あま〜い誘惑に勝つのは娘か夫か!?モントリオールの銀行での甘い誘いとは!?
モントリオールに越してきたばかりということもあって、お金の移動やら振り込みなどに追われ、ここ数日は毎朝銀行に行くのが日課になっています。
実は、銀行に行く度に娘は “ある試練” に耐えなえればなりません。
それがコレ。
1個1ドルのカップケーキ。
チャリティー目的に設置されているものなのですが、カップケーキが大好物の娘は
「ママ?パパ?カップケーキ…買っていい?」
とのお願いをされます。
とはいえ99.9%却下されると分かっている娘は、かなり控えめのお願いの仕方で、それはそれで不憫に感じて買え与えたくもなりますが、そこはぐっと堪えます。
当然、チャリティー目的として購入するのは良いのですが、毎回、毎回、娘に言われるままに意味もなく買い与える行為は、チャリティーそのものの精神ではなく、むしろ娘の為にはならないと
「毎回カップケーキを買っていたら、お金がすぐになくなってしまう。本当に今必要なものかどうか考えなさい。今、どうしてもカップケーキが必要であれば買おう、でも、考えるんだ。カップケーキは本当に“今”必要なのか?」
自慢じゃないけど、娘はこれで納得します。
本当によく出来た娘っ!
今日も、カップケーキのトラップにハマることなく、しかし娘はカップケーキを見つめたまま、夫が窓口で手続きを終えるのをお利口にじっと待っていました。
さてさて、窓口で夫の対応してくれた女性は、20代の若い女性で、明るくて元気な上に性格の良さも顔に表れていて “あ〜こんな嫁がいいわ〜” と息子もいないけど(笑)、そんなことを思いながら、私と娘はソファーに腰掛けて夫とのやりとりを見ていたわけであります。
手続きが終わり、夫が窓口を去ろうとした時。
私の想像上では、ウチの息子(←存在しないけど・笑)の嫁になる予定のこの女性銀行員は、上目遣いで
「あのぉ〜 モジ(((*´ε` *)(* ´З`*)))モジ
じ・つ・は!!タラ〜〜〜ンっヽ(。´∀`。)/!!
いま〜このエコバッグを2ドルで購入するとぉ〜、地球の為に役立つ!ってキャンペーンをやってまぁーーす (*/∇\*)キャ」
こんな言い方してないでしょうけど(笑)、いや、こんな風に言ってたわなっ(笑)
実際に “タラ〜ン ヽ(。´∀`。)/ ” は言ってたし!
まぁ、とにかくだな、
ネェちゃん、すまねー。
君がかわいいのはよーく分かった、しかしだな。愛娘に1ドルのカップケーキさえも我慢させる人だ、せっかく頑張って可愛くプレゼンしてくれたようだが、夫にエコバッグを買わせるのは無駄だぜ…。
d(´∇`о)ネ、ダンナ!
とダンナを見ると、
「オッケー!オッケー!地球の為だもんね。エコバック買っちゃう (* ̄∇ ̄*)!!」
娘の目玉が壁に、そして顎が地面に突き刺ささりましたよ...。
案の定、
「ねぇ〜どういうことぉ?パパ〜?いつもお金は大事にって言ってるじゃ〜ん!」
と娘。それに対し、
「このバッグは地球に役立つから買ったんだ (。+・`ω・´)キリッ!」
嘘つけ―!!!おめぇ〜、ごっつい兄ちゃんが窓口の時は、しっかり断ってんだろー。
オトコってやつは…ですよ(汗)
最近、娘が夫の “そういうとこ” に反応するようになってきて、昨日も、スタバで夫が注文している間、私がソファーに座って待っていると、娘が血相を変えて走ってきて
「ママ!ママ!大変よ!大変なことが起きているの!」
と。
「パパがね、“君はママより可愛いね” って、あの女の人に言っているの!たぶん、パパ、あの女の人と結婚したいと思っているわよ!」
「...。私もそう思います。」
そう思います....ちゃうねんっ(笑)
確かに、実際、そうは思っているだろうけど(笑)
とにかく、娘は何を見てそう言っているのか冷静に問いただすと、どうやら、スタバの可愛い女性店員に夫が笑いかけたと、それだけのことらしく、しかしながら、夫が私には見せないそのスマイルから、よからぬことまで想像してしまったらしい(笑)
コーヒーを持ってきた夫に
「もぉ〜、パパったらほんとダメね〜。ね〜ママ!!いい加減にしなさいよ、パパ!」
と娘(笑)
来月5歳になります。
頼もしい監視役になってきました。
明日は、この監視役にカップケーキ買ってあげようと思います(笑)
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