夫の就活リアル体験記!第1回〜海外で就職活動!合否の連絡が・・・ない〜

7/12/2015 AppMama 0 Comments

この記事についてはもっと早く書けば良かった…

夫の就活リアル体験記!!

それは数週間前のこと。
ここモントリオールにある、とあるスタートアップの会社に、夫が履歴書を出しました。

夫を知っている人であれば、彼が就職活動をするなんて晴天の霹靂、天と地がひっくり返るくらいありえないと思うかもしれません。

長年個人開発者としてフリーランスでやり抜いてきて、この先も自分の力で這い上がっていくんだと、頑にそのスタイルを崩さなかったあの頑固な夫が、なんと就職活動を始めたのですから、この夫の行動に妻の私でさえも驚いてしまっています。

あの夫が就職活動をするなんてね〜。

とは言っても、どこでも良いから会社勤めをしたいと言うわけではないらしく、その為、一般的な就活の方法とは、やり方も気合いの入れ方もまた違っているように思います。

夫が狙っている会社はたった一社。
今のところ、その一社しか受ける気がありません。

...って、就職する気あるのかよっ!?

日本と同様、モントリオールも就職難と言われていて、自分の希望する仕事を見つける、または就職するというのは結構難しいと言われているのに、1社しか受ける気ないなんて、就職する気がゼロだと思われても仕方ないわよね〜。(まして、ここモントリオールでは企業によって、英語だけでなくフランス語も求められます)

そう簡単に職にありつけるとは思えませんし、まして夫が希望するその会社に雇ってもらえるなんて確立は低いでしょうね。

日本で就職活動をする上でも、自分の希望に見合う会社、条件の合う会社、自分の能力を発揮できる会社があれば、一社に絞らずとにかく複数の会社にバシバシ履歴書を送るのは普通のことで、そりゃ〜、理想は、第一希望の会社に全力を注ぎたいけれども、現実はそうもいかない。

履歴書を送った会社全てが面接をしてくれるわけでもないし、履歴書の段階で落とされることも多いのですから、一社だけに絞るなんて可能性を狭めてしまっているのと同じようなものなのです。

しかし夫の就職活動の仕方は、至ってマイペースで “一社集中型”。

でも、この夫が一社集中型で就職活動するのも分からないわけでもないんです。

夫という人は、真面目で純粋すぎる面があり、“こう!!” と思ったら、それ意外は見えなくなるという一途さと頑固さを持っていて…これをある意味では “不器用” とも言うのですが(笑)、そういう人なので、就職活動においても数社応募するということが考えられないないのです。

また今回応募した会社に関しては、心底夫が惚れ込んでしまっていて、まさに女房探しと言っても過言ではなく

『女房にするならお前しかいない!!頼む!!俺の女房になってくれ!!』

とばかりの意気込みようで、他の会社を股にかけるなんぞ、これまたできそうもありません。

あまりの熱の入れようにその会社のCEOの写真、プレゼンテーションをするCEOの映像を見せてもらいました。

これがなかなか良い男で、投資家の前でのプレゼンテーションをしている姿は、カリスマ性と運の強さを兼ね揃えた魅力的な男に見えまして、夫が惚れ込むのも分かります。

プレゼンテーションの中身は英語なので、私には何を言っているかサーーッパリ分かりませんでしたけど、力強さ、それからこの会社の将来性を感じずにはいられませんでした。

何を言っているか分からない私でも、惹き付けられる何かを感じたのですから、夫はよりこの会社に魅力を感じているはずです。

妻の私はこれまで

『とにかく、どこでもいいから職についておくれ!』

とこれまでそう言ってきたのですが、この会社を知ってからは

『この会社のメンバーになれるように、何がなんでもここに入社するのよ!』

と、夫の女房探しに協力することに。

そんな夫は、2週間前にこの会社のサイトから履歴書を送りました。
アメリカや北米は、日本ほど履歴書の形式にこだわりをみせません。手書きの履歴書だろうが、サクッと記入したウェブ上の履歴書だろうが、とにかく形式よりも中身重視のようです。

だから履歴書のフォームやデザインを自分で作成できるアプリを利用する人もいるくらい、形には全くこだわりませんし、若い会社であればあるほど、履歴書の形にこだわりはみせません。

重要なのは

 “何をしてきたか”

 “何ができるのか”

さて、夫が送った履歴書の中身です。
まずは、この会社のどのポジションを希望するかというところなのですが…夫くん、いきなりやらかしてくれました。

なんと夫が独断と偏見で “New ポジション” を提案し、そのポジションに自分自身を推薦するという、斬新かつ画期的...言い様によっては、身勝手な履歴書を送りつけたのです。

「この会社には、将来的にこのポジションは必要なんだから、近いうちに返事がくるよ!」

そう言って自信満々に返事を待つ夫。

...返事を待って今日で2週間経ちます(汗)

アメリカや北米では、合否についていちいち連絡をするという会社は少ないので、何の連絡もないということは、つまり不採用ということを意味します。

つまり、夫は履歴書の段階で落とされたのです。(たぶんね…いや、落とされたな・笑)

さて、どうする!?夫よ...

つづく...

>> 夫の就活リアル体験記!第2回〜夫の履歴書は目も通されずゴミ箱行きへ!?〜

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