ロボットが先生!?カナダの小学校に通っている娘の授業にプログラミングロボット『ダッシュくん (Dash & Dot)』が登場!

4/21/2017 AppMama 0 Comments


昨夜の夕飯の最中...

「ダディー...私、誕生日プレゼントに欲しいものがあるんだけど…」

実は、来月は娘の誕生日で6歳になります。
モントリオールに来たのが3歳なので、あれからもう3年…あっという間だわ。

誕生日を心待ちにしている娘は  “バースデープレゼント” が気になって仕方ないようで、リクエストという意味を込めて、よく口にするようになりました。

これまで娘から誕生日プレゼント候補としてお願いされたのは

・自転車


・恐竜発掘キット


・クリスタル発掘キット


・Shopkins(ショップキンズ)


↑全て欲しい!っていうお願いじゃなくて、あくまでプレゼント候補っ(笑)

この “欲しいものリスト” の中から、娘が1番喜ぶであろう、どれかを選ぶ予定なのですが、昨日、リストに加えて欲しい “何か” を見つけたようです。

(娘)「あのね、ダッシュアンドドットが欲しいの… “2ドル” くらいだから買えると思うのだけど…」

まだ5歳なのに親の負担を考えてくれているのか、高額なものはねだらない、ねだれない?...そんな気遣い屋さんです。
1年に1度の誕生日プレゼントですらも金額を気にしてくれるなんてね(泣)

(私)「誕生日なんだから “2ドル” くらい気にしなくていいのよ(汗)何が欲しいだって!?だっしゅあんど…??」

(娘)「Dash & Dot !!!」

ということで『Dash & Dot』を夫がYouTubeで検索してみたところ…



まさか、これではないだろうね!?

(娘)「そうそう!!コレ!」 

コレなんかーいっっ(笑)

コレは2ドルじゃ買えね―だろっっwww

(娘)「下がダッシュでね、上がドットって言うの! もぅ〜、超coolなの!!」

どっちがダッシュで、どっちがドットでもいいけど、もう1度言わせてくれ…

これ、2ドルじゃ買えね―だろっwww

ところで…こんなハイテクロボ、何処で知ったんだろっ!?

(私&夫)「ねぇ、このロボットは誰に教えてもらったの?おともだち?YouTube!?」

(娘)「学校にいるんだ。Dash & Dot とね、iPadを使って勉強しているの。

ケロッとした顔で言っとるけど、コレで授業しとるんかーいっ!

調べてみると、このロボット、5歳から学べるロボット・プログラミング教材なんですって。娘が言った通り、確かにiPadまたはAndroidと連動させて使用するみたい。

(娘)「今度、発表会があるから、Dash & Dotと練習してるんだよ!観に来てね!」

もうね、こんな時代ッスよ。
学校では、1人1台持ってiPadで授業するのは当たり前、iPadやPCを使っての宿題も当たり前...そして、ついにロボットが登場しましたわ...。

いくら私立校だって言ったって、もう私が想像できる範囲内の授業は優に越えているというか…。学校側の新しいものを取り入れることの柔軟さ、怖がらない姿勢は、もはや、あっぱれとしか言いようがありませんな(汗)

こういう授業をはじめ、一日どんなことをして過ごしているのか、娘に学校での生活を聞いていると、必須教科も、きっとある年齡からは個々それぞれ、その子が必要に思う、得意な教科を選んでも良いという流れになってきてもおかしくないような気がしてます。

なんせこの先、ロボットの社会進出、社会貢献が予想される世の中になると言われている中で、苦手とすることはロボットが補っていくのは目に見えていて、例えば、私のように他言語が不得意であっても、同時翻訳するロボット、もしくは今以上の性能の翻訳機が登場するのは時間の問題だし、自動運転も実用化されているし、現に授業だってロボットを利用しているわけで...何が言いたいかって、これまでの学び方、どの教科も満遍なくできることよりも、自分が得意とする能力を高めること、1つの分野を極める人材が必要とされているような気がします。

先日、脳にチップを埋め込む(人工知能)時代がくる、いや、もう始まっているという記事を読んでからは、特にそういう傾向になってもおかしくないと思いました。

ちなみに、公立校でもプログラミングの授業は導入されていて、公立校の小学校に通わせているお母さんが “今日の宿題はコレなの” とiPhoneを取り出して、プログラミングの宿題を見せてくれたことがありました。

日本でも2020年以降、小学校でのプログラミングの授業が必須になるようなので、こういう宿題も普通に行われていくんだろうと思いますよ。

とにかく、正直、娘をみていると本当に羨ましい。
私の時代とは全く違うわ...。
私が学生の頃は、平均的にどの教科も出来なきゃならないような気がしていたし、成績の順位、どの高校、大学に入るか、入れるか...そんなことばかりを気にしていたのを思い出し、娘の広い視野で考えられる環境を羨ましく思います。

娘の周りにいる大人たちをみると、順位を付ける人はいないし、成績の良し悪しなんて誰も気にしていない...誰しも得意不得意があるのだから不得意なことに時間を注ぐよりも、得意なことを伸ばせばいいじゃない!という考え方でサポートしてくれる環境が本当に恵まれているなと思います。

何に興味があるか、この子が1番得意としているのは何か、何が長けているのか...枠にはめず、順位付けもせず、全員一律ではなく、その子に必要な学びを与えてくれる、これが本当の意味で “学ぶ” ってことで、それは、最終的に色んな分野に興味を持つことに繋がるんじゃないかな。

ということで...また何か面白い授業があれば、おしらせしまーす!

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