幼虫が苦手な方は閲覧注意!キアゲハの幼虫がサナギになる瞬間に!タイムラプス映像をご覧あれ♪
実家の人参畑で…1週間前にコイツらをみつけまして。
無理っ、無理っ、無理っ ((>ε<。 )(。 >з<))フルフル
なんですが…。
すごく寒かったのよ、この日ね。
春にお見かけしそうなこの幼虫に出会ってしまい…
“季節を間違えたのかい!?それなら、きっと寒いだろうねぇ (´;ω;`)ブワッ”
そう言ってしまったら、さいごっ!!
大っ嫌いだけど、本当に無理なんだけど、家の中に持ち帰ってきてしまいました。
それも7匹もっ...OMG。
私が幼少期に持っていた昆虫図鑑で、この幼虫がなんなのか調べたところ
この子たちは “キアゲハ” の幼虫なんですとっ!!
“キアゲハ” とわかると、あら不思議。
気持ち悪さが薄らいでいき、顔を近づけて観察できるようになりました (○ ̄▽ ̄○;)ゞぽりぽり
よーく、よーくお顔を拝見すると、パンダみたいなタレ目の可愛いお目々で!
このお顔をみたら
“よっしゃ、この寒さから守ったるわ!!”
ってことで、蝶からすれば大きなお世話だったかもしれないけれど...とにかく飼い始めました。
その様子をみていた祖母…
「これもいたけど…!?ホレっ!!」
新たな幼虫を庭から持ってきまして...!!
どれどれ…♥
ってバカかーーーー(╬☉Д⊙ฺ)
むっ、むっ、無理ーーーーーーーーー!!!!!!
こいつがアゲハになろうが、どんな素晴らしく美しい蝶になろうが、こいつは絶対飼えませーーーんっ!!!
ちなみに、この子は私の幼少期の図鑑には載っておりませんでしたが、どうやら “セスジスズメ” という蛾の幼虫。
頭の先に角があると“蛾”の幼虫なんだって。
この子は強そうなので、庭へリリース(汗)
さて、キアゲハの幼虫と共に暮らして1週間ほどたちますが、何匹も蛹(さなぎ)にさせることができました。
木の枝を見つけると、粘着力の強い糸を身体と枝に絡ませて蛹になるポーズをとります。
数時間でサナギになる子もいれば、数日、そのポーズを決め込む子もいました。
あんなに丸々と太っていた幼虫が、飲まず食わずで数日も枝にぶらさがっていると、当然痩せていくのですが、しかし何かを悟る境地でじっと構えている様子がまるで即身仏を思わせる…なんだか神々しいというか、色々と考えさせられるものです。
それにしても、幼虫からサナギになる瞬間を撮ろうと何度も試みてみましたが、これがまた難しく、カメラを回し続けていても、そう都合よくサナギになる瞬間をとらえることはできません..。
しかし、ついに今朝、決定的瞬間をおさめることに成功ですっ!!
偶然、虫かごの近くを通りかかると、一昨日からサナギのポーズを決め込んでいるこの子が、
ムクムクムクムク…
全身を波のようにうならせていました!!
ん?様子がおかしいぞっ!
一応、カメラを設置!!
RECを押して数十秒後…パカッと背中が割れて…
撮れたーーーーー!!!!
徐々に皮を脱いでいき、何本もあった足さえもなくなり、サナギのかたちに!!
すごいっー!!
ここからが、またまた不思議。
木の枝でサナギになるか、草などの枝でサナギになるかで、サナギ自体の色が変わります。
木の枝でサナギになった子は黒っぽいサナギに。
我が家の幼虫は木の枝でサナギにる子ばかりなので、みんな木の枝の色のような黒褐色になり、ほぼ枝と同化しております。
どうやら、これも蛹になってからの身を守る術らしいのです。
さてさて、サナギにしたけど…ここからが問題っ!
この季節に蝶として羽化してしまっても、生きていくのが難しい季節…。
なので “春だ♪” と思わせないよう、越冬させねばなりません!!
それにしても、キアゲハの幼虫といえども、それぞれ性格があって観察はとても楽しいものでした。
蝶といえば…モントリオールのプリスクールを思い出します。
はじめて見学へ行った時、蝶の飼育を見せられたんだっけ…。
>>カナダのプリスクールに初登園!日本の保育園・幼稚園との様々な違いに驚き!
素敵なプリスクールだったな...懐かしい思い出。
さて、私達のサナギが無事に蝶になる頃、我々はどこで何をしているのだろう…。
大きく羽ばたいていますよーに。
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