娘の5歳の誕生日は後回しじゃなかった!?ママたちの団結力でサプライズパーティーを決行した日!!

5/13/2016 AppMama 0 Comments

 

数日前に娘が5歳を迎えたのですが、今年の5歳の誕生日は “母の日” と重なったこともあって、誕生会は後回しにー。

>>母の日と娘の誕生日のダブルブッキング!?母の日に徹してくれた5歳の娘の優しさに感謝した日。

というよりも、この半年は日本→オランダ→スペイン→モントリオールと、移動、移動、移動…の日々の中で、娘の誕生会を開く余裕がなかった…というのが本音。

そんな中、近所に住むママに

「今年のカヤちゃんの誕生会どーするの?」

と聞かれ

「今年は、余裕がなくて…できないかなって…。家族だけで祝おうかなと思ってね...」

と、正直に打ち明けると

「何言ってんのよ〜!ダメよ〜!!ダメ!私がケーキ作るから…場所は公園で!ハイ、決まり!」

と、ものの数十秒でバースデーパーティーの計画を立ててくれました。

このママの強制的なバースデープランのおかげで(笑)、昨日の夕方、5歳のバースデーパーティーを開くことができたのです!!

平日の夕方にも関わらず、ご近所さんをはじめ、高速を乗り継いで駆けつけてくれた友人ら、それから仕事帰りのパパさん達…多くの友人が集まってくれました。本当に本当にありがとう。

しかし、この団結力って何なんだろう〜、みんなハードスケジュールなのに、当たり前のようにして駆けつけてくれる…本当に素晴らしい仲間たちだよ!!
というわけで、総勢26名での賑やかな誕生会になりました。

ちなみに、このバースデーについては娘には内緒です。
娘は自分の誕生日は過ぎているので、まさか自分の誕生日会が開かれるなんて思っていませんでした。

夫が公園のベンチでパーティーの用意をしても

「パパ?今日は誰かのバースデーなの!?」

とまさか自分が主役だとは気付かない娘。

会場も公園だったこともあり、集まってくれたお友達と何の疑いもせず遊んだり、ご飯を食べたりと、いつものピクニックのようにして楽しんでいました。


そんな中、パーティーに駆けつけてくれた1人の男の子が、私の元にこっそり駆け寄ってきて

「カヤちゃんのおたんじょうび会って、ナイショなんでしょ!?」

と、娘に聞こえないように私の耳元で囁きました。

3歳の子も4歳の子も、娘の誕生日だと知っていながらも喉元まで出かかっている

「おたんじょうび おめでとう〜」

の言葉を必死で飲み込み、サプライズを知った時の娘の表情を見たくて、見たくて、皆で堪えているようでした。それがまた嬉しかった!

子どもたちの必死な努力の甲斐あって、全く気付かず、ピクニックだと思って遊びまわる娘(笑)

親たちも、本当に楽しい時間を過ごしました。
ピザを片手に、子育てのこと、夫婦のこと、仕事のこと、語学のこと、それからバカ話まで…本当に楽しい時間だった!

18時をまわった頃、まだまだ遊びたりないといった感じの子どもたちを一旦集合させました。
そう、バースデーケーキの登場!
ケーキはもちろん!!強制的にパーティーを計画してくれたママの手作り。

1歳と4歳の子供がいながら、前の晩にケーキを焼いて、朝一でデコレーションしてくれたらしい(泣)絶対、忙しいのに...本当にありがとう〜!

このケーキを目の前にした娘は、それでも誰のケーキかまだ分かっておらず、

「ハッピバースデートゥーユー♪ハッピバースデートゥーユー♪」

と皆が歌い始めると、一緒になって歌い出しました。

しかし、次の

「ハッピバースデー ディア “カ〜ヤ 〜”♪」

というフレーズで、自分の名前が聞こえると、

“…え?今、なんて言った?もしかして、これ、わたしのバースデーケーキなの???”

そんな戸惑いと嬉しさと照れをにじませた、なんとも言えない表情をして、バースデーケーキを真剣に見つめはじめました。

歌い終わると “もう黙ってられないよ〜!” とばかりに、あの男の子がプレゼントを娘に持ってきてくれました。

これは、集まってくれたみんなからのプレゼント。バースデーカードと共に娘の大好きなハリー・ポッターの本をプレゼントしてくれました。
ハリー・ポッターと賢者の石(イラスト版)


この本はずっと欲しかった。本屋に行くと、娘はこの本を手に取るものの、気軽に買える値段じゃないこともあって、いつも寂しそうに棚に戻していました。

だから、みて、この嬉しそうな顔!!


この本は、5年後も、10年後も、それから娘がおばあちゃんになっても、ずっと本棚に置かれ、手に取る度に、この日のことを思い起こすだろうと思います。
もう〜最高のプレゼントだよっ!みんなありがとう!!

気づくと20時過ぎ...モントリーオールの日の入りが日に日に長くなって、もうそんな時間だとは気づかなかった!

家に着くなり、娘もベッドにバタリ…。
そして

「みんながハッピバースデーしてくれたね。サプライズだったんだね!本当に楽しかったし、嬉しかった...。パパ、ママありがとう、大好きだよ」

と言って、5秒後に爆睡しました(笑)

もしも、あの日、あのママが強制的にプランを練ってくれなかったら、娘からこんな幸せな言葉も貰うことも、こんなに満足そうな寝顔を見ることはなかったと思います。

当初考えていた家族だけの誕生会も良かったけど、私たちにとって、この友人らももはや家族同然。だから、みんなで祝えた昨日のバースデーは、娘にとって最高の最高のバースデーとなりました。

だから、本当に心からありがとうを言いたい。

みんなありがとう〜!!

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