不運は続くか!?スーパーで見ず知らずのポートランダーにお米を奢ってもらった話。
昨日の不運な “U-Haul” 事件によって…
>>モントリオールからポートランドへ “U-Haul の U-Box” でお引越し!が...約束の日時に届かない!の巻。
昨夜もエアーベッドで就寝。
本当に、ツイてないな〜…。
こういうことがあると、大抵、
立て続けに不運なことが起こる
よくあるんです(´;ω;`)
だから、自然と身構えて過ごした1日でしたが、結論から言えば、ラッキーなことが起こりました!
それは、アパートから3ブロックしか離れていない、近所のスーパー『Whole Foods』での出来事…。
このところ、アメリカナイズされた食事に飽きてしまったので、長かろうが、粘りがなかろうが、味がなかろうが…とにかく“米” を求めて、デリコーナーへ。
(この『Whole Foods』のデリコーナーについては、また改めて書きますね)
デリコーナーには、日本でいうお惣菜が沢山並んでいるのですが、そんな惣菜には目もくれず...目指すはただ1つ!
長かろうが、粘りがなかろうが、味がなかろうが…とにかく日本人なら『米』だーー!!
というわけで...
炊きたてのお米...もちろん日本米ではない、むしろタイ米?ジャスミン米?とにかく異国の米を3人前箱に詰め、あとは店内を一通り見回って飲み物やサラダを買い足してレジへ並んだのです。
私達の前には、白人の70代の紳士と30代くらいの女性が、村上春樹の話をしながら並んでいました。
どうやら、この2人、村上春樹が好きらしいのです。
異国の地で “Japanese” とか “Haruki Murakami” なんて言葉が聞こえてくると思わず、耳がダンボになってしまいます(笑)
とにかく、その2人の支払いが終わり、女性が紙袋を抱えようとした時、
「あらっ?これ…私達のじゃないけど…?」
そう言って、袋の中からデリの箱を店員に差し出しました。
まさか、そのデリ箱...
“長かろうが、粘りがなかろうが、味がなかろうが関係ないぜっ (⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧!!”
と、ひと目をはばからず、一心不乱になって箱に詰めた3人前の米ではないですのっ!(笑)
その米しか入っていない私達のデリの箱を、レジの店員が女性らの品と間違えて会計をさせてしまったらしい Σ(・∀・;)
店員もアタフタ…。
私達も何故かアタフタ…。
ちなみに、デリは量り売り。
私達の詰めた箱の中身は米だけとはいえ、3人前も詰めればずっしり重くなったので...6ドル〜9ドルくらいすると思う...。
すると、
「Congratulations!!!」
店員のミスで私達のお米を払ってしまったであろう女性が、笑顔で私たちにそう言ってきました。
なんと...
「これ、私達が支払うわ!!」
...え?なんでっ!?
もちろんすぐに
「いや、いや、いや!!そんなことは、ダメです!!お金をお返しします!」
と全力で丁重にお断り Σ(・∀・;)
でも…
「いいの、いいのよ (*^^*)じゃあね!」
そう言って爽やかに去っていきました…。
ら、ラッキー!!!
そして、どこのポートランダー様か存じ上げませんが...ゴチになりますっ⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
(↑長い米で粘り気ゼロ...それでも米ってだけでテンション上がる!やっぱり私達、日本人だ・笑)
というわけで、不運の次に訪れたのは、またもや不運ではなく、ラッキーの方でした!!!明日が引越しだから、こんなラッキーな出来事があると心強い!
ちなみに…ポートランドの人たちの印象は...とてもフレンドリーで優しいです。
(お米を奢ってくれたから、そう感じているのでないですよっ (´▽`) '`,、'`,、)
個人的には “アメリカ人が優しい” と一括りに表現するのは違っていると感じていて、人と同じで十人十色...都市ごとに人の雰囲気も違うし、優しさの定義とか程度は違うように感じます。
去年、西海岸の主要都市を周りましたが、とりわけポートランドに降り立った時に、モントリオールで感じたことのある柔らかい雰囲気を感じました。
だからなのか、娘がこの街をとても気に入っています。
壁画アートが見られるモントリオール街に似ているポートランドの街。
まだまだ知らないことだらけだけど、きっと、この街でまたラッキーなことと、素晴らしい “縁” があると信じてます!
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