ポートランドの小学校で行われたファンドレイジング “Young Audiences' Run for the Arts” に参加!
ポートランドにようやく春がやってきた!?
たぶん!そんな感じですっ!
ちなみに、ポートランドといえば、1年の半分が曇り☁ or 雨☂という天候…。
私達が引越してきた3月からこれまでも数えるほどしか晴天はなく、それでも、このグレーの世界に嫌悪感を感じるどころか、どんよりとした重い空を見るたびに
「オレゴンにいるんだな〜。」
と、むしろ自分の人生の展開に面白さを感じてきていたんですが、もう、そろそろね…オレゴンと自分の数奇な運命に浸るのも飽きてきたころで(笑)
Good timing〜!
今週の半ばから晴天続きっ☀
日中の気温は20度を超えることもあり、この暖かい日差しによって街路樹や庭の草花、あらゆる植物たちが一気に新芽や若葉で包まれて、一層にも明るく鮮やかな景色に変貌しました。
そんな晴天に恵まれた昨日、娘の学校で『Young Audiences' Run for the Arts』という募金活動のイベントがありました。
この活動は、アートに使用するお金を集めるファンドレイジングの1つで、集まったお金は、学校の芸術活動に使用されます。
娘の通う学校では、低学年であっても、走り続ける時間にハンデはなく、高学年と同様、そう…黙々とひたすら30分間走り続けましたよ!
実は私達夫婦、初参加ということもあり、イベントの主旨を全く理解しておらず、
「走るって言っても...低学年はトラックを2周くらいして、あとは高学年が走るんじゃない!?」
そう言いながら、本当に軽い気持ちで夫と応援にかけつけたのですが…
スタートの合図が鳴ると…
ドワァ〜!!!
全校生徒が一斉にトラックコースに飛び出します (;・∀・)
低学年も高学年もあったもんじゃありません(笑)
「うちの娘、娘、娘…ドコ?ドコ?ドコぉーーー!?」
なんせ、マンモス校ですからね…愛娘とはいえ、誰が誰だか…。
その時!
「ハーイ!ママ〜!!ダディー!!」
聞き覚えの声の方に視線を向けると、娘が猛烈ダッシュで我々の横を駆け抜けていくではありませんかっ。
「あ、いた、いた、いた\(^o^)/」
...って、ちょ、ちょ、ちょ〜っと待ってー!!!
何の競技と勘違いしてるの!?これマラソンだっつーのっ!
このイベントの主旨どころか、マラソンの主旨すら理解していない娘...。
娘の走りっぷりと言ったら、まるで100m走を思わすスピードで(汗)
「あのペースじゃ…バテるな。」
「うん、あのペースは危険だわ…」
そんな会話を夫と交わしながら、他の生徒の走りを観察してみると、みんなお友達とおしゃべりしながら並走していたり、途中歩いて呼吸を整えたりしながら、自分のペースで笑顔で楽しく走っています。
その一方で、1人で黙々と、ほぼダッシュで走り続ける娘(笑)
いつ、歩き出すんだろ…。
いつ、バテるんだろ…。
そう思って見ていると、娘が通るたびに手を伸ばして、ハイタッチをして応援してくれる夫婦がいました。
イベント終了後も娘に声をかけてくれていたご夫婦、
「この子の走る姿勢に、とても好感を持ったんだよ!」
そう私たちに話してくれたのですが、何百人もいる生徒の中から娘に手を差し伸べようと思ってくれたのは、一生懸命さが伝わったんだと思うし、親としては不器用な真面目さが時に不安に感じるけれど、それが彼女の輝きなんだと思い直すきっかけにもなり、とても嬉しく誇らしくなりました。
結局、30分間でトラックを11周した娘!!すごいっ!エライ!
「いつまで走るのかと思ったわ…すっごい疲れた (。・・。)」
やっぱり、主旨を理解していなかったのね(笑)
それより驚いたのは、全く息切れしていない こと(;・∀・)
最後はアイスキャンディーを配られてご満悦!
お疲れ様でした〜!!
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