今月は宿題なし!?国の基準より成績が良い学校の授業内容とは!?カナダの幼稚園(5〜6歳)の授業をご紹介!
最近のモントリオールの様子について知りたい方もいらっしゃると思うので…
え〜、ざっくりお伝えすると “雪ざんまい” です (笑)
今朝7時15分くらいの外の様子。
除雪作業、朝から頑張ってくれています!
んが!!頑張ってくれているのだけど…雪が積もりすぎて除雪が間に合っていない!!
学校に向かうまでの歩道なんて
まだ除雪されてない (;゚∀゚)=3はうっ。
ただでさえ、坂道をひたすら登るというハードな通学路なのに…除雪のされていない歩道、それも坂道…もう過酷すぎっ(○ω○;)
しかも粉雪ときたもんだっ!
粉雪っちゅーのは、足にフィットしないので、歩く際は普段よりも踏み込みに力が入る...つまり余計に体力が消耗されるのであります(汗)
ちなみに、家から学校までは歩いて約25分ほど…今朝は40分もかかりました。
ハーハー言いながら、途中で何度も立ち止まって
「もう…歩けない ( ꒪﹃ ꒪)」
と弱音も吐きましたよ…私がね(笑)
んで、学校に着くと下着のシャツだけでなく、セーターまでが汗でビショビショ…私がね(笑)
それほど今朝の通学は、おばちゃんにはハードでありました。
ともあれ、普段のモントリオールの除雪作業というのは目を見張るものがあって、大抵はこんな風に
歩道までもザザザーっと、通学時間までにはキレイに除雪をしてくれているのですが、この数日の積雪は除雪作業のキャパを越えた模様。まったく追いつかないみたい。
今朝、ベランダへの扉を開けると…
積もりすぎー(ง°̀ロ°́)ง!!
一昨年は激寒でして、車そのものが凍ったのを覚えていますが…
>>エルサの仕業!?まるで『アナと雪の女王』の世界のよう!美しいモントリオールの雨氷!!
どれが本当のモントリオールの冬の姿なのだろう…。
かれこれモントリオールに住んで(色々あり、去ったこともありましたが・汗)3年くらいになりますが、まだ冬の特徴を掴みきれておりませぬ。
でも、大雪だろうが激寒だろうが...皆が楽しく笑って暮らせていれば、それでよしとっ(◍ ´꒳` ◍)!!
自然の力に対しては、文句を言って変えられるものでもないのだから、順応していくしかないものね。
「臥薪嘗胆」「堅忍不抜」「心堅石穿」「積水成淵」…挙げればキリがないけれど、我慢や忍耐がなければ育たない部分があるってのも確かで、そういう意味でモントリオールでの子育てでは、人から教わる温かい部分と環境から教わる厳しい部分がちょうど良いと思っていて、個人的には日々充実しています。
さて、本題といきますか (。+・`ω・´)キリッ!!
前置きなげーよっwww
え〜、今月のはじめに学校から『今月は宿題なし!!』と保護者向けに連絡がありました。
\(*≧◇≦)/イエェェェェェェェェイィ \(*≧◇≦)/イエェェェェェェェェイィ
親でありながらも、宿題がないことを喜ぶなんてどうかと思いますが(笑)、ゆっくり夕飯を食べて、ゆったりお風呂に入り、のんびり映画鑑賞して、早々に寝る…これ最高っ\(^o^)/!!
ちなみに2月に宿題がない理由ですが、学校から保護者宛にメールがきまして
『2月は宿題を出しません。なぜなら、生徒らの成績は国の平均レベルよりも高く、学校の授業だけでも十分学んでいるからです。』
ということでした。
拍手ー!!!
“この調子でもっともっと勉強させよう!!” ではなく、子供たちの日々の努力や学習姿勢を認め、他の分野にも興味、関心を持たせる時間を与えてくれるって、私達が理想とする学校の環境なので、このメールをもらった時は嬉しかったです。
>>5歳で宿題!?カナダの学校(キンダー)に通う娘の宿題を覗いてみた!
↑この記事でも書きましたが、娘の通う学校では、1ヶ月分の宿題がドカーンとまとまって提出されます。
でも、絶対に全部やりきらなければならないということではありません。
“その子のペースで、やれる範囲でやる” というフレキシブルなルール。
だから、先月の宿題、全部やりきりませんでした(笑)
もちろん、やらないページがあったからと言って怒られたりはしませんよ。
で、国の基準より成績が良いということですが…普段の授業では、アルファベットを10回書かせるとか、何度も音読させる、九九を暗記させるとか、そういう詰め込み作業は一切やってません。
というわけで、キンダー(5〜6歳クラス)の最近の授業内容を紹介します。
先月は「恐竜」について、
そして「100年後の自分の姿」について学びました。
月ごとに「学習テーマ」のような課題があって、その月はそのテーマをじっくり学びます。
「恐竜」についても、恐竜がどのくらいの大きさだったのかという単純な問いから、どの時代に恐竜がいたか、何が原因で絶滅したか…5〜6歳でも結構真面目に学んだようです。
実際にマギル大学内にある博物館で働く職員が、キンダーのクラスに呼ばれて恐竜について説明した日もありました。
>>子供と過ごすモントリオールの週末〜マギル大学のレッドパス自然史博物館で自然史を学ぼう!〜
「恐竜」がテーマの月は、アートの時間も恐竜で、恐竜の絵を描くのはもちろん、恐竜のカタチを型取ったものを石の素材に埋め込み、それを砕いて、まるで化石を掘り出しているかのような体験型の授業もありました。
それから、算数の時間も恐竜がテーマです。
ステゴサウルスの背中についている背板を数えたりすることで数に慣れるというような学習をしていたようです。加えて、それはステゴサウルスについて知ることにもなるのです。
約1ヶ月間、恐竜をテーマにした授業が行われたのですが...ある日の夕食に、娘の口から自然と『million years ago(100万年前)』『extinct(絶滅)』『meteor(隕石)』などの小難しい単語を使って、その日に覚えたことを話し始めました。
私の知らない難しい単語であったので、その単語を当たり前のように口に出したことに驚いたのはもちろん、この3つの単語を言えただけで、いつ、何が起こったか...恐竜の時代についてザックリとでも理解したんだなとわかりました。
「100年後の自分」というのも、パソコンを使用して自分の顔を加工するのですが、5〜6歳児の授業でも、パソコンやiPadは当たり前に使用して授業があります。
とにかく、詰め込みなどではなく、興味関心から学びの幅を広げていく…成績が国のレベルより高い理由はこういう教え方、学び方なのかな〜と思います。
国のレベル以上だと言っても、決してカナダの教育レベルが優れて良いというわけではないのですが、私達はこのような授業スタイルに満足しているし、日々の先生らの努力に感謝せずにはいられません。
というわけで、5歳の娘が通う学校の授業内容を紹介しました!!
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