米国の小学校に転校した娘に試練!?悩みを抱えた6歳の娘も号泣した映画『ワンダー 君は太陽』に勇気づけられたハナシ。

4/23/2018 AppMama 0 Comments


娘が、ポートランドの小学校に転校して3週目になりました。

モントリオール時代に通っていたのは、1学年23名、全校数も120人ほどのプライベートの小学校だったのですが、今回転校したポートランドの小学校は、1学年100人超え、全校数500人超えの公立校です。

娘は “転校なんて嫌!!” だとか不安な感情を口にしたことは一度もなく、むしろ “早く学校へ行きたい!” “おともだち作るぞ〜!!”とポジティブな感情で、今回ポートランドにある、マンモス校へ飛び込みました。

ところが、登校2日目にしてトラブル、加えて日常的な小さな悩み(娘からすれば大きな悩み)を抱えだします。

小さな悩みだけ書くと…子供同士で起きた問題ではなく、大人が強いたシステムにて起こりました。

それは 、ランチ時間のこと。

現在通っている学校のランチシステムですが、個々が割り当てられた6桁の数字を打ち込んでランチ料金を決済するというもので、転校したばかりの娘はまだこのシステムに慣れていません。

6桁を押す作業も鈍く、6桁を覚えるのも容易ではないのに加えて、娘の後ろにはいつも長い列ができてしまうので、このランチ時の決済が毎日プレッシャーになっていたようです。

ある日 “明日からお弁当を作って欲しい” と娘が頼んできたことがあったので、理由を尋ねると、この日、長い列を作ってしまった娘に対し

「そろそろ覚えてきてよっ!!」

みんなの前で給食のおばさんから一喝されたそうな...。

恥ずかしさと焦りから当然ストレスを感じるようになり、ランチ恐怖症になってしまい...って、そりゃ〜私でもなるわ(# ゚Д゚)!!

おかしいと思っていたんだよね…ある日は、空腹の極限で帰宅してきたり、ある日はランチの内容を尋ねても

「ヨーグルトとミルク…」

と答え、

「それだけじゃないでしょ!?メインは?」

と聞いても

「買える量は決まっているのよ!!!ママには分からないでしょ!」

と怒ったような返答が…。
娘から、決済システム時の悩みを聞いた時、点と点が繋がったというか…。

私も夫も、これを聞いて猛烈に憤慨っ!

“大人が都合が良いシステム(オンラインで入金できる)だ!”

“そんなシステムを子供に強いるならば、せめて慣れない子や、低学年の子には優しく指導できる大人がいて当然よ!!スーパーのセルフレジには、店員がいるクセに!!”

...と言ったところで、学校や先生に訴えたわけではなく、あくまで夫婦の会話・汗

その横で

「ママ…モントリオールの学校の給食の時はね、みんなで食べ物を運んでさ、お姉さんやお兄さんがお皿に盛ってくれたんだ…」

懐かしそうにモントリオール時代を振り返る娘。
私も知ってる、そんな風景を何度も見たことがあるよ...。

「今日のランチはな〜に!?」

とキッチンを覗き込む子供たち。

「まぁ!もうお腹すいているの!?この子達ったら食いしん坊ねっ!あははは。」

そんな笑い声の響く給食室の風景を何度も見たことがあった。

今の学校は、連絡事項からスクールバスの延滞情報も含めて、全てオートマチック化されていて、常にスマホに連絡がきます。便利だし、正確だし、スピード感もあるけど…でも、何かが違う。

娘の小さな悩みを聞いて憤慨もしたし、腹もたったし、クソババア!と言いたくなったけど(笑)、夫と話し合って娘にはお弁当は持たせないことにしました。

「ゆっくりでいいんだよ!列ができたっていいんだ、何度もやればできるようになるさ!」

十人十色って言葉通り、色んな子がいるわけで、同じように教えたって、1回で理解できる子もいれば、アプローチを変えて説明してようやく理解できる子もいる。

なんかモヤモヤみたいなものが私達夫婦、娘共にいつも抱えながら過ごした数週間でしたが、昨夜、この映画を3人で観て、モヤモヤが吹っ飛びました。

『ワンダー 君は太陽』



予告だけで泣くわ、こんなん(´;ω;`)

日本では2018年6月15日公開!

米国では既に公開されているので、アマゾンプライムでレンタルして観ました。

感想ですが。

“この子(主人公)の状況と比べたら、6桁の数字が打てないのが何よ!?”

そう思ったってことでもないし、自分たちの悩みがちっぽけに思えた、そういうことでもないんです。

単純に「家族っていいな〜」「ともだちって最高だな〜」「生きるって素晴らしいな〜」っていう…笑

↑どんだけ浅い感想やねんっΣ(・∀・;)

いや、この映画を観終わった時、言い切れないほどの感情が溢れるのは当然のこと…グダグダ感想を述べるよりも、

「家族って…いいな〜!!」

「ともだちって…最高だな〜!!」

「生きるって…素晴らしいな〜!!」

おばちゃん...言葉としてはこの三言しか出なかった(´;ω;`)

6歳の娘も大号泣…。

はじめてかも!?映画をみて感情を抑えきれず泣いたのは...。

なんだろ...学校での自分の状況とリンクした部分もあったろうし、最近揺らぎそうになっていた自分の中にある正義や優しさは、やはり間違っていなかったという確信に繋がった途端にドワァァ〜と、溢れ出たっていうか…。

お涙ちょうだいって感じではなく、観終わったときは爽やかで、とにかく前向きになれました。

それから!この映画に出演している子供たちの演技がまたいいのよ!
主役の男の子なんて、演じているようにも見えなくて...天才子役と言われるだけあって、鳥肌モノ...。それから脇役の子供たちの演技も素晴らしいの何のって!

あっぱれ!

世の中にはこんな子供たちがいるのね〜。感心しました。


とにかく、是非、是非オススメです!
こどもたちにも、この夏、観て欲しい1本ですっ!


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ポートランドの小学校で行われたファンドレイジング “Young Audiences' Run for the Arts” に参加!

4/20/2018 AppMama 0 Comments


ポートランドにようやく春がやってきた!?
たぶん!そんな感じですっ!

ちなみに、ポートランドといえば、1年の半分が曇り☁ or 雨☂という天候…。

私達が引越してきた3月からこれまでも数えるほどしか晴天はなく、それでも、このグレーの世界に嫌悪感を感じるどころか、どんよりとした重い空を見るたびに

「オレゴンにいるんだな〜。」

と、むしろ自分の人生の展開に面白さを感じてきていたんですが、もう、そろそろね…オレゴンと自分の数奇な運命に浸るのも飽きてきたころで(笑)

Good timing〜!

今週の半ばから晴天続きっ☀
日中の気温は20度を超えることもあり、この暖かい日差しによって街路樹や庭の草花、あらゆる植物たちが一気に新芽や若葉で包まれて、一層にも明るく鮮やかな景色に変貌しました。

そんな晴天に恵まれた昨日、娘の学校で『Young Audiences' Run for the Arts』という募金活動のイベントがありました。
この活動は、アートに使用するお金を集めるファンドレイジングの1つで、集まったお金は、学校の芸術活動に使用されます。

娘の通う学校では、低学年であっても、走り続ける時間にハンデはなく、高学年と同様、そう…黙々とひたすら30分間走り続けましたよ!

実は私達夫婦、初参加ということもあり、イベントの主旨を全く理解しておらず、

「走るって言っても...低学年はトラックを2周くらいして、あとは高学年が走るんじゃない!?」

そう言いながら、本当に軽い気持ちで夫と応援にかけつけたのですが…

スタートの合図が鳴ると…

ドワァ〜!!!


全校生徒が一斉にトラックコースに飛び出します (;・∀・)
低学年も高学年もあったもんじゃありません(笑)

「うちの娘、娘、娘…ドコ?ドコ?ドコぉーーー!?」

なんせ、マンモス校ですからね…愛娘とはいえ、誰が誰だか…。

その時!

「ハーイ!ママ〜!!ダディー!!」



聞き覚えの声の方に視線を向けると、娘が猛烈ダッシュで我々の横を駆け抜けていくではありませんかっ。

「あ、いた、いた、いた\(^o^)/」

...って、ちょ、ちょ、ちょ〜っと待ってー!!!
何の競技と勘違いしてるの!?これマラソンだっつーのっ!

このイベントの主旨どころか、マラソンの主旨すら理解していない娘...。
娘の走りっぷりと言ったら、まるで100m走を思わすスピードで(汗)

「あのペースじゃ…バテるな。」

「うん、あのペースは危険だわ…」

そんな会話を夫と交わしながら、他の生徒の走りを観察してみると、みんなお友達とおしゃべりしながら並走していたり、途中歩いて呼吸を整えたりしながら、自分のペースで笑顔で楽しく走っています。

その一方で、1人で黙々と、ほぼダッシュで走り続ける娘(笑)

いつ、歩き出すんだろ…。
いつ、バテるんだろ…。

そう思って見ていると、娘が通るたびに手を伸ばして、ハイタッチをして応援してくれる夫婦がいました。

イベント終了後も娘に声をかけてくれていたご夫婦、

「この子の走る姿勢に、とても好感を持ったんだよ!」

そう私たちに話してくれたのですが、何百人もいる生徒の中から娘に手を差し伸べようと思ってくれたのは、一生懸命さが伝わったんだと思うし、親としては不器用な真面目さが時に不安に感じるけれど、それが彼女の輝きなんだと思い直すきっかけにもなり、とても嬉しく誇らしくなりました。

結局、30分間でトラックを11周した娘!!すごいっ!エライ!

「いつまで走るのかと思ったわ…すっごい疲れた (。・・。)」

やっぱり、主旨を理解していなかったのね(笑)

それより驚いたのは、全く息切れしていない こと(;・∀・)

最後はアイスキャンディーを配られてご満悦!

お疲れ様でした〜!!

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娘は優等生!?転校したアメリカの小学校で出会った、日本人ママについた嘘...。

4/09/2018 AppMama 0 Comments


新しい1週間のはじまりです(*^^*)
…って、月曜日の朝は平日のリズムを戻すのが大変!

ほら、ポーズ取ってる場合じゃないって!スクールバスが来ちゃうよっ(汗)

やべー!急げー!!

こ〜んな感じで、やっとこさ娘を送り出しました(;・∀・)!!

さて週末ですが、さすがはオレゴン!
期待を裏切らない安定の雨でしたので、ただでさえインドアな私たちは、喜んでインドアな休日を楽しみました。

映画を観たり、パズルをしたり、カードゲームをしたり、本を読んだりね(*^^*)

こちらポートランドにも、日本に戻った際、日本の学校にスムーズに適応できるよう、それから日本の文化を学べるようにと、日本の教科書を使って指導する “補習校” が毎週土曜日あります。
強制ではありませんが、やはり海外に住んでいると日本語を維持するのがとても難しくなるので、補習校へ通う日本人の子供は多いです。

しかし、ウチの子はご覧の通り、補習校に通わずに自宅で学習。

その理由の1つは “補習校” の宿題の多さ!

そもそも、日本の子供たちが1週間で学び覚えることを、海外に住む日本人の子供たちは、土曜日のこの補習校でまとめて覚えなければならないのですから、宿題の量が多くてもそれは仕方ないこと。
そもそも、この補習校に通っているから日本語を維持できる、各年齢の日本の教科書のレベルに追いつけるということではなくて、土曜日以外の6日間、個人が復習と予習をしなければ習得できるものではありませんから、宿題の多さも納得です。

しかし、娘の場合は補習校の宿題どころではなく、現地校のレベルに追いついていないことが判明し、夫と相談した結果、まずは現地校の授業に追いつく努力をしようということになりました(;・∀・)!!

それに、娘は『進研ゼミ』を受講していて、日本の勉強もコツコツ取り組んでいるから、意外と1年生レベルはできちゃうのよね〜(*^^*)

陰で努力すタイプってやつかしら〜  ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

>>手付かずの『進研ゼミ』のテキストが山積み...だけど、成果が出てる理由!

なので、先週の金曜日に日本人のママさんから

「娘ちゃん、補習校通う!?」

そう聞かれた際に

「うちは進研ゼミをやっているんだけど、1年生のレベルは今のところ保てているの…だから補習校は通わない ヘ(* ̄∇ ̄*)

とイキってしまったわけです…。

それが…

この週末に、久々に娘に復習も兼ねて日本語の基本中の基本のテストで、
小さい「つ・よ・ゆ」と、伸ばす音に関しての問題を出してみたところ…!!!


なんじゃ〜この答えは〜!!!

初対面のママに、どえりゃー “嘘” をついてしもーたやんけっ(笑)!!

“1年生のレベルは今のところ保てているの...”

↑恥ずかしすぎる発言っ(。>﹏<。)撤回!撤回!!!

ってか!

なんで  “ふうせん🎈”  が “へそっん”  になんねんっ!

“ぶどう🍇” “ふっう” って...どういうこと!?

怒る気にもならん(笑)

ちなみに、※この娘の回答と『進研ゼミ』の効果は全く関係ないことだけは明記しておきます(笑)

ちょっと、娘がぶっ飛んでるだけwww

真面目に『進研ゼミ』では、どうやって考えたらいいか、どう教えたらいいかを、シンプルにわかりやすく説明してくれるので、海外に住んでいるからこそ助かってます。(海外の算数の進め方や解き方は日本と異なることが多いので)

ちなみに、

「土曜日は(補習校通わず)お休みしたい、家で “進研ゼミ” で頑張るから!」

という娘の希望もあって、補習校はやはり様子見です。


よ〜し!もう1度、やり直そう…『進研ゼミ』!!



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アメリカの小学校の子供たちが持つ筆記用具と娘の不憫な筆箱事情...。

4/05/2018 AppMama 0 Comments


昨日、学校の初日を迎えた娘。

>>ポートランドの小学校へ転校!!アメリカの学校ならでは!?娘が驚いたこと...。


小学校はとっても楽しかったという感想で、娘が新しい学校をとても気に入ってくれたことにホッと胸を撫で下ろしていたのですが…。

事の発端は…夫っ!!

それは昨夜、学校に持って行く持ち物の準備をしていた時のこと。

「パパ!?お友達はカラーペンを学校に持ってきてたの…。私も持っていってもいい?カラーペンは持っていないから...そうだ!色鉛筆!この色鉛筆、全部持って行ってもいい?」

とにかく筆記用具を揃えたがるんです。
きっと周りの子の筆箱事情が気になったに違いない…わかる、わかる、特に女の子はね〜。

私も小学生時代、カラフルな鉛筆やら匂いのする消しゴムを揃えたがって、筆箱も、筆箱の中身も可愛くカラフルにするのがモチベーションを上げる1つ方法だったし、女の子同士のコミニュケーションのツールだったりしたもんね❤

…って、おい、何してる!?

ふと娘をみると、日本の幼児雑誌の付録でついてきたスタンプケースに消しゴムと、鉛筆をどうにか入れようともがいてる(汗)

「あ…あの…これを筆箱にしようと思って…」

どうみてもサイズ感の合わないプラスチックケースに鉛筆を無理やり入れようとしている姿を私に見られた娘は、少しバツが悪そうな、照れ隠しのような妙な笑みしてみせるも、目の奥は悲しそうに、今にも涙が落ちそうでした。

“あっ....!!!”

娘のその複雑な表情を見て思い出したのが、数日前の出来事。

小学校から娘の登校許可が下り、初日の持ち物が “鉛筆” と “消しゴム” と言われたので、それらを入れる筆箱を買いに行こうとすると

「アメリカの学校は、筆箱いらないんだよ(*^^*)!」

アメリカ育ちの夫は、そう言うのです。

「どうやって鉛筆と筆箱を持って行くのよ?」

「リュックの小さいポケットに鉛筆と消しゴムを入れていくんだ(^^)」

「は!?(笑)それはあまりにも雑な持ち方じゃない!?そんな風にして持っていったのは、あなたが男の子だからじゃないの?」

「いや、アメリカの生徒はそんな感じだって。日本の文房具は優れているから、文房具にこだわるんだよ。」

夫の言うことに納得しがたい部分もあるものの、もしも夫の言うように、鉛筆と消しゴムだけを持ってくるのが、所謂アメリカの生徒の常識だとしたら、文房具をあれこれ揃えてあげることで問題になっても可哀想だし、そのことが発端でトラブルになるのもどうかと思ったので、ここはシンプルに学校側から言われたものだけを持たせようと思い直したのです。

そう...きっと、この時、私達の会話を聞いて娘は色々諦めたのね...。

そんな娘の気持ちに気づかないまま、その夜、鉛筆と消しゴムをヘアゴムで束ねて、夫の言うところのリュックの小さいポケットに入れたのだけど...


娘が学校に行ってみると同級生らは、筆箱をちゃんと持ってきていたらしい(汗)

ただでさえ転入生という立場で初日は緊張もしていただろうに、周りの女の子たちが可愛い筆箱だの、ペンを出したら...ヘアゴムで束ねた鉛筆と消しゴムを出すのは抵抗があったに違いない....。

大人からすれば些細なこと...でも、そんな些細なことで傷ついたり、恥ずかしくなったりするのが子供。

しかし、それに気づいた時にはもう20時過ぎで…今から買いに行けるわけではないから、どうしてあげることもできない。

だけど、

「買おうね、筆箱!」

そう言うと

「え…? え?ホント!?」

涙ぐむ娘。

きっと “アメリカの学校は筆箱いらない” って言う夫の発言を聞いて “欲しい” なんて言い出せなくなってたんだ…。

夫が言うように、日本に比べてアメリカは凝った文房具もそれほどないですが、この筆箱事件の発端である夫に素敵な筆箱を見つけてきてもらおうと思います!

娘よ、悪かった!!


   

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ポートランドの小学校へ転校!!アメリカの学校ならでは!?娘が驚いたこと...。

4/05/2018 AppMama 0 Comments


今日、娘が小学校へ初登校となりました!

ちなみに、アメリカの小学校の新学期は9月からなので、学期の途中からの入学となる娘は所謂『転校生』!

ポートランドへ引っ越してから、すぐにでも学校には通わせてあげたかったのですが、申請書類の中にある、予防接種(州によって求められる予防接種が異なる)、それから現住所を証明する郵便を受け取ることができないと申請ができなかったこともあり、入学までに時間がかかってしまいました。

モントリオール時代は、学校選びは慎重に考えていたものの、ポートランドに来て1ヶ月しか経っていない私たちは、学校どころか、まだ街の勝手を把握できていないので、とりあえずは近所の公立校へと通わせることにしました。

ようやく申請書類が揃ったのが、一昨日のこと。
申請書類を持って学校へ提出しに行くと、これがもうあっさりしたもので(笑)

「この住所が記載されている郵便物をコピーさせてね。」

事務の女性は一旦事務所を離れ、住所をコピーして戻ってくると…

「明後日から学校へ来ていいわよ。持ち物!?鉛筆と消しゴムでいいわ!」

え?明後日!?

「これがランチメニュー、これが年間スケジュール表!!この子のクラスは…後で電話で伝えるわね!その他のことは…これ読めば分かるから!じゃあ、明後日ね〜!」

超〜あっさり〜!

日本の小学校と違い、教科書は使い回し、お道具箱やピアニカや笛なんてものもないし、とにかく鉛筆と消しゴムがあればどうにかなるらしい。

親の私達からすれば、いきなり “明後日が初登校” と言われてもとりわけ焦ることもないわけで(笑)

もちろん、ランドセルなんてものはないし、制服もないので、入学するにあたっての費用がかからないのは助かります…だけど、正直、私も夫もこの、ざっくばらんな感じに不安を感じるのはなぜだろう(笑)

ただし、そんなこったぁ〜娘にはどうでもいい話。
とにかく学校へ行けるのが嬉しい。

今日は初日なので、私達と一緒に登校。

トラムを待っていると…何故かトラムの停車場所にスクールバスが停まり…

「アンタ達!?乗ってく?」

トラムの停留所に突っ立っている私達をみかけたスクールバスの女性運転手が、どうやら気を利かせてくれた模様。
その場で無線を使って、私達を乗せてもいいか学校側許可を求めてくれた運転手。

1分ほどで許可が下り、なんと私達もスクールバスに乗って初登校!

私、スクールバス初めて…((o(´∀`)o))ワクワク

バスに乗っている間は、友達同士でワイワイガヤガヤ…おしゃべりタイム!
へ〜、こんな感じなのか〜(*^^*)!
この楽しい時間にまずは胸を撫で下ろす...。

バスを降りると正面玄関でベルが鳴るまで待機ー。
ベルが鳴ってはじめてドアが開くらしい。

ジリジリジリジリ〜!

ベルが鳴ると一斉に子供たちが学校へと入っていく…。
とりあえず初日なので、オフィスへと向かい、娘のクラスへと案内してもらって担任の先生と挨拶。

「それで、あなたの席だけど、え〜っと、この席か、この席が空いているけど、どっちの席にする?」

席もフランクなのね(笑)

娘が席を決めたところで、私達とはお別れ…。
私達が教室を去る間際、娘は私たちにハグをしにきてくれて、

「大丈夫だから…バーイ…」

私達を安心させようとしたのか、そう言って教室へと消えていってしまいまいました(´;ω;`)

教室を後にすると、複数の職員の方々…もしかしたらPTAのボランティアの父兄が、トランシーバーを駆使しながら学校の警備にあたっていました。
これもアメリカの学校ならではの光景なのかな。

さて、午後に娘を迎えにいくと娘は

「超〜楽しかった〜っ!

そう言って、新しい友だちとじゃれ合ったりしながら終始笑顔!

良かった、ひとまず安心!

逆に、娘からの一日の報告の中で驚いたことは…

ランチ時間内にランチを食べ終わることができずに困っていると

「次の授業に(ランチを)持ち込めばいいじゃん (・∀・)イイ!!」

そう友達に言われて、次の授業にそのランチを持ち込み、給食で出されたバーガーを食べながら授業を受けたらしいっ Σ(・∀・;)

それから、ランチは自分で購入するシステム...。でも、子供に現金を持たせるわけではなく、生徒一人ひとりがそれぞれ6桁の学生ナンバーを割り当てられ、そのナンバーを打ち込むことで決済されるシステムだそーな Σ(・∀・;)

“こんな複雑なこと、ウチの娘はできるわけなーい!”

そう不安に思っていたけど、本日のランチ “チーズバーガー” と “チョコレート・ミルク” 、しっかり購入できてたっぽい(笑)

それから、授業中であっても先生の許可なくトイレに行っても良いらしい Σ(・∀・;)

私の時代では考えられないッス…いや、カナダでもここまでフランクな感じはなかったようーな。

まぁ、色々と様子見ってことで...(笑)

当分は...娘が楽しければいいのかなと思います。
それが1番だもんね。

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ポートランド発!今、西海岸で人気のオーガニックアイス店『Salt & Straw』へ Let's go!

4/02/2018 AppMama 0 Comments


昨日の続き…。

>>ビールの街ポートランドには犬用のビールまで!?犬好きにはたまらない『Hip Hound』のご紹介。


NW 23rd Aveにあるペット用品店『Hip Hound』で、犬たちにジャーキーや犬用アイスを購入した後、NW 23rd Aveをブラブラしてみました。

そうこうしているうちに、目に入ってきたのが、並ぶ気にもならないほどの行列をなす有名アイス店『Salt & Straw』!!

混んでいる時は NW 23rd Aveで1番目立つ行列ができるほどで、ポートランド中のアイス店の中でも群を抜いてこのお店が人気です!

たまたまランチ時という時間帯が良かったのか、

いつもの半分の半分の半分の…

とにかく、いつもより列が短いではないのっ(・∀・)!!

喜んで並びます、並びますともっ!!

“この行列だと、せいぜい5分くらいかしら…?”

この程度の列なら、5分程度でアイスGETしてくると思った私は、夫と娘がアイスを購入してくるまでの間、犬たちと店の前で待機。

それが…大まちがーいっ!!

待てど暮らせど出てこない上に、私にとって恐れていたことが起こり出してね...。

犬たちに触れたい通行人たちに取り囲まれるんですΣ(・∀・;)

「Oh my gosh…!!!」

このフレーズが聞こえたら最後(笑)

そして

「Soooo cute!!!!!!」

このフレーズを合図に数メートル先からグワーーっと人が押し寄せてきて、あっという間に取り囲まれます(笑)

カナダ人もそうだけど、アメリカ人も思ったことは心で留めておかない主義…www

取り囲まれると芸能レポーター並に容赦ない質問攻め Σ(・∀・;)

最近、気づいたことですが…
トイ・プードルっていう犬種がポートランドではまだ珍しいようで、スタンダードプードルを連れた方に

「What kind of breed are they?」

と聞かれました。

トイ・プードルだと教えても

「Toy!?…Toy Poodle?」

全くピーン!とくる犬種じゃないようで(笑)

まぁ、チョビに関してはこのフェイスだもの、尚更...何犬?って感じになっても仕方ないよね。


とにかく、私1人で、この人数と話すなんて大変!

っていうか...ムリやんっwww

 “夫と娘よ!早くアイスを買って出てきて〜” と心から願ってみる。

んが…アイツら一向に出てこない。

実は、店の中にも列があったみたいなのよっΣ(・∀・;)

そんなわけで、夫と娘が出てきたのは並んでからなんと30分後!!

ちなみにこのアイス店は、ローカルの食材やオーガニックにこだわってハンドメイドで提供している “ポートランド発” のアイス屋さん。

“ポートランド発” というのは、LA、シアトル、サンディエゴ、サンフランシスコにも進出していて、今大注目のアイス屋さんなんです!

夫が撮影した店内の様子がこちら…

メニューがこんな感じ

注文するまでに3度ほど気になるアイスをテイスティングさせてくれるらしく、夫は、このテイスティングでお腹いっぱいになったそうで、テイスティングもアメリカンサイズの太っ腹!

それにしても、珍しいメニューにワクワクする!

・Arbequina Olive Oil(オリーブのアイス)

・Honey Lavender(はちみつとラベンダーのアイス)

・Strawberry Honey Balsamic with Black Pepper(イチゴ、蜂蜜、バルサミコとブラックペッパーのアイス)

「アンタ達〜!!一体どんな珍しいフレバーを選んだのぉ (ง ´͈౪`͈)ว ウキウキ」


「Roasted Strawberry Coconut(ローストストロベリーココナッツ)だよ(・∀・)!」

「...。」

おめーたち、ここまで並んでおいて少しは冒険せんか〜いっ(ง `ω´)ง

しかも30分も並んで1個しか買ってこねーのか〜いっ(ꐦ°д°)

「テイスティングでお腹いっぱいになっちゃってさ( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ )」

「うん、もうお腹いっぱい…ママ食べて ( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ )

って、食わねーのか〜いっ(;´༎ຶД༎ຶ`)

もう、本当にコイツらときたら…。

ちなみに、Roasted Strawberry Coconutの味ですが、口にした途端、1つ1つが愛情を込められて丁寧に育てられた食材であることを容易にイメージできるから不思議。口に広がるイチゴの風味、鼻から抜ける微かなココナッツの香り...自然の優しい甘さが本当に美味しくって、甘さの加減はパーフェクトでした!

人工甘味料など添加物が一切入っていない分、食べ終わった後の爽快感と本当の意味で甘さに対して満足感を得ることができる...子供にこそ、本当の甘みを知って欲しいから是非オススメです!!

『Salt & Straw』:https://saltandstraw.com
住所:838 NW 23rd Ave. Portland, OR(←私達が訪れた店舗)
電話:971-271-8168

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ビールの街ポートランドには犬用のビールまで!?犬好きにはたまらない『Hip Hound』のご紹介。

4/01/2018 AppMama 0 Comments


ポートランド、久々の晴天です。

ひだまりがなんとも心地良い…。

こんな晴れの日は…おでかけしなくっちゃ♪
休日だしね(*^^*)

というわけで、North West 23rd Aveへ。

実は、明日、アンとチョビの誕生日会を企画しているので、プレゼントを買いに行こうということになったわけです。

North West 23rd Aveにあるペット用品店『Hip Hound』へ。

犬にとっての…トイザらス〜(笑)

私達がこのお店を気に入っている理由の1つは、様々なジャーキーをお試し的な感覚で購入できること!

「一袋も購入したけど、食べないじゃないの〜!高かったのよ…このジャーキー (lll-ω-)ズーン」

犬を飼っている人ならば、こういう経験あると思いますが(笑)
こんな感じで色んな種類のジャーキーやソーセージが並べられていて、それぞれ1本ずつでも購入できます。

それから入り口付近には、人間用のカフェもあるので、犬にジャーキーを1本買って、飼い主はコーヒーを注文するっていう光景も珍しくなく、
人間と犬との境界線みたいなものを感じさせない店の作りも好きです。

って…ちなみにポートランドは、と〜ってもペットに寛容な街…!!!

スーパーでもブティックでも…大概のお店に犬が入れます!
当初、スーパーで買い物をしている時に盲導犬ではないワンちゃんが普通に店内を歩いているのを目にした時、それから高級ブティックの店内へワンちゃんを連れていくマダムを見た時は、さすがにおったまげました(笑)

当然、店員さんもお客さんも注意する素振りもなく…今や私も目が慣れて、卵売り場に犬がいようが、レジに犬が並んでいようが…もう普通の光景です(笑)

驚きと言えば “世界のBESTビール都市” 第1位に選ばれているポートランド…まさかと思ったけど…

犬用のビールもありました!

アンとチョビには、冷えたビールの代わりに…冷た〜いアイスをお買上げ!

そういうわけで、お土産選びにもオススメ!
ポートランドへお越しの際は是非チェックしてみてください!

『Hip Hound』:https://hiphoundshop.com
〒:610 NW 23rd Ave, Portland, OR 97210
☎:(503) 841-5410

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