「ご飯を残してもいいよ」...も大事な言葉!?娘の食べ物を飲み込めない原因は...ママでした。

1/23/2017 AppMama 0 Comments


今日から月曜日!!
今週も頑張りましょう〜!!

…って、週明け初っ端から遅刻ギリギリの登校…あ〜冷や汗かいた〜(;´༎ຶД༎ຶ`)

遅刻しそうになった理由は、普段歩く通学路のコースを変更したせい…。
もうね、坂を登るのがホントしんどいのよ。
今日は、平坦な道を歩けるだけ歩いて、最後坂を一気に登るというコースを試したんだけど、これが結構遠回り&キツかった。

こんな急な階段を登らなきゃならない上に

階段を登った後は、ひたすら上り坂。
あ〜地獄のようなコースだったわ。

8時15分までに学校に到着していなければならないのに、校門の前に到着したのが8時18分。
門が閉まってしまうと、事務で手続きをしなければならない規則もあり、とにかくめんどくさいことになるので遅刻だけは勘弁っ!

閉まりかけの門をくぐらせてなんとかセーフ─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
いやはや…疲れました。

さて、タイトルにもある通り、今日は『食育』の話。

実は娘…本当に食べるのが遅いんです。
20分で食べられるメニューも、娘にかかると1時間〜1時間半もの時間を要します。


なので

「早く食べなさい!」

「遅いよ!!」

「ダラダラ食べない!残さない!!!」

と叱りたくなくても、叱ってしまうのです。
…っていうか、こんなダラダラ食い、誰だって注意しちゃうでしょう!?

それから娘は小柄ですから、ちゃんと食べないといけない、栄養を与えないといけないと、一生懸命食べさせようと親心が強くなり、口うるさくなってました。

それから、もちろん “躾” の意味も込めてです。
しかし、娘のダラダラ食いはそれでも一向に治りません。

テレビを見ながらの “ながら食い” もしていないし、おやつを食べていなくても毎回この調子。

もう5歳…学校でのランチはどうしているのだろう、ちゃんと食べているのだろうか…。
流石に不安になって、改めて娘の食べ方を観察してみました。

すると、口に食べ物が入ると100回以上噛み続けるだけで、何故だか飲み込めない。

「もう噛まなくても飲み込めそうだよ、飲み込んでごらんよ…」

と言うと、首を横にふって出来ないと言う娘。

そのうち嗚咽が起こり、途端に腹痛を訴える始末…。
この時点で、3分の1ほどの量しか食べれてない。
腹痛に関しては、トイレに行くように促しても、トイレではないと言ってお腹を抱えるばかり。

“何か…おかしい…。”

それで、ググってみたんです。

ググって目に飛び込んできたのは “嚥下障害(えんげしょうがい)” というワード。

“嚥下”とは “飲み込む” という意味で、誤嚥によって肺炎になる高齢者の方も多く、高齢者の嚥下機能の低下も問題視されているようですが、高齢者だけの症状ではないようです。

この“嚥下” うまくできないのには、複数の原因がありました。

原因は様々で、歯並びが原因であったり、脳性麻痺、口唇・口蓋裂、先天性食道狭窄症…様々な要因が考えられるので、専門家でもない私たちの判断で、これが原因だと決めつけるべきではないのですが、いくつかの原因の中に “ストレス” や “トラウマ” という言葉があってハッとしました。

以前、喉に食べ物を詰まらせたことがある、もしくは食事の際に嫌なことがあった...などなど、トラウマによって飲み込めない場合もあれば、食事中に何らかのストレスがあれば、それも原因になりうるらしい。

嗚咽や腹痛は、精神的なストレスによって引き起こされることがありますよね。
それで娘が食べ物を飲み込めない原因は、ストレスかもしれないと思いました。

食事中、毎回

「残しちゃダメ!」

「早く食べ終わりなさい!」

「いつまで噛んでるの!?」

と言われ続けることが、かなりプレッシャーになっていたんだと、気づきました。大人の私でも、毎度毎度の食事で叱られてたら飲み込めるものも飲み込めないわね...。

でも、娘を思っての躾だったし、厳しくも完食できた時には大げさにも褒めてあげて  “次はもう少し頑張ろう” と、食に対しての意識を高めてきたつもりでした。

しかし、これが大きな間違いで “次も頑張ろう” の “次も” というフレーズがプレッシャーにしかなってなかったのです。

昨夜は夫と猛反省。
そして思い出したのが、私の実家に帰省した時のこと。

私の祖母が(娘のひいおばあちゃん)が、娘の食べる速度が遅くても、それから残しても一度も怒らず

「残していいんだから。たべれるだけ食べればいいの」

と、娘に優しく言ってくれるのを思い出しました。

「残しなさい…残していいんだから。食べろ!と言われたって、喉を通らないのは辛いもんだよ…」

と言って、娘に残すよう促していました。

今考えると、娘にはこの言葉がどれだけ救われていたのだろう。
実際に、私の実家に帰省すると、私の母や祖母と一緒に食事をしたいと言って母や祖母の隣でご飯を食べていました。

あとから母に娘がどれくらい食べたか聞くと、

「これも食べたし、あれも…それから、これは何回もおかわりしたわね!」

といつもよりも食べれていたのを見ると精神的に楽だったのだろうと思います。
私の母も祖母も残すことに対しては何も言わず

「こんなに食べれたの!?すごいじゃない!!」

と食べた分、口にした量に対して評価をしてあげていました。
その時は、

「もう〜甘やかして〜」

としか思っていなかったけど、それで良かったんだと…こういう症状が出てしまった今になってそう思います。

娘はまだ5歳。
正直 “精神的に苦痛” とか “プレッシャー” とか “ストレス” によって身体に変調をきたしていても、本人はよく分かっていないと思います。
だからこそ逃げ場がなかっただろうし、こんな症状を抱えてしまうことになったのかもしれない。
摂食障害になってしまったら…と思うと、今気付いて良かった!!
少し遅かったけど (;´༎ຶД༎ຶ`)

まして娘は、一人っ子ということもあってか、親の期待に応えようとするタイプで、親の喜ぶ顔が見たいあまり、自分の気持ちとは真逆のことでも一心で頑張るところがあり、そういう性格だからこそ、食事中は期待に応えようと苦しかったんだと思います。

私達は表面的なことしか見れてませんでした。

食事のマナーとか、食べ残しとか、姿勢とか…。

それは当然大事なことだけど、それよりももっと大事な本当の意味での「食べること」を教えることができていなかった。

それで、昨夜の夕飯は

「もういいよ、残していいよ」

と言ってあげました。そしたら

「ママ…いいの?...本当にありがとう!!」

と言って目に涙を浮かべて、ハグをしてきました。

この症状はすぐには改善しないとありました。
まず、このような症状がある場合は、食事中の私たちの会話から直す必要があります。

「残さないで!」

「早く食べなさい!」

というフレーズはもちろんNG。無理強いもNGですし、あえて食べることを勧めなくても良いのだそう。

残しても良いという選択を与え、症状が緩和するまでは娘のペースを見守ってあげようと思います。

とにかく、食は楽しいものなんだというイメージをさせることとが大事!!

それにしても...子育てって...ホント難しいわ...。

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