レナード・コーエン氏の生家はご近所!?世界的名曲“ハレルヤ”の歌手の生家へ行ってきた!
先週の金曜日、ここカナダでは『Remembrance Day(戦没者追悼記念日)』だったので学校は休みでした。
>>娘の通う学校の全校朝会は父兄も参加型だとぉ!?カナダの戦没者追悼記念集会に参加してきたぞ!
3連休と聞いて緊張の糸が切れたのか、せっかくの休みなのに、どっと疲れが押し寄せてきて起き上がることができませんでした(汗)
私自身、普段お昼寝とは無縁な人なので、この感覚は久々です…真っ昼間から睡魔に襲われ、気づくと夕方過ぎまで死んだように寝てしまっていました。
でも、そりゃそーかもしれない…毎日送迎で8キロ歩いている上に、娘を送った後、これまた家から2キロ離れたスーパーへ行き、2キロの人参と2リッターの水を抱えて帰ってきたり…とにかく体力勝負の毎日を送っているのだもの。
それに、先週は学校のPTAやらビザ関連の手続きなんかあって精神的にも疲れたんだと思います。
とにかく、金曜日は起き上がれず…。
そして土曜日はレナード・コーエン氏が亡くなったというニュースがありまして…違う意味で起き上がれない。
とにかくショック…。
レナード・コーエン氏といえば…やっぱり『Hallelujah(ハレルヤ)』だよね。
あ〜生歌を聴きたかったな…。
“モントリオールに住んでいれば、いつか生歌を聴くチャンスがあるかも”
とか
“ばったりカフェで会ったりして!!”
な〜んて思っていたもんだから、余計ショックがデカイ。
レナード・コーエン氏はここモントリオール出身で、なんと我が家からたった1キロ離れた場所に、コーエン氏の育ったお家があるんです。
そういうわけで、今日娘と2人、追悼の意を込めて家の前まで行ってきました。(献花台が設置されている自宅はプラトー方面)
ちなみに今日のモントリオールの気温は4度。
-1度の方が暖かく感じるのは私たちだけ!?
3度とか4度っていう中途半端な気温が1番芯から冷える…本当に寒かった!!
寒さにも負けず、娘と2人歩いた、歩いた…。
あったよ、あった!!
今は別の住人が住んでいるので、献花台も用意されていないようだけど、きっとコーエン氏の魂はこの場所にも帰ってきたに違いない…。合掌。
帰り、図書館に寄ってみると
図書館にもコーエン氏を追悼したコーナーがありました。
で、本を借りて図書館から出ると、やっぱり凍えるくらい寒い。
でもね、全然嫌じゃないんだな〜。
レナード・コーエンの歌声が似合うこの街にいる、そしてまた秋という物悲しさを感じる季節の中で、余計に彼の曲が沁みるのよね...“浸る” という意味では、今日は最高シチュエーション。
『ハレルヤ』は、お世辞にも明るい曲ではないし、わけもなく悲しくなるような、切なくなるような気分になるのだけど、それは心の奥の底で蓋をして堪えていた部分がグッと押し出されそうになるから…でも同時に心のそこから湧き出す温かみを感じて自然と涙が流れたりもする...名曲と言われる所以はそこなんだろうな。
...って、わたしゃ音楽もレナード・コーエンを語れるほどのものではありませんよ(笑)
ただ、自分に響く感覚を書いたまでです。
このJeff Buckley のカバーも素晴らしいです。
あ〜!!!やっぱり生きているうちに生でお会いしたかった!!
心からご冥福をお祈り申し上げます。
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