カナダ移住!就労ビザ申請までの道のり...ボーダー(国境)での悲劇!!
今朝、ネットニュースを見ていたら『VISA(ビザ)』や『移民』関連のニュースが目に留まりました。
この2つのキーワード、今の私たちの中では大事なワードですから、超〜敏感に反応してしまいます。
目に飛び込んできた、1つ目のニュースは
【ピース・綾部祐二が渡米延期の危機か 坂上忍やヒロミも心配「本当にヤバい」】
という “芸能” ニュース。
トランプ大統領の入国禁令の影響で、通常よりも米国ビザの申請が遅れている現状だということ。
2つ目は
【トランプ氏の大統領令と反対 カナダが移民を歓迎するワケ】
これもトランプ大統領による入国禁止令に対し、カナダのトルドー首相が移民に寛容な姿勢だと取りざたされていますが、一方で、それにはカナダの政治的な意図があるんだ…ということでして...。
なんにせよ…移住、移民、永住、ビザ取得…どれも簡単なことじゃないっ!!
トランプが大統領に当選した時は、アメリカ国内だけではなくカナダにも大きな影響があって、カナダ移民局のサーバーがダウンし、私たちが行っているビザ申請手続きにも影響がありました。
今度は入国禁令ということで…色んな意味でザワついております。
米国はお隣の国ですからね、尚更です(汗)
ち、ち、ちなみに…!!
皆さん、私たちが現在どんなビザでモントリオールに滞在しているか興味があるのでは!?
実は、未だに観光ビザでございますっ!
…って全然褒められましぇーん、自慢にもならんわっ(笑)
カナダ入りしたのが、2016年4月。
ということは、約10ヶ月間、観光ビザでモントリオールに滞在していることになるのですが “そんなこと可能なの!?” って思う方が大半ですよね!?
大雑把に説明すると、カナダはビジター(観光)ビザで6ヶ月滞在することができます。私たちの場合は、ビジタービザでカナダに入国、カナダ国内からワーク(就労)ビザを申請しました。
そんでビジタービザが切れる前に “就労ビザ申請中です、ビザ延長したいです!” という旨を移民局に届け、ビザ延長手続きを行ったので、6ヶ月以上の滞在が実質可能になっているというわけなんです。
ただしー!
就労ビザ申請といえども、申請から許可が下りるまで超〜大変っ!!
雇用主が見つかって、雇用主が “夫を雇いたい!” と言ったところで、すんなり就労ビザは下りません。
それに加えて、申請手続きでは、たった1つのミスが命取りっ!ということで、本当に慎重に丁寧に行わなければなりません。
ところが、今回夫を雇う会社…これまで外国人を雇った経験がない!!
なので、
(会社側)「 私たちが貴方を雇いたいのだから...就労ビザなんて簡単に下りるでしょ!?任せなさい!」
と、就労ビザ取得に関してかなり安易に捉えていたようで、やらねばいけない申請手続き、それから用意しなければいけない書類等々...びっくらするほど省いてしまったのです(汗)
そんなわけで、去年の10月でしたか…事件が起こります。
「準備が整った!この番号と採用内定通知書とあなたの履歴書を国境にある移民局に持っていけば、就労ビザが下りるように手配してあるわ!ボーダー(国境)に行って就労ビザに切り替えてきて!!」
と会社のビザ担当者に言われ、米国とカナダの国境へ行くようにと言われたのであります。
先に申したように、就労ビザを発行してもらうことが、どれだけ大変な作業で、どれだけ慎重に行わなければならないかということを理解していません、この会社(汗)
何の番号かわからない数字と一枚の採用内定通知書、そして夫の手作り履歴書だけで就労ビザが下りるなんて到底思えない。
とはいえ、私たちだって就労ビザの手続きなんてやったこともないですから、
「え?そんなもんなの?この番号を伝えるだけでいいの!?」
と、一瞬真に受けたものの、今話題の “野生の勘” ってものが私たちにも働いて(笑)、この程度の準備でビザをもらえるはずがないと疑ったのです。
そこで、フランスから就労ビザでモントリオールに滞在している銀行員の友人に相談しました。
すると
「なんだ!?なんだ!?この紙切れは…。いやいやいや…銀行員の俺でさえもこんな大量の資料を用意したんだぞ!これじゃ、無理だろっ!」
と就労ビザをおろしてもらうにあたり用意したという、それこそ100ページ以上の書類を私たちに見せてくれました。
そして、その“意味不明な番号”と夫の “手作り履歴書” と “採用内定通知書” をのみを持ってボーダーに行くことを大反対したわけです。
しかし、企業側は
“もう手はずは整っている!!ボーダーへ Let's Go〜!!”
“国境にいる移民局の職員とは話がついているのよ! さぁ、ボーダーへ Let's Go〜!!”
“絶対大丈夫!!今すぐボーダーへ Let's Go〜!!”
と譲らず、根拠のない自信をみせ…そんなに言うならと、行きましたよ、ボーダーへ。
リーバス家のスゴイところは、無理だと分かっても行くという、その度胸っ(笑)
ただ、この度胸がとんでもないことを招いてしもーたのだけど(笑)!!
就労ビザどころか...カナダ入国を認めない!出て行け!
と言われました(笑)
今は笑い話、マジでヤバかったんですよ。
ただ、娘がいたことで
「お前たちだけだったら、そこにある米国側の安ホテルにこのまま連れていくとこだ。でも…こんな小さな子がいるからな。俺達も鬼じゃない…。1ヶ月の猶予をやる。この1ヶ月でどうにかしろ!無理ならカナダから出ていく準備をするんだ。」
と1ヶ月の猶予をもらったわけで…こんな体験なかなかないわ(汗)
子は宝だね、ありがとうよ、娘っ!!
そこからが大変!
1ヶ月間のうちにどうにかしなきゃならない!そうじゃなければ、カナダ追放ってわけ。
パスポートには見たこともない “警告” のような紙を貼り付けられ…要注意人物扱いに。
たまたま友人のお義父さんが凄腕弁護士でしたので…当然のごとく泣きついたわけです。
(その節はMちゃん&Jさん、そしてお義父様...お力添え本当にありがとうございました)
あれから2ヶ月経ちます…その間、トランプが米国大統領に就任したり、カナダの移民局のサーバーがダウンして、私たちの手続きが遅くなったり、まぁ、色々ありましたよ。
で、先週、企業側から
『Good News!!』
というタイトルでメールが届き…って、お前らは最後の最後まで軽いヤツらよのぉー(笑)もとはと言えば、お前たちのその軽さから起こった事件だぞー!!
とにかく、今度こそ手はずが整ったという連絡を貰い…
↑これだけの書類が用意されました。
やっぱり、これだけの書類が必要なんですよ。
正直、私と夫と会社側だけでは用意できなかった量の書類です。
やっぱり、弁護士さんって…必要だわ。
海外移住するには弁護士さんのサポートって心強いと、改めて思いました。
というわけで、何が言いたいかって...
今週のどこかでまた国境に行ってきます!!
この記事を見て連絡しました。
返信削除モントリオール在住のmiyukiです。
今ワーホリから会社をみつけ、ワークパーミットを申請しようとしております。
ですが、弁護士などの介入してくれる人がいなくて本当に困っています。
もし、可能であれば、この記事に記載している凄腕弁護士を教えていただきたいのですが、、、可能でしょうか。
何卒、宜しくお願いします。
miyukiさん、コメントありがとうございます。Facebookでのメッセージが可能であれば、メッセージ頂けると詳しくお伝えできると思います。ビザ取得は本当に大変ですよね(汗)でも、スポンサーが見つかっているのであればきっとうまくいきますよ!!
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