カリフォルニア州のどこへお引っ越し!?土地勘ゼロの街へ移り住むリーバス家に救いの手!!ママ友Mさんが引き寄せた縁とは!?
今朝、夫と買い物へ行く途中、仲良しのドイツ人のお婆ちゃんにばったり会いました。
「Hi!!」
と言って、お婆ちゃんにハグをしようとすると
「Sorry! 風邪をひいているからハグもキスもできないのよ!」
そう言って、私たちに近づくのを拒み、菌が飛ばないようにと距離感を保ちながら
「会いたかったわ... 元気にしてる!?」
と我々の近況を尋ねてきました。
体調が悪いと聞いたタイミングで “例の件” を伝えなければならないのは酷だと思いながらも
「実は…伝えなきゃならないことがあるんだ…。」
深刻な面持ちで夫が切り出すと、嫌な予感を察したのか、手を胸に当てて息を整え、心配そうに夫の顔を見つめます。
「引っ越すことになったんだよ…。」
「Oh no (இдஇ; )!!!!」
倒れそうになりながら、後ずさりするお婆ちゃん…。
そりゃ〜相当ショックだと思う。本当に仲が良かったもんね。
娘はこのお婆ちゃんが大好きで、近所で見かけるとお婆ちゃんの名前を大声で叫び、駆け寄って飛びついてハグとキスを交わします。きっとこちらが何も言わなければ、2人で永遠と何時間でも話していると思う。
モントリオールを離れることを伝える上で、このお婆ちゃんに報告しなければならないことを我々は1番恐れていたかもしれない…だってお婆ちゃんの年齢を考えると、どういう状況であれ “お別れ” って悲しいに決まっていて、結局寂しい思いにさせてしまう。
「…どこへ引っ越してしまうの!?」
これは、私たちの引っ越しが、単にモントリオール内で地区を変えるとか、カナダ国内の引っ越しではないことを悟った上での質問でした。
「サンフランシスコなんだ…本当に残念だよ。」
夫が心苦しそうに話すと、お婆ちゃんもとても悲しい顔を…すると思いきや…
「OMG〜!!!! 信じられない!私が世界一住みたいと思っている場所じゃないの!!!あんたたち最高よっ!!」
私たちの引っ越しは悲しいけれど、引っ越し先が彼女が世界一住みたい場所だったことでハッピーな気分になれたみたいっ(笑)
ってなわけで、これまでブログでは “カリフォルニア州へ引っ越します” としかお伝えしていませんでしたが、
>>お騒がせリーバス家から衝撃の発表っ!!今度はなにっ!?急展開過ぎる大きな決断とは!?
サンフランシスコへ引っ越しますっ!
ちなみに、サンフランシスコ…行ったことありませーん!!
今回も土地勘ゼロ、知り合いゼロの場所へのお引っ越しとなるわけです。
ところが…。
先日、これまた夫と買い物をした帰り道のこと。
「ちょっとぉ!ブログ読んだわよ!!引っ越すんだって!?カリフォルニアのどこに行くのよっ!?」
反対側の歩道からこちらの歩道に向って大きな声で問いかけてくるママ友 “Mさん” がいるではありませんかっ!(笑)
道を渡ってMさんのいる歩道へ移り、引っ越しの経緯を説明しつつ、行き先を明かすと
「え〜!!いいじゃなーいっ♡いいところよ〜。絶対好きになるって!ホントっっ、いい場所だからっ!」
どうやらこのMさん、サンフランシスコにお詳しい様子!
「アメリカを周った中で1番良い印象だったよー。キレイだし、ほんと良い街だから!絶対気にいるって!!」
...ん?? アメリカを…周っただぁ!?
そうなんです、この奥様もなかなか素敵なバックグランドの持ち主で、数年前、旦那様の仕事で1年間アメリカを周る任務があったらしく、その際、この奥様も車の運転を手伝ったりしながら同行していたんですって!!
それで当然サンフランシスコにも1ヶ月ほど滞在したことがあって、周った街の中でも最もお気にい入りの街がサンフランシスコだったそうな (° ꈊ °)✧˖°
アメリカの他の州や街並と比較しながら、サンフランシスコがどんなところか教えてくれて、そこらへんのガイドブックを読むよりも、かなり参考になりました。
そこで学校選びだの、住む地区だの、色々悩んでいることを伝えると、
「サンフランシスコに知り合いっているの!?...え!?いない?」
そう言って心配してくれたか思うと、次の瞬間には
「…あ!!そうだ!私の友達の知り合いがサンフランシスコに住んでいるはずだから、まず友達に聞いてあげるわ!じゃあ、また連絡するねー!ほいじゃ〜ね〜!」
颯爽とベビーカーを押して家路に向かって行くMさんでありました。
最後の “友人に連絡を取ってあげる” という言葉は心強かったのだけど、それよりもその時は、Mさんの去る後ろ姿と、この日のどんよりとした天気が重なり、モントリオールを去ることが現実味を帯びてきて…なんだか寂しい気持ちが増してしまいました。
また、こんな風に良い友達ができるだろうか…。
そんな少しシンミリした雰囲気を家に帰ってからも引きずっておりました。
その日、夕飯を作っていると…Mさんから連絡が。
『今日は会えてよかったよ―!ところで、私の友達に聞いてみたの。そのお友達の仲良しの夫婦がサンフランシスコに住んでいるから、直接連絡取れないか聞いてもらっているよ!』
...へ?はっ!?...マジで( ;∀;)!?
確かに、お友達に聞いてみるとは言ってくれていたけど、社交辞令じゃなかったのかーーー( ;∀;)
しかも、こんなに早く連絡を取ってくれるなんて…超優しいんですけどーーーー!
良い人すぎるだろーーーーー!!!
Mさんのあまりの迅速な対応に夫と驚いていると、次の日にはMさんのお友達を介してサンフランシスコ在住の方からメールが届いたのではありませんかっ!!
メールを受け取り読んでみると、サンフランシスコの地区情報がぎっしり書いてあった上に…その方の電話番号まで。
なんとその方...サンフランシスコのお医者様というではないのっ!!
なんとまぁ、心強すぎる...!!!
とはいえ、いくらサンフランシスコに越す人がいるって言ったって、会ったこともない、見ず知らずの、どこの馬の骨か分からない人に対して、ここまで丁寧なメール、そして連絡先まで教えてくれるなんて…やっぱり言葉にならない。
加えて “直接やり取りできるように私のメアドも教えても良いですよ” とMさんのご友人にに、そのお医者様はそう伝えており、メアドまで教えて頂きました…。
なんて、なんて、なんて素晴らしく優しい人達なのぉぉぉぉぉ〜!!!!
今はネットの時代だから、仮にサンフランシスコに知り合いがいなくても、どうにかこうにかなるのかもしれない…むしろ “どうにかこうにかやるしかない!” と思って、これまでリサーチをしてきたけれど、こうやって人との繋がりや出会いができると、一気に前に進んだように思う。
そして、何よりも心強い!!
Mさんをはじめ、Mさんのご友人であるEさん、それからサンフランシスコ在住のCさん…本当にありがとうございます!!
そして、改めて…モントリオールの友人たち最高だわっ!!!
本当に出会えたこと、繋がった縁に...心から心から感謝です。
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