国をまたいでお引っ越し!急な環境の変化に子供のメンタルが心配に!?6歳の娘から学ぶ “チャレンジ精神”とは!
サンフランシスコへの引っ越しが決まったものの、正直まだモントリオールを去る実感が沸かない日々。
>>お騒がせリーバス家から衝撃の発表っ!!今度はなにっ!?急展開過ぎる大きな決断とは!?
6月に入ったというのに、ダンボールの1個も埋まっておらず(汗)
特に毎朝、娘と手を繋ぎ学校へ向かう時間というのは、このまま時が流れていくような錯覚に陥ってしまい、サンフランシスコへ引っ越すことよりも、1ヶ月後も、数ヶ月後も、そして数年後も、娘とこの通学路を歩いていることの方が想像しやすかったりして…それほどこの場所に馴染めてしまっている自分にも驚いてしまうのですが。
なんとも複雑な心境で6月を送りそうな気がしています。
天気のせいかもなぁ…余計に、余計なことを余計なくらい考えてしまうのよ、この天気!
“心の負担” ということで言えば、国をまたいでの引っ越し…こういう大きな変化の際は誰よりも “娘” の心を注意深くみてあげなくてはなりません。
この私がこれほど色々感じてしまうくらいだから、いくら娘がポジティブで環境の変化に順応しやすい性格だからって、まだ6歳だものね…。
小さく繊細なハートで、これらの変化を一気に受け止めることができるだろうか…。
そもそもモントリオールは娘にとって『Home』。
娘が3歳の時にモントリオールにやってきて、半ばスペイン→日本→オランダ→スペイン と転々とした生活でしたが、最終的には “Montreal forever…” と表現するほどモントリオールという街が娘にとって最も魅力的で大事な場所になりました。
>>さよならモントリオール!新たな出発は情熱の国 “スペイン” から!!
>>オランダ到着から一週間!近況報告!
そもそも6歳にして土地を愛する感覚があることがスゴイことだと思うのだけど、逆に言えば、これは転々生活から養った感覚だとも思う。
そういう意味では、娘自身が “Quality of life” について考える事のできた、大きな学びの1つだったのだろうと思います。
そういうことで、モントリオールが好きだからこそ、尚更今回の引っ越しに対して、娘が少なからず何かしら感じていることもあっても当然のこと。
↑多分、ここだよね…皆さんが “大丈夫!?” って思うところの1つは(笑)
実際に
“娘ちゃんは大丈夫なの !?”
“アッチコッチ移動生活で子供がかわいそう(ง°̀ロ°́)ง”
と言う声も届くので、娘のメンタルを心配している人、小さい子供のいる家庭での引っ越しを不安に思う方が、思っていた以上に多いという印象を受けております。
これまで引っ越しが多かった分、こういう感情には疎くなってしまっているんだろうな、私たちって(汗)
“気づかないだけで、娘ちゃんが無理をしているんじゃない ( ・᷄ὢ・᷅ )!?”
このような意見を頂く度に、確かに娘のポジティブさや、私たちの前向きな視点からでは、見落としている部分もあるかもしれない…と思ったり。
それで今朝、娘と学校へ向かう時、確認という意味も込めて
「ねぇ...。モントリオールを離れるって分かっているのよね?」
とストレートに聞いてみたのです。
すると
「うん、分かっているよ。」
と。引っ越すということは、もうご存知のよう…当たり前かっ(笑)
じゃあ、1番したくない質問を...
「モントリオールを離れるのはイヤ!?」
「うん、イヤ。」
そ、そ、即答っ (இдஇ; )
やはり無理をさせていたか…。
しかし、次に娘が口にした言葉は、私たちが思っていたよりもずっとずっと大人で、たくましい答えでした。
「ママ…?はじめてモントリオールに来たときって覚えてる?
それから、はじめてスペインに行った時…。
はじめて行ったのに…大好きになったんだよ。
だから、そこ(サンフランシスコ)も同じ。
行ってみないと分からない、トライしてみないとわからないよ!」
ママ、泣いてまうで〜 ( ;∀;)
今まで私がモヤっとしていたことはなんだったんだろう…。
完全に意表を突かれた。
『トライしてみないと分からない (๑•̀ㅂ•́)و✧』
そうだよ!人生何事もそう!!そうなんだ!
そして、この言葉をいつも娘に教えているのは...私じゃないかっ!!
やる前から「かわいそうだ」とか「無理をしている」とか「我慢している」と決めつけてしまってはいけない。そういう言動をしていたらならともかく、そんな様子を誰一人見ていないのだから。
大人だって、やる前からリスクばかりを並べられたら一歩も踏み出せないじゃない。
子供だって同じだよね。
子育ての上で “チャレンジ精神” だったり “忍耐力” とか “努力” の大事さは日々伝え教えようとするんだけど...それは例えば、はじめての自転車とか鉄棒とか縄跳びの時、子供がめげそうになると、それらの言葉を使って、いかにメンタルの強さが大事なのかを教えるし、目標を達成した時には “努力” を褒め称え評価するけど、努力する目標が大人の想像を超えた途端 “メンタルは大丈夫か” “失敗したらどうする?” と大人がブレーキを踏みたがる。
そして、そのブレーキによって、子供たちの小さなチャレンジ精神を見過ごすこともあるんじゃないだろうか。
ただ、娘の回答があまりにもポジティブすぎたので、ちょっと意地悪な質問を…。
「大事なモントリオールのお友達とも離れるのよ、サンフランシスコは遠いから簡単に会えなくなるしね、寂しくならない?」
あえてガックーン٩(๑꒦ິȏ꒦ິ๑)۶ と落ちるような質問をしてみました。ごめんね(笑)
「だいじょうぶっ!寂しくなったら写真を見ればいいし、おてがみを書けばいいじゃない!離れても友達でしょっ!!」
ぐぉぉぉ〜!!!!
ママ涙がとまらねーぜっ!確かに、お前が築いたのは上っ面な友情じゃないんだよな!!
じゃあ、あと1つだけ、イジワルな質問を…
「学校も変わるんだけど…大丈夫!?知らない子ばかりになるけど…。」
これは6歳には相当堪えるだろう〜 ( ᵒ̴̶̷᷄ д ᵒ̴̶̷᷅ ) ←落ち込ませたいんかいっ(笑)
「だいじょうーぶよっ٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)ᵒᵏ モントリオールやスペインの時みたいに新しいお友達ができるよ!トライしてみないとさっ!」
どぅぉぉぉぉぉぉ〜!
超ースーパーウルトラポジティブ!!!!
つぇーーー!!これでこそ我が子!
伊達に世界をふらついてねーぜっ(笑)
うん、これは夫の血筋だわ。
夫の父方の祖父母のハナシを聞いていると、生まれてから亡くなるまで地球を1周するくらい色んな国を巡った方々だったようだし、義父も随分といろんな国で暮らしてきたみたい。
そう…そして、その息子も...。
これは “血” だなっ(笑)
だって...
「ママ!私、サンフランシスコの次に住みたい場所があるの...。」
と予想だにしないお願いが。
「あなたならどこだって大丈夫よっ!何処!?日本!?ニューヨーク!?パリ!?ロンドン!?」
と聞き返すと...
「アフリカ(ㆁᴗㆁ✿)!!」
皆さん、ご心配ありません。
我が子はどこの地でも問題なく生きていけそうです(笑)
娘の腹が決まっている....。
もう安心してダンボールに荷物をまとめられそう。
きっと、この子は出会いの奇跡を知っているし、人生の生き方を既に知っているから怖くないんだ。
誰に何と言われようが、あなたが私たちの背中を強く押してくれたことは一生忘れない。
本当にありがとう...。
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