就職活動中の人にオススメの映画!〜こうして私は内定をもらった〜

5/21/2015 AppMama 0 Comments

先日、『インターンシップ』という映画を観ました。

コメディ映画ということもあって、軽いノリでサクッと鑑賞したのですが、思いの外面白かったので紹介します。

...と言っても、私があーだ、こーだとグダグダ語るよりも、この映画の予告版を観てもらった方が内容が分かりやすいと思うので、まずはこちらをご覧下さい!



"突然の会社の倒産によって職を失ったニックとビリー。再就職先を探す中で見つけた、ある巨大企業のインターシップ募集欄。

その企業とは、なんと『Google』!!

パソコンもプログラムも詳しくない2人のおっさんが若者に混じってGoogleのインターシップに挑戦する笑いあり涙あり?のサクセスストーリー!!”

で、この映画を観て気付いたこと・・・。

・・・オレたちって、もうオッサンなのね (-∀-`; )

Googleのインターンシップの試験を受ける学生らを見て、ジェネレーションギャップをバシバシ感じる一方で、ビリーとニックに共感できてしまう自分達は、もはやオッサン世代に突入しているんだなと、率直にそう思いました(汗)

iPhone開発者なんて、その業界ではまだ新しい分野だし、その分野を突っ走っている私達はまだまだ若者だと思っていたけれど、いやはやニックとビリーの世代なんですね(笑)

それから...個人的には、この映画を観ている中で、数年前の自分の就職試験のことを思い出さずにはいられませんでした。

ちょっと語らせてください。それは、私が大学4年生の時でございます。

内定をもらった同期生がワンサカいる中で、私は就職活動も一切せず、バーガー屋のバイトに明け暮れていました。

“就職活動しなきゃ!” とは思ってはいたんですよ。

しかし、履歴書を作成するも、1つとして資格を持っていない私の履歴書は空白だらけ...。見せられたもんじゃありません。

しかも、大学4年生にもなって、パソコンの使い方を知らず、パソコンで文章を綴ったこともなければ、それこそマウスの使い方も知らないという超アナログ人間だったのです。

このご時世、こんな私をどこの会社が雇ってくれるのでしょう。

そんな出来損ないの私ですが、さすがに卒業間際になり就職先が決まっていないことに焦りを感じ、ようやく就職活動開始したのであります。

周りの友人はパソコンから希望先の企業に応募、またはエントリーしている中、このアナログ人間、コンビニに置いてある就職情報誌をめくって就職先を探しました。

全く褒められた話ではありません(笑)

そして見つけたのが、テレビ局の制作会社の募集欄。
パソコンも使えないくせに、制作会社だとぉ!?...ほんとそうですよね、若いって怖いもの知らず...ははは。

もちろん、パソコンが使えない私は郵送で履歴書を送付。

数日後、郵送で試験日の日程が送られてきました。

そして試験日になり、意気揚々と試験会場入りしたのです。
会場には沢山の応募者がいる...と思いきや、なんと私しか会場にいません。

フッ、1番乗りだぜっ (๑•̀ㅂ•́)و✧!!

と前髪に風を吹かせ、

「面接に参りました、Appmamaと申します。」

と受付嬢に言うと

「...はい?...え??」

と、なにやら困惑してしまいました。

すると、このやりとりを見ていたと思われる男性社員が駆け寄ってきて、受付嬢と何やらヒソヒソ。そして

「キミ、今日面接って言われたのかな?」

と。

「はい!本日、面接だと伺いました (。+・`ω・´)キリッ!!」

と元気よく答えると、その男性社員はハンカチで額を拭い出し、慌てはじめ、どこかに電話。そして受話器の向こうの誰かとまた何やらゴソゴソ話して...また私に

「本当に、本当に、ほんと〜に、今日面接って言われたの?」

と、何度も何度も確認してきました。

“オッサ〜ン、何回言ったら分かるんだよぉ!!だから!!!”

「はい!3月×日、面接だと伺いまいました (。+・`ω・´)キリッ!」

と自信満々に答えると

「・・・キミ、それ、明日だよ。」

( ̄▽ ̄;)!!ガーン

その後は、小さな会議室へ1人通されまして...。会議室での記憶はほとんど残っていません。ただ、ドアの向こうから

「あの子だって。面接日間違えた子・・・」

「あー。可哀想に。落ちたな...」

と声が聞こえてきたのはシッカリ覚えています。

恥ずかしさと自分の不甲斐なさに、この場から早く立ち去りたい気分でした。そして “落ちた” という声が聞こえる度に、明日の試験は欠席しようと心に決めたのです。だって、明日は完全なる負け戦。行ったって意味ないのです。

そうこうしていると、年配の男性が部屋に入ってきて、

「もう来たくないだろうけどさ、明日、もう一度挑戦してみなさいよ。」

と言うではありませんか。

からかいで言ったのか、それとも本心からそう言ったのかは分かりません。ただ次の日、あれほど “行かない” と決めた面接会場に私は向かい、試験を受けていました。

結果から言えば、合格。

入社してからですが、私を面接した先輩にこんなことを言われたのを今でも覚えています。

「お前を選んだ理由だけど、お前に何も期待なんかしていない。お前を選んだのは、面接日を1日早く間違えたというインパクトだけ...他の誰よりもインパクトがあったんだ。」

これが私のサクセスストーリー。インパクトだけの女です(。+・`ω・´)キリッ

でも、この映画もそうよね〜。
周りはビリーとニックのようなオッサン達の挑戦に失笑し、誰も彼らの力を信じなかった。周りに何と言われようが、何と思われようが、要は自分次第で、ピンチをチャンスにする強い心、折れない気持ち、そして諦めない姿勢があれば、どういうカタチであれ必ず良い結果に結びつく。

...ってカッコいいこと言ったけど、私の場合は “力” があったというよりも“運”の方が大きいのでしょう(笑)

でも学んだことは1つ!カッコ悪くても、負け戦と分かっていても挑むこと!!

とにかく、懐かしい私のサクセスストーリーを思い起こさせてくれたこの映画、就職活動中の友人らに紹介してあげようと思います。とても元気が出るので!!

それから、もう1つ、この映画で私が引っかかったのは “Google” の発音の仕方。

誰も “グーグル” と発音しておらず、 “グーゴォー” というような発音でした。
確かに “グーグル” って言っても、現地の人には「???」みたいな顔され伝わらなかった記憶が・・・。
皆さんも、この映画を観てGoogleの発音、要チェックです!

また、この映画はGoogle本社で撮影したので、滅多にみられないGoogleの社内や社風を感じることができるので結構面白いです。
社内には階段の代わりにに滑り台があったり、それから食事はタダ、コーヒーも、フルーツもタダだ、お昼寝コーナーのような仮眠室が設けられていたりと夢の様な会社でありました。

Google社に興味がある方は是非、この映画を観てみて下さいね。笑いどころ満載ですから、Google社に興味がない方でも楽しんでもらえるかと思いますよ!

それではSee you〜☆

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