続けました。努力の甲斐あってか、最近では挨拶を返してくれるどころか、フランス語訛りの英語で声をかけてくれるようになりました。
今回も玄関で「Hi〜!!」と挨拶すると「Hi〜!!」と笑顔で挨拶してくれて「ねえ!!このシャツ見てよ!!」と自分の着ているシャツのロゴを私に指差して見せくれました。
シャツには、まさかの
『TOKYO』
という文字が(笑)
「Oh〜!!!TOKYO!!!」
と、オーバーリアクション気味に言うと、しみじみ私の顔をみて...いきなりのHug(笑)
このおばあちゃんとハグをする日が来るなんて(驚)!!
最近は少しフレンドリーになってきたと手応えを感じていたものの、私はこのおばあちゃんに好かれているなんて思ったことはなかったので、突然のHugに戸惑いました。しかし、それはすぐに嬉しさへと変わり、私も思いっきり頬をくっつけて、しばらく玄関でHugを交わしました。そのままチークダンスに突入しそうな雰囲気でしたよ。ははは。
その後、何か私に言ってきたのですが、ただでさえ英語が不得意な私にフランス語訛の英語はかなり聴き取りづらい。申し訳ないけど、何言ってんのかわかりましぇーん(汗)
ただ、なんか今日はようやく打ち解けたというか、Hugひとつで気持ちがスッキリしました。なんだかとても嬉しい出来事で、心が温かくなる出来事でした。
それにしても、こういう行為は海外ならではというか、日本では近所の人になかなかハグなんてしないし、それも、それほど会話をしたこともない人とハグなんて戸惑うばかりか抵抗を感じてしまうものです。
それが、このおばあちゃんとのハグを通して、気持ちを直球で表すことがこんなに気持ちの良いことだと言うこと、改めてハグの良さ、気持ちを素直に伝える事の大切さを感じました。
そんなわけで、こんな嬉しい日はクッキーでも焼いて、なんなら、あのおばあちゃんにも差し入れしようと思い、柄にもなくクッキーなんぞ焼いてみましたが・・・。
下手くそにもほどがある(笑)
ちなみに、ハート型だったハズなんだけど...慣れないことはしない方がいいわね…。
夫も焼けたクッキーを一口食べて苦笑いしながら
「うん、味はクッキーだよ!!」
とフォローしてくれたのですが、そもそもクッキーを作ったんですよ(怒)!!
こんなん差し入れたら、さっきのHugが帳消しになるわ…と差し入れの案は却下(笑)
それにしても、私の英語はもう少しどうにかならないものか!?
もう少しあのおばあちゃんと会話ができれば、もっと早く誤解が解けたかもしれないのに。自分の語学力のなさに腹立ちます。
そういや、1ヶ月くらい前もこんなことがありました。
夫がトイレに入っている時に玄関のチャイムが鳴ったんです。
トイレから夫が
「Appmamaちゃ〜ん!!インターフォンの受話器を取るんだ〜!!」
との指示が。
聞き取れないかもしれないという不安を抱えながらも、仕方なく受話器を取り
「へ、ヘロ〜!?」
と言うと、受話器の向こうから
「&%$#☆…Smell Leo!!」
と男性の声が!!
前半はほとんど聞き取れなかったけど、ガッチリ聞き取れた部分があって、それが
“Smell Leo!!!”
英語が苦手な私の解釈では、つまり「お前の旦那臭いよ!!」ってことを言っているのだと思い、
“確かに、今、夫はトイレに入ってますけど…そんなに臭ってるの!?
え〜!?もぅ〜ちょっとぉ〜どんだけすごいウ◯コしてんのよ〜!!!!”
と、てっきりアパートの住人からトイレの臭いに関して苦情を言われたのだと思いました。それで、咄嗟にSorry!!!を連発したのです。
「本当に申し訳ありません!!近所迷惑になるようなウ◯コする夫で…本当に申し訳なく思っております。」
と、Sorryという言葉にこのような想いを込めて丁寧に謝り続けた私。
そのやり取りをトイレの中から聞いていた、夫は不思議に思ったようで急いでトイレから出てきて受話器を私から奪い取り、受話器の向こうの人に話を聞き直すと、なんと、ただの郵便だとさ。“Mail for Leo” と言っていたみたいです。
「どういう聞き間違いをしているんだよ!?」
と半ば呆れ気味の夫。
って、一番呆れているのは自分自身でございます。
アパートのおばあさんとは話さなくとも奇跡的に分かり合えたけど、マジで語学がんばらないとヤバいみたいです。ははは。
よく、海外に住んでいれば自然と英語が話せる様になる!とか言いますが・・・1年海外に住んで断言します。そんなことはありません(笑)やっぱり、努力が必要ね!
今、語学勉強している方、一緒に頑張りましょう!!
それでは、See you〜☆
こんにちは。
返信削除1歳の子連れでモントリオール移住予定なのですが、ベビーカーについて質問があります。モントリオールでの生活ではどんなベビーカーがオススメですか?雪国であることを考慮して、エアバギーのようなしっかり安定した走行ができるものがいいのでしょうか?それとも車移動メインだから、なんでも大丈夫!って感じですか?モントリオールの道はベビーカーにとって結構凸凹しているのでしょうか?
質問だらけですみません・・雪国出身でもないし、ネットで検索してもなかなか情報がなかったもので。。
詳しく教えて頂けたら幸いです!!!
匿名様
返信削除ブログを読んで頂きありがとうございます。
ベビーカーの件で、お答えさせて頂きます。
住む場所にもよりますが、例えば旧市街なんかであれば、石畳の道が多いので、安定したバギーが良いかもしれません。またモントリオール自体、道路状況が悪く、ヒビ割れしていたり、穴があいていたり、凸凹道が多いです。
しかし、私はモントリオールがベビーカーや車椅子に優しい街ではないと思ったので軽いバギーを購入しました。スロープがなかったり、地下鉄駅にはスロープどころかエレベーター、エスカレーターもない駅もあるので、長い階段の上り下りの際大変なんです。
私は軽めのバギーを好んで使っていますが、他のママさんの中には安定型のバギーを好んで使用している方もいて、特に0〜1歳半くらいまでのお子さんを持つママは安定型のバギーが多いかもしれませんね。
冬の道は歩道も朝早くから除雪されるので(住む地域によるかもしれませんが)、私の持っている軽いバギーでもスイスイ行けます。でも、タイヤがエアーバギーくらいしっかりしている方が冬は楽なのは間違いないかと思います。
ただ、真冬はバギーで出掛けるのが子供も親も大変なくらい寒いです。
車にバギーを乗せてモール内で使用するとか、そういう使い方になるのではと思います。そうなると、軽めのバギーで事足りるので、ホント、その家庭のバギーの使い方によるかなと思います。
分かりづらければ、遠慮なくまたコメントをください。