56年ぶりの開催なるか!? 2020年・東京オリンピックに向けて国立競技場が生まれ変わる!
皆さん、2020年の夏季オリンピックのメインスタジアムとして、国立競技場が改築に向けて進んでいるのはご存じでしょうか!?
テレビや新聞でも、新国立競技場のデザインは、かなり話題になっているので改めて紹介する間でもありませんが、去年『新国立競技場基本構想国際デザイン・コンクール』というコンペが開催され、46点の応募がありました。
その46点の応募作品の中から選ばれた最優秀賞作品がこれですっ゚.+:。 ヾ(。・ω・)ノ゚.+:。
・・・わ、わっ、わぁーーおっ(;◔ิд◔ิ) !!!
これは、イギリスにある「ザハ・ハディド・アーキテクト」という建築事務所の代表で、イラク出身の女性建築家 “ザハ・ハディド” 氏がデザインした8万人を収容できる “全天候可動式” のスタジアムだそうですっ(*゚Д゚*)ェ
総工費はなんと1300億円で、まるでアブダビやドバイなど、アラブのお金持ちの国にあるような近未来的なデザイン(・д・oノ)ノ
このような建物が新宿区にできるなんてまだ信じられませんっ!
これほど大規模な改築を行う大きな理由!それが、2020年夏季五輪招致!
6日、澤選手ら招致大使と招致委員会のメンバーが「立候補ファイル」を提出する為に、スイス・ジュネーブに到着し、本格的に招致に向けて動き出したようです。
しかしながら、2020年の夏季オリンピック開催地を狙うのは日本だけではありません(ノ `・∀・)ノ゙
ライバルは、初のイスラム圏開催を目指すトルコ・イスタンブールと3回連続立候補のスペイン・マドリード!!!
どちらも、歴史、建築物、街の雰囲気・・・どれをとっても魅力のある都市で強敵ですっ!
ここで、それぞれの街の利点と欠点と言われている箇所を挙げてみます!
【東京】
利点:競技場を半径8キロ圏内に集中させ、コンパクトさや治安の良さでアピール
欠点:東京で開催したいという熱意がない
【イスタンブール】
利点:イスラム圏初の開催地
欠点:隣国シリアの情勢不安
【マドリード】
利点:施設の充実
欠点:経済不安
季節などの面から、東京が高評価のようですが、やはり東京で開催したいという熱意のなさは大きな弱点だと言われています。
この支持率の低さは、IOCも把握していて、2012年5月にそれぞれの都市に世論調査を実施したところ、次の結果になったそうです!
【東京】
五輪開催に賛成47%、どちらでもない30%、反対23%
【イスタンブール】
五輪開催に賛成73%、どちらでもない25%、反対3%
【マドリード】
五輪開催に賛成78%、どちらでもない5%、反対16%
・・・明らかに東京で五輪を開催したいという熱意は他の都市に負けていますね(ノω<;)
この結果の理由には、2011年の東日本大震災の影響があり、街頭インタビューで「まだ復興もできていないのに・・・」という声がありました。
東京都は前回も五輪開催国に名乗りを上げていて、前回は招致活動に150億円費やしたと言われています。今回は、その半分の75億円だそうですが、それにしても招致活動費というのは、ものすごいお金が動いているのですねΣヽ(゚∀゚;)
開催国に選ばれるか否か・・・キーポイントになるのが『ロビー外交』と言われています。
2011年に開催されたロンドンオリンピックですが、ロンドンを開催地として選ばれた1つの理由がこのロビー外交だと言われています。
なんでも、投票直前の48時間でブレア首相は64人のIOCメンバーと直接握手し、その反面、シラク大統領はフランスが開催地として優位であるという情報もあってか、最低限の活動しかせず、IOCメンバー誰一人とも握手しなかったと言います。このこと全てが結果に繋がったとは言えないにしろ、日本の招致委員のメンバーもこのロビー外交は重要視しているようです。
ブレア首相のように、例え劣勢であったとしても最後の最後まで粘る姿勢は、政治においてもスポーツにおいても学問においても大事ですね。
前々回のブログにも書きましたが “熱意” というのは大切なんだと改めて感じました。
東京、イスタンブール、マドリード・・・どの都市が五輪開催国に決定するか分かりませんが、大切なのは建物でもお金でもなく“熱意”なのかもしれません(*´ェ`*)
2020年の夏季オリンピック招致に関しては賛否両論あると思いますが、私は、未来を担う子供達に大きな夢や希望を与えられる機会だと思います。
経済効果や政治的な面ばかり捉えがちですが、被災地で懸命に暮らしている子供達、そして、日本中の子供達に大きな夢と希望を与えることは、後にこの国の財産となり日本が元気になっていくことに繋がるのではないかとAppMamaは思います!
それでは、また・・・See you~☆ガンバレ!ニッポン!!
オリンピック、いいですね。
返信削除もちろん、開催費用の一切は、賛成されているあなたと都民の皆さん、それから参加する選手と役員の皆さんの負担ですよね。
税金は、原発事故対策や医療強化(選手強化は全額受益者負担で!)に振り向けて、安心・安全な日本を取り戻しましょう。
そうそう、静けさを求める高齢者の方など、オリンピックに関係のない方々に迷惑をかけない配慮、これこそが日本人らしい奥ゆかしさ、ってやつですよね。
匿名さん、コメントありがとうございます。
返信削除確かに開催費用の一切は、私達の負担になるのかもしれませんね。
しかし、もっと無駄な税金の使い道も沢山あります。
私はオリンピックは無駄な税金だとは思いません。
静けさを求める高齢者への配慮や、オリンピックに関係無い方々に迷惑をかけない配慮ができて当たり前だと思いますし、それが日本人の奥ゆかしさだとは私は思いません。
これはマナーや常識の問題だと思います。
マナーのあるオリンピックであってほしいと思います。