夫の就活リアル体験記!第2回〜夫の履歴書は目も通されずゴミ箱行きへ!?〜
とあるモントリオールにあるスタートアップ会社に夫が履歴書を出してから、2週間以上経ちました。うんとも…
すんとも…
返事がありません。
つまり、履歴書の段階で “不採用” だということを、私達は自ずと悟らなければならなりません。
夫と違い、私は夫が履歴書を出してから返事がないまま数日過ぎた段階で “不採用” だと受け止めていましたから、今更、悔しいだとか、落ち込んだ気持ちにはなっていません。
むしろ、この結果を夫がどう捉えるか―。そっちの方がずっとやっかいに思いました。
「何らかの連絡が絶対来るはず!」
そう言って2週間も希望を捨てずに連絡を待ち続けた夫です。
「ほらね、“不採用” だったじゃない、私は前から気付いていたわ。」
な〜んて言えば、私は鼻から採用されるわけがないと思っていたと感じるだろうし、かと言って、
「次の会社を探しましょうよ!」
と前向きにアドバイスしたって、男のプライドを傷つけるような気もするし…。
実際に、連絡が来ないことについて私が少しでも口を挟むと
「あ〜、そのAppMamaちゃんのマイナス思考が影響するんだよな〜」
と、私が夫の運気を下げていると言われることもあったので、 “不採用” だということを夫自らが認めるまで知らぬふりをしていなければなりませんでした。
しかし、さすがの能天気男も2週間も経てば、この状況が良い方向へ向っているものではないと感じたようで、ようやく
「“不採用” なんだろうな」
と自ら私に伝えてくれました。
しかし、夫という人はこの結果について、落ち込むどころか、むしろ闘志を燃やし、
“何故自分は不採用だったのか”
“どんな人材をこのCEOは望んでいるのか”
と、あえて不採用の原因を突き止めたいと思ったようでした。
不採用だったのですから、もうこの会社のことは忘れて次の就職先を探せば良いものを、また1からこの会社について、それからこの会社のCEOのことや、それからCEOが発信しているブログを読み直し始めたのです。
そして...
「そうか!僕は履歴書を出す段階で大きなミスを犯していたようだ!!」
と、あるミスを犯していたことに気付いたのです。
その “ミス” は、CEOのブログを読み直す中で発見することができました。
これがそのCEOのブログ↓↓↓
タイトルだけで、夫の履歴書に目を通していない可能性すら感じます。
というか、夫の履歴書は目を通されずにゴミ箱行きになったことでしょう。
このCEOの要点をまとめると...
・何が出来るかを “言う” ことは容易い。何が出来るかを “見せて” 欲しい。
・どこで技術を学んだかは重要ではない。その技術が本物であるかどうかが重要だ。
・正規の応募用メールアドレスにしか履歴書を送ってこないのはリサーチ不足だ。自力で僕のメールアドレスを探し出して直接メールを送ってくるような人は採用のチャンスが上がる。
・1分以内に読める手短なメールにまとめる事。申し訳ないけど、数百通とくる応募メールの一人一人の長文を隈なく読むのは不可能だ。重要なポイントに絞ってまとめてくれれば最後まで読まれる可能性が上がる。
その他にも細かい事が色々書かれていましたが、特に重要なのはこの辺りだろうと感じました。
このブログを読んで
“不採用の理由が分かってスッキリしたわね〜!次の就活で役立てましょう!”
なんて思いませんでした。
私も夫もこう思いました。
「必ず履歴書に目を通させてやる!!」
つづく…
>> 夫の就活リアル体験記!第3回〜夫がCEOへ挑戦状!日本をトップ2にしてみせる!〜
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