カナダ永住権取得方法に新たな選択肢が!?「スタートアップ・ビザ」に挑戦してみるぞ!!
最近、カナダの永住権取得について毎日のように多くの方からメールが届くようになりました。
カナダ永住権取得を目指す方が、色々調べているうちに私のブログに辿り着き、興味を持って読んでくださっていること、そしてメールを頂けるのはとても嬉しい限りです。
・・・と、同時に、こんなに沢山の方がカナダ永住権取得に興味を持っているんだと率直に驚いてもいます。
さて、私のブログを読んだ方から頂くメールのほとんどは、このケベック州の移民プログラムについての質問が多いです。
ケベック州の移民プログラムは様々ありますが、中でも『QSW(ケベックスキルワーカー)』か『PEQ(ケベック経験クラス)』を利用して永住権申請を試みる方が多いのではないでしょうか。
『QSW(ケベックスキルワーカー)』は、職業訓練校に通うこと+ある一定のレベルのフランス語マスターすることで申請できます。
『PEQ(ケベック経験クラス)』は、1年以上フルタイムで働くこと(もしくはPEQの要件を満たすケベック州のディプロマの取得)+ある一定のレベルのフランス語マスターすることで申請ができます。
“なんだ、どちらも簡単じゃないか!” と思われるかもしれませんが、まず『QSW』の職業訓練校に関しては、コースによって取得できるポイントが違うので、学びたいコースではなく、ポイントの高いコースを選択するのが懸命です。
つまり、高い学費を払って興味のないコースを8ヶ月〜2年という期間受講しなければならず、この期間は学生ビザですから、働くことができないということを念頭に置いて移民しなければなりません。
それなら数年働いて申請できる『PEQ(ケベック経験クラス)』で永住権の申請をする方が得策だろう思われるかもしれないのですが、ここでネックなのがフランス語!
そう、ケベック州はフランス語が公用語なので、英語以外にフレンチができないと就職が難しいと言われています。マクドナルドでさえもメニューはフランス語だったりしますからね。
私達がどちらの方法で移民申請を目指そうとしていたかというと、職業訓練校へ通うことで移民申請ができる『QSW(ケベックスキルワーカー)』での永住権取得を目指していました。
夫は、一番短期間で高ポイントを確保できるブッチャリー(食肉加工)のコースを選択し、実際に席まで確保し、フランス語のレベルをクリアする為、9月から語学学校にも通い始めました。
誤算だったのは、9月からブッチャリーのクラスが始まるということで、5月にモントリオールに移住したのですが、ブッチャリーのコースの受講者が集まらず、なんと来年の1月まで待つ様に言われてしまったことです。
しかし、この誤算によって新たな選択肢が見つかりました。
それは『Start-up visa(スタートアップ・ビザ)』というカナダ政府が提示している移民方法で、政府が指定したベンチャーキャピタルから2千万円以上の投資を受けることで永住権申請ができるというのです。
2千万円以上の投資ぃ!?
かなり敷居が高いように感じますが、どうあれ、これはひとつのビジネスチャンス!!
というよりも、大きな大きなビッグチャンスと捉えて、永住権申請関係なく、挑戦してもらおうと思います。投資家たちが、夫のビジネスプランに興味を持ってくれたり、将来性を見込んでくれれば可能な話なのですから、まったく可能性の低いことではないと思っています。
ちなみに、この『Start-up visa』はまだ新しい為、永住権取得をした方はまだおらず、事例がないそうです。夫が第1号になれたらそれはそれでスゴいと思うのですが、いやはやどうなることでしょうね。
とにかく失敗を恐れず突き進むのも大事ですし、失敗から得られるチャンスも沢山あるし、人生やってみないと分からないことだらけですから、やれるだけやってみようと思います!
それでは、またSee you〜☆
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