学校選びは人生最大の決断の1つ!?本日、5歳の娘の第一志望校の入学試験!!結果はいかに!?

10/27/2016 AppMama 0 Comments


今日は娘の第一志望校の面接日!!

面接は9時から行われるので、8時半前には家を出ました。

それにしても、寒くなりましてね、モントリオール。
今朝は0度ですって…。

0度の中、標準よりも小柄な5歳の娘を30分も歩かせ、それも重要な試験日であってもバスもタクシーも使わない…我ながら、なかなかたくましく育てているわ...と思います。

とは言っても、寒さのせいで耳がちぎれそうに痛み出したり、手がかじかんだり、足が冷えてくると、

「どうして…車がないの?」

と聞いてきます。夫は

「君を良い学校に入れる為に、しばらく車を買うのは我慢することにしたんだよ。わかるかい?」

と言うと、娘は “わかった…。” と頷き、それ以上は何も聞かないし、それこそ “歩けな〜い” なんて、ごねたりもしません。

かじかむ娘の手を握りながら、この学校に通わなければ車どころか、長期的にみれば高級車も買えるんだろうな...と、一瞬、高級車に乗る自分の姿が頭をよぎるものの、車より、これから娘が何年と過ごすであろう学校生活での日々の方が絶対価値があるもので、娘がした経験、学び、知識など、娘の頭の中に残ったものは娘だけのものだから、お金ではなく、そのような財産を彼女には残してあげようと夫と決めたことを思い出し、今日も2キロもの坂道をヒーハーヒーハー言いながら登り続けました。

学校に無事に着くと

「ほんとうに Thank you…Mama!! Papa!!」

と、この学校に挑戦させてくれたことに感謝しているのだと、娘はハグをしてくれました。
それほど英語系のプライベートに通わせるというのはお金がかかります。

歩いてこさせたにも関わらず、文句どころか、私たちが無理をしてまでこの学校を受けさせてくれたことを分かって玄関先でハグをしてくれる…こんな良い子が落ちるわけないでしょう!!(笑)

だから、私達は今日のインタビューも何の心配もしていませんでしたし、彼女は1時間でも授業を受けられることを心から嬉しく思っていました。

若干心配なのは、娘はカッコイイ男の子がいるとシャイになるので、カッコイイ男の子が目に入らないことを祈るだけ(笑)

受付の女性にインタビューに来たと伝えると、待合室で待つように言われました。

数分すると校長先生がいらして、私たちと握手を交わした後に、

「さあ、行こうか!」

と娘の手を引いて、階段を登って奥にあるキンダーの教室へ消えて行きました。

今日は、キンダークラスの子供らと娘を1時間過ごさせて、言動や社交性などをテストするようです。もちろん校長先生、それから他の先生らが娘をチェックします。

親は…ドキドキしながらロビーでまちぼうけ。

10分ほどすると、キンダーのクラスから校長先生が出てきて

「彼女は教室に入った途端に友達ができて、すぐに馴染んだよ!」

と驚いた様子。
校長先生...せいぜい驚いてくださいな、娘の最大の長所は “社交性” ですから(笑)

そうなんです、娘は社交性だけはピカイチ!
例えば、公園に行くと

「Hello!! My name is…」

から始まり自己紹介が終わると

「Let’s play〜!!」

と言って、見知らぬ子をどんどん巻き込んで遊び出します。

最近では、声をかけた子供の親にも自己紹介はもちろんのこと、親同士を引き合わせようとしたり、まぁ、社交的にもほどがあるほど社交的!

だから今日のテストは、娘にはもってこいのテスト!!

30分ほど経ったころに、また校長先生が来て、何か不思議そうな顔をしながら娘の願書を開き、経歴を尋ねてきました。
夫がこれまで色々な国を転々としてきたので、その度に学校を変えてきたことを説明すると

「彼女には、はじめての環境でもすぐに溶け込む能力があるのだけど...なるほど〜!それでようやく分かったよ!!彼女に備わった能力はそのようなスタイルで生活して培ったものだったんだね!」

と驚き、感心していました。

オッシ!!いい感じだ!

校長先生は、再び娘のいる教室に戻って行ったので、私と夫はまたロビーの椅子にこしかけて時間を潰すことに。

すると、そこへ子供を学校に送り届けにきたであろうお母さんが声をかけてきてくれました。

夫が、今日は娘が入学試験にきているのだと説明すると

「この学校は最高に良い学校よ。先生も生徒も父兄も、本当にナイスな人達。私の子供たちは、これまで1度として “学校に行きたくない” なんて言ったことなくて、それに私は驚いているのよ。だって自分が子供の時は、学校に行きたくないと思うものだったもの。私は、この学校に決めたことを “人生最大の良い決断” をしたと思っているのよ。」

“人生最大の良い決断”

カッケーです!!お母さん!!私も、そんな決断をしたいっス!!
そりゃ〜、自分の子供を通わせているのだから、大げさな表現かもしれないけれど、親も子も学校を誇れるって...素敵やん!!

同じくらいステキなのが、この母ちゃん、3人子供がいるらしいのですが、めちゃくちゃキレイ!

夫が

「3人子供がいるとは思えない…(*´ェ`*)」

とポツリ。

わ、わ、わりーね、1人しか子供を産んでないのに、こんな仕上がりで (#・∀・)ムカッ!!

そうこうしていると、娘が校長先生と階段を下りてきました。
私たちを見つけると娘はピョンピョン跳ねながら

「もう〜すごく楽しかったのーー!!エキサイティングよ〜!!」

と大興奮!クラスの子も先生もみんな優しくて、授業もすごく楽しかったのだとか。

最後は校長先生とハイタッチでお別れ。

帰り道、娘はルンルン!

すごく楽しかったらしい。そして、入学できると信じて疑わない。

とりあえず、

「テストはどうだったの?」

と聞くと

「うまくいったよ!!」

と自信満々。

こんなに自信満々で、明日からでも学校に通えると思っている娘に、万が一 “不合格” だったら...なんて声をかけようか、対処しようか...と心配しちゃうほど、彼女はこの学校に通うことしか考えていない様子。

そんな中...

学校から連絡が来ましたー!!!

結果は....





ご、ご、合格〜!!!

マジか...OMG〜!!受かっちまったよ〜!!

枠は1人...それもウェイティングもいたそうですから、き、き、奇跡!!

やべー入学金を稼がなきゃ〜!!!…って今頃か〜いっ!!(笑)
だって、まさか本当に受かるなんて...!!やるなー娘っ!!

それにしても、娘は強運すぎる。
少人数制で、評判も良い人気校だし、定員も限られている中で、入りたいと言って入れる学校じゃないんだからね!!

とは言っても、学校も縁よね…。
娘と縁があるに違いないわね、だって、一生涯の親友がいるかもしれない、恩師に出会うかもしれない...そう、これは縁だわ!!

とにかく、娘の第一志望校、無事に合格したので、あとはもう親も子も頑張るだけです!!

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